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O脚矯正と体(変形性脊椎症とは)


脊椎に老化による変形が起こる
 脊柱(背骨)をX線で撮影したときに、脊椎と脊椎の間にあってクッションの働きをしている椎間板が薄くなっていたり、脊椎のふちに骨きょくと呼ばれるとげ状の突起が生じているなど、変形性関節症に見られるのと同じような老化による変化がうつっているものを、変形性脊椎症といいます。
 このような老化による変形は、四十歳以上の人にかなりの頻度で見られるものですが、痛みなどの症状がない方も多いです。

 このうち、痛みなどの苦痛となる症状がある場合だけ、変形性脊椎症という診断名が用いられ、治療の対象となります。
 変形性脊椎症は、老化が原因で起こったもので、根本的に治すてだてがありませんし、苦痛となる症状がなければ日常生活が不自由になることまないので、X線写真で脊椎に老化による変形が見つかったからといって、変形性脊椎症という診断名は用いないのです。
 変形性脊椎症がおこりやすい部位は、最も負担のかかりやすい腰椎で、これを腰部変形性脊椎症といいます。次いで頭部を支える頚椎におこりやすく、これを頸部変形性脊椎症といいます。

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2008年11月30日

O脚矯正と体(椎間板ヘルニア)


急性期には、まず安静に
 治療
 椎間板ヘルニアの痛みは、脱出した髄核によって神経根が圧迫されることと、神経根やその周囲に炎症が生じることが原因ですから、痛みの激しい急性期には、消炎鎮痛剤を内服して安静にしていれば、数日から一週間で楽になります。

 しかし、炎症は一時的に消えても、ヘルニアが引っ込んでしまうわけではないので、痛みが軽くなって慢性化したら、運動療法などをおこないます。
 足に症状が残っていいる場合の牽引療法では、症状が悪化する場合もあります。
 温熱療法の目的は、腰や足の痛む部分を温めて、硬くなった筋肉を柔らかくし痛みを和らげるというものです。
 運動療法での腰痛体操などは痛みが強くなる場合もありますので、少しやて観て痛みが出なければ、軽めにやるぶんにはよいでしょう。ただ、腹筋や背筋を鍛えたアスリートも腰痛に悩まされたりしますので、あまり背筋や腹筋を鍛えたとしても、痛みじたいは軽減されにくいと思います。
あまりにも痛み続き、足にまひが出そうな方などは手術を受けたほうがいいと思います。画像診断や徒手検査においてヘルニアからの症状ということがある程度断定ている場合は早めの手術を受けたほうがいい場合もあります。
手術 
 手術は通常全身麻酔でおこなわれます。手術の方法には、背中を切開して脱出した髄核を切除する後方手術と、腹部から入り、ヘルニアを椎間板ごと摘出する前方手術とがあります。どちらの方法にするかは、ヘルニアの大きさ、椎間板の変性の程度、ヘルニアを起こした部位近くの脊椎の状態などで決めます。
 入院は普通一ヶ月くらいで、二週間ぐらいすると歩けるようになります。手術の経過は、手術によって異なりますが、手術後も一定期間はコルセットを使用したりします。決められた安静期間内は、脊椎に負担がかかる運動は避けなければなりません。

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O脚矯正と体(椎間板ヘルニア)


頚椎の椎間板ヘルニア
 頚椎に椎間板ヘルニアが起こったときは、主に左右いずれかの腕に放散する痛みとしびれ、脱力感が起こり、頸部が痛むために、首が動かせなくなったりします。

 髄核が後方中央に大きく脱出したときは、神経根よりも脊髄を直接圧迫する為に、しびれ感が足の先から上のほうに上がり、胸の辺りから腕までしびれます。
 そのため、歩行障害が起こりやすく、特に階段をのぼりおりするときによろけたりすることがあるので、注意が必要です。
検査と診断
 主に整形外科でレントゲンやMRIなどの画像診断で判別できます。
他の脊椎や脊髄の病気と鑑別する為に、筋電図検査、血液、尿検査のどがおこなわれることもあります、椎間板ヘルニアであれば、血液、尿検査には異常がありません。
 なお、X線検査では、椎間板ヘルニアを発見することはできません。手術などの為にヘルニアの位置と状態を正確に知る必要がある時は、脊髄空に造影剤を注入して撮影する脊髄造影などの、特殊なX線検査がおこなわれます。

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2008年11月29日

O脚矯正と体(椎間板ヘルニア)



腰部と頸部では症状が違う
症状
 ヘルニアのおこった部位によって症状は違います。また、脱出のおおきさと症状の強さは必ずしも比例せず、ヘルニアの程度は軽くても症状が強いこともあれば、その逆もあります。

腰椎の椎間板ヘルニア
 重い荷を持ったり、腰をひねったりしたときに突然激しい腰痛が起こる、いわゆるぎっくり腰のかたちで発症することがあります。このときは激しい痛みで動けなくなりますが、たいてい2〜3週間でよくなり、その後慢性化します。
 また、いつとはなしに、鈍い腰痛や手足のしびれ感や、しばらくするとその症状は消えるのですが、なたいつとはなしに再発するといったことを繰り返す慢性のかたちで始まることもあります。
 急性の場合であれ慢性の場合であれ、腰椎におこった椎間板ヘルニアでは、多くは腰痛のほかに、左右どちらか片側のお尻から大腿部の後ろ側、下腿の外側、さらにつま先まで激しい痛みがはしる坐骨神経痛の症状をともないます。
 ヘルニアによる坐骨神経痛の特徴は、せきやくしゃみ、あるいは排便時に力んだりするだけでも痛みが強くなることで、これをデンジェラ症候ということもあります。
 顔尾を洗うときに前かがみになったり、中腰など、腰を丸めた姿勢でも痛みが増し、背中をまっすぐに伸ばしたり、寝た姿勢で安静にしていると、痛みは軽くなります。  
 さらに、痛みの他にしびれや脱力感、知覚障害が見られ、物につまづきやすくなったりします。腱反射(腱を打つと筋肉が収縮する反射。膝頭を軽くたたくと、反射的に足が跳ね上がることでしらべます)が鈍くなったり、筋肉の萎縮や筋力の低下が現れることもあります。

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O脚矯正と体(椎間板ヘルニア)


どんな病気か?
 椎間板は、椎体と椎体の間にあって脊柱に加わる衝撃を緩和するクッションの役割をしています。
 椎間板は、中央にゼラチン様の柔らかい髄核があり、その周囲を線維輪という比較的硬い軟骨が幾重にも囲んでいて、脊柱に上下から加わる力を全体に均一に分散させ、衝撃をやわらげています。

 二十歳代になると、椎間板に変性が始まり、線維輪の弾性力がなくなり、ところどころに亀裂が生じ始めます。一方、髄核はまだ水分を十分にふくんでいて、弾力性も保たれているので、椎間板に強い力が加わると、椎間板内の圧が一時的に上昇し、線維輪の亀裂から髄核が押し出されてきます。この状態が椎間板ヘルニアです。
 線維輪の亀裂は、抵抗の弱い後側方や後方に生じることが多いので、ヘルニアの背中側におこりやすいのですが、その部位には脊髄や脊髄から分散する神経根があるために、それらが脱出した髄核によって圧迫されて、痛みなどの症状がおこります。
病気になりやすい人
 椎間板ヘルニアは、髄核にまだ弾力があって線維輪に亀裂が生じている二十歳から三十歳代の男性に多い病気で、腰椎の下部に最もおこりやすく、この年代の男性に見られる腰痛の多くの原因になっています。
 急激に腰をひねったり、中腰で重いものを持ち上げたりしたときに、椎間板に強い力が加わっておこることが多いものです。
おこりやすい部位
 腰椎におこることが多く、頚椎におこることもありますが、腰椎に比べると頻度ははるかに低いです。頚椎におこった椎間板ヘルニアは、手のしびれや、痛みの原因になります。

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2008年11月28日

O脚矯正と体(風邪について)


かぜ症候群の病原は80〜90%がウイルス感染であり、そのほか10〜20%がマイコプラズマ、クラミジア、細菌などの感染による場合もある。こうした事実から多くの風邪に抗生物質は無効とされている(抗生物質は抗菌剤であってウイルスには無効である)。

風邪をひいて病院に行くと多くの場合抗生物質を処方されるが、(ほとんどの場合)風邪の原因はウィルスであるので、細菌を効果の対象とした抗生物質が効くはずはない。実際、抗生物質を飲んでも飲まなくても、風邪をひいている期間は同じだという調査結果がある。"抗生物質が、風邪をひいている期間を短くする"などという科学的論文は存在しない。つまり、普通の風邪であれば、結局、抗生物質を飲まなくても治っているのである。(ただ、患者の側は病院や医師の暗示にかかって、それに気づかないでいるだけ)。患者は薬で風邪を直しているつもりでも、実際に風邪を治しているのは、人体が本来持っている自然治癒力なのである。
一番は風邪にかからないこと、かからないようにするにはよく手を洗うのが一番、近くに風邪を引いている人がいるときは、できるだけ自分の顔を手で触らないようにすることによって感染の予防ができる。
これは、手についた風邪の菌を顔を触ることによって目だとか鼻だとか口から感染することを防ぐ為である。

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O脚矯正と体(腰痛)


手術的療法
 保存的療法で治りにくいものや、足が動かしづらくなるなどの神経脱落症状が進行するような場合は、原因を取り除く脊椎外科手術がおこなわれます。手術は多くは全身麻酔でおこなわれます。治療効果もそれなりにあります、神経脱落症状がでてくると、数ヶ月で歩くときに下垂足といって足首が上がらなくなる場合などもでてきます。こういった場合は、早めの手術が必要になってきます。

日常生活の注意
 体の沈む柔らかいマットで寝たり、かかとの高い靴やそこの硬い靴を履くと、腰に負担がかかり、腰痛が起こりやすくなるので、長時間の使用を避けるなどの注意が必要です。
また、イスに長時間腰掛けて同じ姿勢で仕事を続けると、腰に負担がかかってきます。適当な時間に背中を伸ばす運動や軽い体操をおこなうなどの習慣をつけるようにします。また座っているときに腰に当たるようなクッションを入れて座るのも効果的です。
 腰痛経験のある日ともない人も不用意に間違った姿勢で物を持ち上げると、腰に過度な負担をかけ、ぎっくり腰の原因になることが多いものです。膝を曲げ、きちんと腰を落として、自分の体に近い位置で持ち上げるなどの注意が必要です。
また、一日中立って仕事をする人は、仕事後に少し歩くなどの運動をすることによって、血液の流れをよくして、足や腰の筋肉の疲労を取ることができます。
いずれの場合でも、横になっている以外はおきているわけですから骨盤は広がろうとするほうに形作られますので、ゴムバンドを骨盤に巻くと腰痛軽減や腰痛予防に効果を発揮します。

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2008年11月27日

O脚矯正と体(腰痛)運動療法


 脊椎は、腹筋や背筋などで支えられています。ですから腹筋や背筋の力を強化する腰痛体操がありますが、慢性腰痛の方でも、この体操自体痛くてできないという人もかなりいらっしゃいます。腹筋や背筋を鍛えると、脊椎の安定性を増加する大変効果的な治療法といわれていますが、サッカーをやっている人で腰が痛いからトレーナーに腹筋と背筋を鍛えなさいといわれ続け二年間続けたが一向によくならず、ほんにんも、これではだめとやっと気づいてやめたそうです。

そのとき背筋もあまり痛くてできなかったそうですが、腹筋が割れているくらい付いている選手でさえも腰痛になります、そういった方にも腹筋や背筋を鍛えてくださいといっても、あまり意味がない、背筋や腹筋が弱っているから腰痛になったわけではないのです。それに、やせ細っていて、腹筋や背筋が全然ない方でも腰痛に悩まされないのはなぜでしょう?それは、体のバランス自体がいいとしか言いようがありませんし、普段腰に負担をかけていないのでしょう。
ある程度腰痛が改善されてからおこなう運動は、軽い持続的な運動がお勧めです、30分くらい歩いたり、プールで泳いだりします。プールでの泳ぎは平泳ぎやバタフライはやめたほうがいいでしょう、平泳ぎやバタフライは背筋を多く使うので、腰が痛くなりやすいです。人によって、歩行でも痛みが増す方もいらっしゃいますので、そういった方は骨盤にゴムバンドをまいての腰回し運動が効果的です。
とにかく十分にあった運動がありますから今いったようなことをしてみて痛みが増すような場合は時期が早いのか、その運動の動き自体がその方の体のバランスにあっていないということです。色々試しても痛みが出る場合は、まだ運動は行はないようにしましょう。

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O脚矯正と体(予防接種)


 昨日当院がお休みだったので、やっとインフルエンザの予防接種に行って来ました。それというのも4年前に2年続けてインフルエンザに感染したからです。2回ともお正月休みだったので近くの病院はお休みのところが多く、開いているところを確認して病院にいってきました。
 急な発熱を伴い倦怠感もありとてもつらいものです。
今はかかったかなと思ったら病院にいき診察のときにすぐインフルエンザか普通の風邪なのかをチェックするものがありますから、インフルエンザとわかるとすぐにタミフルなどの処方せんが出て、早めにタミフルを飲むとインフルエンザには効果的に効きます。
 ただ、薬を飲んだからといってもまだ熱っぽさや、だるさも残りますのでできれば毎年の予防接種をお勧めいたします。
 卵アレルギーなどがある方は、受けられない場合が多いので、医師にしっかりと相談してから受けるようにしましょう。

予防接種
ワクチンの免疫は型が合わないと効果がないの?
 Aソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B型の3種類の混合ワクチンですので、新型ウイルスが出現しなければこのうちどの型が流行しても効果があります。
しかし、 ウイルスの突然変異があるので効果が低下する可能性がありますが、近年は予測技術も高まって、実際の流行とはほぼ一致しています。
 ワクチンを打ったのに“かぜ”をひいたのはなぜ?
インフルエンザのワクチンは普通の”かぜ”(普通感冒)に効果はありません。しかし、ワクチンは健康な成人のインフルエンザに対する発症予防効果は70〜90%と高い効果が認められています。

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2008年11月26日

O脚矯正と体(インフルエンザ予防接種)


日本におけるインフルエンザの流行・拡大は、小学校で始まると考えられています。 小学生は罹患(りかん)率が高く、それが家庭で成人や高齢者に感染していきます。
高齢者は罹患率は低いのですが、逆に死亡率は高く、インフルエンザにかかると重篤な症状となり、死亡率が高くなります。
インフルエンザの中、A型のウイルスはヒトだけでなく、鳥やブタ、馬、鯨など他の動物にも感染します。通常はヒトからヒトへというように同種の間で感染し、ヒトが他の動物のインフルエンザにかかることはほとんどありません。

しかし、インフルエンザウイルスの遺伝子情報が子のウイルスにコピーされる時に、遺伝子情報が変更され性質が変わる(変異する)ことがあります。変異によって、これまでヒトに感染しなかったインフルエンザウイルスがヒトへ感染するようになり、さらに、ヒトからヒトへ感染するウイルスが現れる場合があります。このようにして、ヒトからヒトへ感染する新しいインフルエンザが出現した場合を、「新型インフルエンザ」といいます。
 鳥インフルエンザは、自然界で鳥が感染するインフルエンザです。通常はヒトに感染することはありませんが、近年、東南アジアを中心にヒトが感染する例が報告されています。最初は1997年に香港で18名がA型のH5N1に感染した鶏より感染し、内6名が死亡しています。このA型H5N1の運び屋として水鳥や渡り鳥(カモなど)が確認されています。特にこのウイルスは鶏が大量死することが、注目されています。ヒトからヒトへの感染はまだ確認されていないので、新型インフルエンザとはいえませんが、鳥インフルエンザが新型インフルエンザになる可能性はあります。
 予防法は、帰宅後うがいや手洗いをする、マスクをつける、人混みを避けるなど、通常のインフルエンザと同じです。しかし、この場合ヒトは全く抗体を持っていませんのでワクチンを接種する必要があります。現在のワクチンは新型インフルエンザには効きませんが、新型インフルエンザに効くワクチンを早期に実用化するために、世界中で研究が行われています。新型インフルエンザの治療には、抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)が有効であると考えられています。このため、国や一部の自治体では、新型ウイルスの出現に備えて、抗インフルエンザ薬の備蓄を行っています。
 インフルエンザウイルスは抗原性の違いにより、A型、B型、C型に分類されますが、パンデミック(流行が短期間に世界的に拡大し、多数の人々が年齢を問わず感染する状態)をおこすのはA型です。
A型ウイルスはさらに、表面抗原の違いによりHA(H1〜H15)、NA(N1〜N9)の亜型に分類されています。ヒトでパンデミックを起したのはH1〜H3の3種、N1〜2の2種です。
パンデミックは、ウイルスの表面抗原とくにHAが不連続変異をおこして新しい型になったため、この新型ウイルスに免疫を持たない多くのヒトに感染が拡大したと考えられています。

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O脚矯正と体(インフルエンザ予防接種)


インフルエンザと“かぜ”(普通感冒)とは、原因となるウイルスの種類が異なり、通常の“かぜ”(普通感冒)はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急に38〜40度の高熱がでるのが特徴です。
さらに、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの激しい症状は通常5日間ほど続きます。

また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児などは命にかかわることもあります。
インフルエンザは突如、強烈な流行が発生することが特徴です。「スペインかぜ」 「香港かぜ」など世界的に大流行し多くの死者を出したインフルエンザもあります。
健康な人もインフルエンザにかかると本人が苦しい思いをするだけでなく、ウイルスをまき散らして周囲の人に感染する原因にもなります。
インフルエンザウイルスはA型、B型、C型の3つに大きく分けて分類され、毎年流行を繰り返すごとに変異株がでています。特にA型は多くの変異株があり、世界的な大流行を引き起こします。B型も流行がありますが、C型は軽症のことが多いのです。
日本ではインフルエンザは12〜3月に流行します。これは、温度が低く乾燥した冬には、空気中に漂っているウイルスが長生きできるからです。
また、乾燥した冷たい空気で私たちののどや鼻の粘膜が弱っています。年末年始の人の移動で ウイルスが全国的に広がるのもひとつの原因だと言われており、これらの原因が重なって流行しやすい時期となっています。通常の”かぜ”普通感冒) のウイルスの感染様式は(かぜウイルスのなかでも最も多いライノウイルスの場合) 特に手から手による接触感染の頻度が高いといわれています。
それに対して、インフルエンザウイルスは患者のくしゃみや咳、痰などで吐き出される微粒子(飛沫) を介して感染する「飛沫感染」が中心です。
くしゃみや咳に含まれるウイルスがそのまま、 あるいは空気中に浮遊しているうちに他の人の呼吸器に吸い込まれる。インフルエンザに感染すると、重症化や合併症を引き起こす可能性の高いグループのことで下記の方が当てはまります。
1,65歳以上の高齢者、
2,妊娠28週以降の妊婦、
3,慢性肺疾患(肺気腫、気管支喘息、肺線維症、肺結核など)、
4,心疾患(僧帽弁膜症・鬱血性心不全など)、
5,腎疾患(慢性賢不全・血液透析患者・腎移植患者など)、
6,代謝異常(糖尿病・アジソン病など)、
7,免疫不全状態の患者
ハイリスク群に当てはまる人は、日ごろから予防を心がけるだけでなく、重症化を防ぐためにも医師と相談のうえワクチンを接種することが望ましいと考えられます。

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O脚矯正と体(腰痛)薬物療法


 炎症や痛みなどの症状に応じて消炎、鎮痛剤を中心に組み合わせた薬剤を内服します。
注射療法
 痛みを感じる部位や、指で押すと痛みがはっきりする部位に、痛みを止める薬剤を注入する方法です。
保存的療法=慢性期の治療
 急性期の激しい痛みは軽くなったが、まだ痛みが続いているときには、次のような治療をおこないます。

温熱療法
 温めたパックを腰に当てるホットパックや、超音波を照射する治療などで腰を温めるというものですが、昔ながらの腹巻や、足を冷やさないようにするだけでも効果がでます。特に寒くなってからの腰痛や、夏場でのクーラーによるひえからの腰痛も効果的です。上半身はあまり着込まなくても、下半身を暖かいものにするだけでだいぶ違ってきます。昔の人の頭寒足熱とはよくいったものです。
コルセット
 コルセットをつけるとらくという方もなかにはいらっしゃいますが、夜間の使用や長期間の使用は、背中や腰の筋肉を萎縮させ、腰痛を治りづらくさせるので避けたほうがよいでしょう、それよりも、骨盤に巻くゴムバンドのほうが、腰自体の動きを制限しませんし、何より骨盤の上に巻きますのでゴムバンドを巻いたからといって筋肉が萎縮するようなことは起こりません。また人によってですが、骨盤が閉じて痛みが出ている方もいます、その方は、ゴムバンドを使うことによって痛みが増す場合がありますので、一度当院での治療をお勧めします。

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2008年11月25日

O脚矯正と体(腰痛の検査と診断)


腰痛が、どのようなことが引き金で、いつごろから起こったのか、痛みや不快感などを伴うか、軽快したり再発したりを繰り返すか、また、どんな動作をしたときに腰痛が強くなりかなどの問診から始まり、姿勢や脊椎の動きをチェックする視診、背筋や痛む箇所を手で触れたりして圧迫して、どこに痛みがはしるかを調べる触診、、、、などがあります。

多くは手術しないでも治る
 治療
 多くの腰痛症は、ぎっくり腰をおこしたときの急性期は安静が一番です、二日くらい安静にしていても、痛みが変わらない場合や、少ししか楽にならない場合は、骨盤のゆがみが多くの原因となっていますので、骨盤のゆがみをおこしている筋肉を緩めることによって軽快し易いです。腰痛を繰り返していると、しだいに痛みや不快感が強くなるのではないかと不安になりがちですが、日常の動作や、寝床や、イス、姿勢、運動不足、が原因となっていることがほとんどです。それ以外に、骨盤に巻くゴムバンドもお勧めです。ほとんどの腰痛の場合は、骨盤が開いていますので、そこに閉じる為の力をゴムバンドを使うことによって、日常生活を快適に送りやすくなります。
保存的療法=急性期の治療
安静
 痛みの強い急性期には、寝て休むなどの安静を守ることが大切です。寝るときの姿勢を色々と聞かれますが、これは一概には言えないのです、なぜかというと同じような痛みでもその人によって楽な姿勢がさまざまだからです。なので、自分で横になったり、座ったり仰向けになったりしたときに一番楽な姿勢でかまいません。また、同じ姿勢を続けていると痛みが増すという方も、少しずつ違う姿勢をとるなり、骨盤にゴムバンドを巻いたまま横になったりして、色々と自分なりの楽な姿勢を探してみてください。
シップ
 腰痛がはじまったその日に、お風呂に入ったあとにはって寝るのが効果的です。今は温シップや冷シップ、インドメタシン配合など色々なものが市販されていますが、どのシップも冷やすことには変わりないのです、そこに鎮痛効果のものが配合されていますから、張ったときに患部を覆うような大き目のものがお勧めです。

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O脚矯正と体(腰痛の原因)


 腰痛だけで、他に病気らしい症状を伴わない場合は、たいていは骨、関節、筋肉に原因が存在しますが、その原因はつぎのようにわけられます。

骨性疼痛
 腰部にある脊椎や骨盤などの骨に障害があって起こる腰痛を言います。がんなどの骨の腫瘍、脊椎炎や骨髄炎などの炎症、脊椎の圧迫骨折や骨盤骨折などの外傷、骨粗しょう症などの骨をもろくする代謝性の病気などが原因になります。
神経根性疼痛
 腰部の、脊椎と脊椎の間にある孔から出ている神経が圧迫されて起こります。椎間板ヘルニアや脊髄腫瘍が原因で起こりますが痛みやシビレが足のほうへ走る症状がみられます。
椎間板性疼痛
 脊椎と脊椎の間にはさまっていて、クッションの働きをしている椎間板に障害が出て起こる腰痛を言います。椎間板に変性や損傷は加わって、上下の脊椎が直接ぶつかったり、上下の脊椎をつないでいる椎間関節がずれたりして腰痛がおこります。
椎間関節性疼痛
 椎間関節に障害があって起こる腰痛をいいます。脊椎分離症や脊椎すべり症がその代表ですが、体の深い部分に痛みを感じることもあります。
筋、筋膜性疼痛
 脊椎は、周囲を取り巻いている筋肉によってしっかりと支えられています。この筋肉に障害が加わっておこる腰痛をいいます。長時間しゃがみっぱなしなどで腰部の筋肉が疲労したり、中腰で重いものを持ち上げたり、急に腰をひねったりしたときに起こります。
天候や動作で痛みが変化する
症状
 重いものを持ち上げたり、腰を急にひねったりして起こる腰痛もありますが、大部分は日常の動作や姿勢をしていておこったり、思い当たることもないのに朝起きたら痛かったというのまであります。腰痛の原因は色々である為、痛みの度合いや現れ方もさまざまです。急に激しい痛みが腰に起こり、たつことも歩くこともできず、なか菜は体を動かすことも不自由になることがあります。俗にいうぎっくり腰がこれです。また、鈍い痛みや不快感、腰を伸ばすと痛むなどの症状が慢性的に続くこともあります。
 多くは痛む部位、痛む範囲がはっきりせず、日によっては臀部や足にまで鈍痛や不快感,しびれ感を伴うこともあります。たとえば、腰部椎間板ヘルニアが原因で起こった腰痛は、大腿部の後ろから足の先まで痛みがはしる坐骨神経痛を伴うのが特徴です。
 これらの症状は、雨の日などの湿気の多いときに強くなり、晴れると軽くなったり、長時間イスに座って仕事をしたり運動をすると激しくなり、安静にしていると軽くなるなど、天候や日常に生活動作によって変化するものもあります。

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2008年11月24日

O脚矯正と体(腰痛)


どんな病気か?
 背骨は、28から30個の脊椎(椎体)がブロックを重ねた柱のような形で、体の前後左右への曲げ伸ばしやひねりといった運動ができる便利な構造をしています。特に腰椎の部分は、体重を支えたり、体を曲げたり動かしたりするときに果たす役割が大きい為に、過重な負担がかかったりして、障害が起こりやすいのです。

病気になりやすい人
 腰痛に悩む人は多く、約80パーセントの人は、生涯に一度は腰痛を経験するといわれています。特に20歳を超えると腰痛に悩む人が多くなり、30から40歳代になると一段と多くなります。腰痛は、働き盛りに多いです。
心配ある痛みと心配のない痛み
 腰痛の多くは、数日、腰に負担をかけないようにして安静にしていればよくなりやすいですが。このような腰痛は、あまり心配ないものですが、一年に何回か強い痛みが出たりして癖になっていいるか方は骨盤が歪んでしまっている場合がほとんどです。
そのような方は、骨盤のバランスを整える骨盤整体がお勧めです。ふだんから鈍痛が続いたり、腰が重かったりする方は骨盤にまくゴムバンドがお勧めです。これを巻くことにより、ふだんの自覚症状をだいぶ緩和することができます。
腰痛は、骨、関節の病気だけでおこるとは限りません。腎盂腎炎や尿路結石などの泌尿器の病気、胆石などの胆管、胆のうの病気、女性では子宮筋腫その他の女性性器の病気でも起こってきます。また、骨盤内に存在する臓器のがんなどの悪性腫瘍の症状のこともあります。腰痛のほかに、発熱、倦怠感、吐き気嘔吐、血尿その他の病気らしい症状を伴っているときは、骨、関節以外の病気の可能性が高いものです。病気らしい症状がはっきりしなくても、体の深部に感じる腰痛の場合も同様です。

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今日は三連休中日


いよいよ三連休中日、今日くらいまで天気は持ちそうですが。

明日の予報は雨マークが付いています。当院も明日あさってとお休みさせていただきます。

せっかくの休みで雨だと少しブルーになりそうですが、子どもたちは元気いっぱい?若干風邪を引いているような、あまりで歩かないほうがいいのかも。

家でまったりも良いですね、子どもたちは家のなかだけだと飽きてしまうので、何か考えとかなくては。

2008年11月23日

O脚矯正と体(けがと急性化膿性骨髄炎)


急性化膿性骨髄炎の原因となる細菌が骨髄に到達する経路はいくつかありますが、交通事故や災害で負ったけがの傷口から細菌が入り、骨髄に達して発症するケースが多いようです。

 骨にまで達するような深い傷があるときは、いじくりまわしたりせずに、清潔な布などで多い、傷口を現在以上に汚さないようにしておくことが大切です。
 また、薬は確実に服用するなど治療を続けることが急性化膿性骨髄炎の予防につながります。

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O脚矯正と体(頸肩腕痛)


どのような病気か?
 これは1つの病名ではなく、首から肩、腕にかけての痛みを起こしている状態を総称したものです。
どうして病気が起こるのか
 頚肩腕痛の原因には、さまざまなものがあります。1、頚椎の病気(頚部脊椎症、頚椎椎間板ヘルニア)、2、肩関節周囲炎(五十肩など)、3、胸郭出口症候群、4、肩こり、寝違い、5、頚腕症候群

どんな現れ方か
まず1、の頚椎の病気では、首や肩,腕の痛みとともに,多くは手のしびれや感覚が鈍くなったり力が弱くなる、などの症状を伴っています。また、首をいたい側に倒すと痛みや痺れが強くなることもあります。
2、のかた関節周囲炎では、腕を持ち上げていくと痛みが強まります、多くは、完全に挙上出来なくなります。また、夜寝ているときに痛みを強く感じるのも特徴です。
3、の胸郭出口症候群というのは、腕に行く神経や血管が第一肋骨と鎖骨の間、あるいは首の筋肉の間をとうるところで圧迫をされておこるもので、痛みのほかに、しびれやダルさ、手の冷感なども起こる場合があります。
4、の肩こりは、肩の筋肉に疲労物質がたまって起こりますが、その原因として、肩の使いぎのほか、ビタミンB1欠乏貧血、低血圧症、高血圧症、姿勢の悪さ、運動不足などがあります。寝違いは経験した事のある方も多いでしょうが、軽い首の捻挫と考えても良いでしょう。腰から背中にかけてのこりや硬さから寝違えになる方も圧倒的に多いでしょう。
5、の頚腕症候群というのは、1から4のような原因がはっきりせず、頚肩腕痛のあるものをまとめて呼んでいるものでス。この痛みの原因については筋肉や靭帯などの疲労や血流傷害がもとになっている場合がほとんどです。また姿勢の悪さや、運動不足によるものも大きな要因となるでしょう。
病気を治す
 筋肉の血流が悪くなっている場合が多いので、マッサージや整体治療などがお勧めです。ただ痛いところをマッサージするのではなく、動きが悪くなっているところを見極めて、関節の動きをつけていくような治療をしてもらえるところがお勧めです。
病気にきずいたらどうする
 今まで述べてきたように首や肩、腕の痛みを起こす原因は様々です、痛みがかなり強かったり、何週間も続く、または、他の症状も伴っている、というような場合は、ひとまず医師の診察を受けましょう。それ以外の場合は,マッサージや整体治療、適度な運動がおすすめです。

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O脚矯正と腰痛


今日高校一年生の、サッカー部の子が来た。今日で二回目。
腰が痛くて、サッカーを休んでいる、中学のときから腰痛があり、それでもサッカーをつずけていて、今回痛みが強くなったので、整骨院に行ってもよくならず。
今日聞いてみたら、前回よりは良いとの事、来週から部活に復帰するらしいが、できればあまり負担をかけてもらいたくないのだが、サッカーができなければ意味がないらしい。

それではだましだましでも良いから、サッカーをしながら、骨盤を整えつつあまり痛みが強く出ない範囲で、治療に通ってもらうことになった。
それまではトレーナーに腰がいたいのなら腹筋と背筋をやりなさいといわれ続けてよくならづ、しかも背筋をやると、痛いのであまりできなかったらしいが、背骨のずれ具合を観てみると、腹筋や背筋はやるともろこし骨のずれているところに負担がかかり余計に痛みが出やすい。
トレーナーの方も、痛みに関してはあまり勉強していないのか経験不足なのか、少しあきれてしまう。

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2008年11月22日

O脚矯正と体(脊椎過敏症)


どのような病気か?
 二十歳前後の若い女性(事務系職員や主婦)に多く、腰背部の痛みを訴え、背骨の真中を叩くとつおい痛みがあります。レントゲンなどの異常は見られません。脊椎カリエスと違って,体を反ったりおじぎをしたりする事が出来なくなるような事もありません。

どうして病気が起こるのか
 原因は分かっていませんが、過労や不良姿勢、心因性の要素などが関係していると考えられています。
病気を治す
 ほとんどの場合、数ヶ月から数年で自然に治ります。
 あまり痛みが強い場合は鎮痛剤を使うこともありますが、効果は一時的なもので根本的な治療にはなりません。日常生活において姿勢を良くするように心がけるとともに、むしろ適度な運動を行う事が効果的です。背中の筋肉が硬くなって血行不良になると、過敏気味な痛みが出やすい場合もあります。その場合は、マッサージや整体により、背中のバランスや、腰の硬さを緩める事により、症状が改善する事も多くあります。

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O脚矯正と体(脊柱側湾症)


どのような病気か?
 脊柱側湾症とは,脊柱の配列が右または左へ湾曲した状態をいいます。単に片側へ湾曲しているだけでなく、曲がっているところに捻れが生じます。
 一つひとつの脊椎骨そのものに変形があるために脊柱が曲がるものを構築性側湾症といい、痛みや悪い姿勢によって起こる機能性側湾症と区別します。

 側湾症の中で一番多いのは、特発性側湾症と呼ばれる構築性のものです。これは、思春期の女子に圧倒的に多く、成長とともに症状が悪化するのが特徴です。しかし、18歳を過ぎて成長が止まれば、脊柱の側湾も止まるのがふつうです。
どうして病気が起こるのか?
 側湾症の七割を占めるのは特発性側湾症ですが、なぜこの病気が起こるのか、その原因については、まだよく分かっていません。成長の著しい思春期には、骨や筋肉の発育にアンバランスが生じやすいので、この成長のアンバランスによって起こるのではないかと推定されています。また、女子に多いことから、女性ホルモンの関与も考えられています。
どんな現れ方か
 特発性側湾症は、やせて背の高い思春期の女子に圧倒的に多いのが特徴です。
 小学校の4,5年生ころから気づかれるようになり、進行するにつれて、左右の肩の高さの違いや、胸腺の形、ウエストラインの不均衡など、背面の変形が目立ってきます。
 入浴のさいなど、はだかになった時、おじぎをした姿勢で背中を見ると、背中の高さが左右で違う事によって発見できます。
病気を治す
 特発性側湾症の治療は、脊柱の曲がり具合の程度によって段階的に行なわれます。
 脊柱の曲がり具合は側湾度といい、X線写真に線を引いて、カーブの角度を測ります。側湾度が25度以上の場合には、装具治療を行ないます。装具は、ミルウォーキー装具とアンダーアーム装具が代表的なものですが、骨の成長が止まってからも、1,2年は続けるのが普通です。
 変形が高度で、50度以上の場合は、手術療法を考慮しなければなりません。手術の目的は、変形の矯正と脊椎の固定です。胸や腹部を開いて、脊柱の前方から入れる方法と、背中から行なう二つの方法がありますが、いずれにしても大手術でスから、専門的に行なっている病院を受診する事をおすすめします。
 手術以外にも、保存的治療としてマッサージや整体によるものがあります。当院でもある程度の改善は見込まれますが、その方によって改善度が違ってきます。装具をつけるといっても、日常では結構つらいものがありますし、手術といっても大きな手術なので中々踏み切れないものです。ある程度保存的療法を行なってから、それでもだめっ立ったら、最終手段として手術があると思っていた方がいいと思います。

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O脚矯正と体


全身の骨に変化を起こすホルモンの病気
 全身の骨に変化をおこすホルモンの病気に副甲状腺(上皮小体)機能亢進症があります。
 副甲状腺は、首の前面にある甲状腺の後ろに隠れるように存在している麦粒大の四個の内分泌腺で、血液中のカルシウムの量を調整する副甲状腺ホルモンを分泌しています。

 この副甲状腺に、肥大が起こったり、腫瘍ができたりするために、ホルモンの分泌が過剰になるのが副甲状腺機能亢進症で、骨からカルシウムが抜け出手しまう為に、関節リュウマチに似た骨や関節の痛み、脊柱や骨盤の変形、肋骨や四肢の骨の骨折などの骨の変化がおこってきます。
 骨から抜け出たカルシウムは血液中にたまり、血液にカルシウムの量が増えてきて、その結果、消化器、泌尿器、神経にさまざまの異常がおこってきます。
 肥大したり、腫瘍ができたりしている副甲状腺を摘出すると、骨格系を含めたさまざまな異常は治るということです。

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2008年11月21日

O脚矯正と体(骨軟化症)


どんな病気か?
 骨の中では、まず類骨と呼ばれる未完成の骨様組織ができ、この類骨にカルシウムが沈着して硬い骨が完成するという新陳代謝がおこなわれています。

 カルシウムが類骨に十分に沈着しないと、柔らかい類骨の部分が多い骨となり、骨が柔らかくなって変形しやすくなります。この状態が成長期の子どもに起こった場合をくる病といい、大人に起こった場合を骨軟化症といいます、つまり、くる病も骨軟化症もまったく同じ病気です。
 骨が柔らかく、もろくなって変形しやすくなる点は骨粗しょう症と似ていますが、骨粗しょう症は、骨の質量が減少してくるのに対し、骨軟化症は、骨の質量は変わらず、骨の類骨の部分が増え、骨性部分が減少してくるという質的な変化が起こってくる点が違います。
原因
 類骨に沈着するカルシウムは、血液中のリンと合体し、リン酸カルシウムの形で沈着します。この骨の代謝を促進しているのはビタミンDです。
 したがって、体内のビタミンDの量が不足すると、骨の代謝が円滑におこなわれず、骨軟化症が起こってきます。
 ビタミンDは、バター、卵黄、魚肉、レバーなどの中に含まれていますが、これらの食品から摂取するビタミンDの量が足りないと体内のビタミンD不足が起こってきます。また、体内でビタミンDの働きが活性化されるためには、日光に当たることが必要ですので、長期間日光に当たらない生活を続けていると、結果的にビタミンD不足におちいります。
 昔は、このようにしておこる骨軟化症が多いといわれていたのですが、現在ではこの様はケースは少なく、肝障害、腎障害などのためにビタミンDが十分に働かなかったり、胃切除後の慢性下痢のために、ビタミンDの腸殻の吸収が悪かったりするビタミンD不足による骨軟化症が多くなっています。
 また、先天的に腎臓でのリンの再吸収の能力が低く、尿と一緒にリンが排泄されすぎてしまう為に、血液中にあるリンの量が少なくなっておこる骨軟化症もあります。
 この様に、骨軟化症は色々な原因で起こるので、詳しい検査を受けて原因をはっきりさせることが大切です。
症状
 発症初期は、特別これといった症状はありません。
 骨軟化症が進行してくると、あちらこちらの骨や関節に痛みがおこってきます。このため、関節リュウマチと思い込んでいる人もいるようです。
 痛みは、腰背部におこることが多く、そのほかに股関節、膝関節、足関節などの体重のかかる関節も痛みます。
 そのうちに下肢の脱力感がおこってきて、立ち上がったり、階段の上り下りができにくくなってきます。
 治療が遅れると胸郭や骨盤の変形、脊柱の後湾が起こってきます。
 骨がもろくなるのですが、骨粗しょう症とは違い骨折はあまり起こりません。
治療
 ビタミンD剤を内服します。 
最近では、微量で効く活性型ビタミンDが用いられるようになっていますが、過剰に服用すると血液中のカルシウムの量が多くなりすぎ、吐き気、嘔吐、食欲不振のどの副作用が起こりますので、指示を守って服用します。
 また、必要に応じてカルシウムやリンの薬剤の併用します。

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O脚矯正と体(続骨粗しょう症)


原因
 骨質の形成よりも減少のほうが大きい為に、骨の容積は同じでも中がスカスカになって骨がもろくなるわけで、骨芽細胞と破骨細胞の割合が変わってきて、骨粗しょう症になります。これは、性ホルモンの欠乏、ビタミンDやカルシウムの摂取不足などが原因となっています。
 X線検査で骨のレントゲンを見ると健康な骨は骨質が密になっているので、真っ白くうつりますが、骨粗しょう症となっている場合は、骨質がまばらなため、黒く空けたように写ります。

治療
 治療は、骨質量減少の防止、痛みの緩和、骨折に対する治療などです。
骨質量減少の防止
 理想的な治療法ですが、現在のところ骨質の減少を防ぐ決定的な方法はありません。そこで、カルシウム剤、ビタミンD 、ホルモンなど、骨を強くする薬剤の使用がおこなわれます。
腰背痛の緩和
 鎮痛剤、筋弛緩剤が使用されます。またコルセットの使用は、かえって背骨や筋肉を弱くしますので、急性期を過ぎて痛みが和らいだら、早めにコルセットの使用をやめたほうが良いかと思います。
骨折に対する治療
背骨の圧迫骨折の場合には二から三週間の安静が必要です。四肢の折れた骨をつなぐ手術がありますが、人によって効果はさまざまです。
日常生活の注意
 平均寿命が長くなった現在、骨粗しょう症になる高齢者の方が増えています。
 骨が弱くなってくると、しりもちをついたり、前かがみになって重いものを持ったときなどに、背骨の骨折がおこることがあります。また、ちょっと転んだだけでも肋骨や股関節、手首の骨が折れやすくなっていますので、十分な注意が必要です。
予防
日ごろからカルシュウムやビタミンDが多く含まれたものをとるように心がけたり、適度な運動をして、骨に刺激が行くようにします。

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2008年11月20日

O脚矯正と体(骨粗しょう症)


どんな病気か?
 難しい病名ですが、英語は、オステオは骨、ポローシスは多孔といって空洞になる、つまり骨の中がすかすかになって骨の大きさは変わらないが、重さそのものが以上に少なくなった状態です。
 骨粗しょう症の状態は、ホルモンの病気などの色々な病気の症状として起こりますが、普通は加齢とともに骨が弱くなっていきやすいです。
病気になりやすい傾向の人は、50歳以上の女性に圧倒的に多い病気です。特に月経停止後に起こりやすいです。

症状
 全身的に骨がもろくなりますが、特に背骨によく起こり、その場合は腰と背中にだるい感じ、疲労感があり、そのうち腰と背中が痛んできます。
 この腰背痛は、初めは立ち上がったときや歩き出したときなどの動き始めにおこるものですが、しだいに持続的に痛むようになります。神経が存在する部位にそって肋間神経痛や坐骨神経痛のような痛み方をすることもあります。
 また、ある動作をしたときに、突然背中に激しい痛みが走ることがあります。これは背骨がつぶれて折れた(圧迫骨折)ためですから、すぐに治療を受けなければなりません。背骨の骨折がたびたびかさなると、慎重が低くなったり、脊柱の後湾が生じたりします。
 骨粗しょう症が四肢に起こった場合は、転んだときに股関節の骨の骨折や手首に近いところの骨折を起こしやすくなります。

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O脚矯正と体(へバーデン結節)


どんな病気か?
 手の指の一番端の関節の手の甲側に、こぶのようなもの(結節)ができ、関節が曲がっていく病気で,中年以降の女性に多くみられます。
 初め関節が痛んで熱をもち、しだいに結節ができてきます。一本の指の結節が完成すると、次の指にも起こり、全部の指に広がっていくのが普通です。幸いに結節ができるのは一番端の関節で、二番目の関節にできる結節をブシャー結節といいます。
 関節リュウマチとはまったく違う病気ですが、間違えられる場合もあるようです。

この病気の原因はまったくわかっていませんし、進行を止める方法もなく、放置しておくほかはありません。
 結節が完成すれば痛みはなくなりますし、関節が動かせなくなって不自由するということもありません。

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2008年11月19日

O脚矯正と膝の痛み(変形性膝関節症)


どんな病気か?
 膝関節に起こる変形性関節症デ、最も頻度が高く、女性に多い症状です。
日本の女性の膝は膝関節のところで捻れが強くおこっている方が多いです。特に、膝の内側に体重がかかる捻れ方をしているため、長年のうちにしだいに大腿骨と、下腿骨の軸が狂ってきて、ますます体重が膝の内側にかかるようになり、内反膝になってきます。日本人の女性には、こうしておこる変形性膝関節症が多いようです。
 また、肥満している人は、膝関節にかかる負担がさらに重くなるので、変形性膝関節症がはやくおこります。

症状
 少し長く正座をしたり、長距離を歩いたり、階段を上り下りしたりすすと、膝が腫れて痛みます、人によって腫れないで痛む場合もあります。膝の曲げ伸ばしをすると、痛みが強くなり、時にはぎしぎしと摩擦音が聞こえることもあります。
 そのうちに膝に水がたまってきて、腫れてきます。そして、正座、階段の上り下りができなくなります。だんだん膝が曲がったまま伸びなくなったり、歩くときに膝が横のほうにずれたりするようにもなります。
治療
初期の段階であれば、整形外科的には副腎皮質ホルモンを膝に注入したり、ヒアルロンサンを使ったりするそうです。副腎皮質ホルモンは最初のうちは良いのですが、使用回数が増えると、逆に膝を痛めてしまいます。初期に使用して、何回も使わないようにしたほうが良いようです。また、関節を動かさないことによって直りを遅くしている場合もあります、適度なエクササイズをおこなうことによって、自宅でよくする方法もあります。

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O脚矯正と体(変形性股関節症)


どんな病気か?
 股関節のおこる変形性関節症です。
 先天性股関節脱臼の治療を受けた人におこることもありますが、股関節に生まれつきちょっとした欠点のある人にもおこおる事が多いようです。

症状
 子どものころも青年期も、普通の人と同じようにスポーツでもなんでのでき、ちょっと股関節が痛むこともありますが、すぐ治ります。しかし、三十歳代後半になったころに、ちょっと股関節の具合がおかしいことにきずきます。それでも痛みはたいした事はなく、少し休むとすぐにおさまります。
 しかし、痛みがたいしたことがないために、たいていの人は手術を受けておくことが大切で、放置しておくと、四十歳代後半や五十歳代になってから、いつの痛むようになり、は行になります。このころには、関節軟骨はすり減って消失しています。
治療
 手術を勧められた時期であれば、骨を切りまげて関節を安定させる臼蓋形成術という手術によって、関節を作り直します。
 変形がかなり進行した場合は、長距離を歩かない、長時間たたない、重いものを持たないなどの日常生活の注意を守ることが大切です。股関節に負担をかけない為にも、杖を用いるのもよいことです。
 消炎鎮痛剤の内服のほか、痛みが特に強いときは、副腎皮質ホルモン剤を股関節に注入する場合もあるそうです。
 また、関節の自然治癒力を最大限に利用し、何とか関節に痛みが起こらないようにする手術もあります。
 さらに進行してしまった場合は、人工関節に取り替える手術がおこなわれます。ただし、人工のものですから、何十年も使用に耐えるものではなく、使用期間は十年から十五年ていどとなってしまいます。そのため、手術の対象はある程度年齢のいっている方になります。

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O脚矯正と体(変形性関節症の治療の基本)


老化により関節が変形した病気なので、根本的な治療はありません。というのが今までの常識でしたが、関節の場所によって運動療法が効果的ということがわかってきました。それ以外の方は少しでも痛みや炎症をやわらげて、日常生活を楽に送れるようにするのが治療の基本です。

日常生活の注意
1関節に無理な負担をかけない、2関節を冷やさない、3転ばないようにする、の三つのことに注意することが大切です。
 体を鍛えると称して、ジョギングやジャズダンスなどに夢中になり、関節に無理な負担をかけると痛みがひどくなります。体を鍛える運動は、若いときから続けていてこそ効果があるので、年をとってから急に始めるのはむしろマイナスのほうが大きいのです。

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2008年11月18日

O脚矯正と体(変形性関節症の原因)


 変形性関節症は、体重がかかる膝関節と股関節におこりやすいのですが、肘を酷使する人の肘関節におこることもあります。

 特に体が丈夫で、若いころにスポーツをやったり、肉体労働に従事したりなど、自分の体に自身があって、関節を酷使してきた人に起こりやすいようです。
 特に、若いころに関節を酷使して、関節の中を傷つけたといった人や、生まれつき関節がちょっと具合が悪いといった人に、老化が加わっておこることが多いものです。ただ、一概に膝を若いころに酷使したからといって、膝の変形を起こしていない方もいらっしゃいます。
 つまり、変形性関節症は、一概には言えませんが、関節の老化によって起こる病気と考えてもよく、高齢化社会が進むにつれて患者数が増え、注目されるようになりました。
変形性関節症の症状
 変形性関節症の症状は、関節の痛みが主です。
・痛みの特徴
発症初期の症状は、関節を動かし始めたときに痛みますが、少し動かしているうちに痛まなくなるといった、ちょうど関節の油切れのような関節の動き始めの痛みが特徴です。 
 たとえば、膝関節の場合、座っていたり、腰掛けていたりなどの一定の姿勢から、立ったり、歩き始めたりなどといったような動作の開始時が痛く、しばらく歩いているうちに痛まなくなります。
 このような関節の痛みはいつの間にか起こらなくなるのですが、少し無理をするとまたおこってきます。これは関節が老化してきた証拠ですから、関節に無理な負担をかけないようにしないといけません。
 関節の痛みは、よくなったり、悪くなったりを繰り返していきますが、特に、冷房の効いているところで長時間関節を冷やしたり、寒い季節に長時間歩いたりといったことがきっかけで痛みが強くなることが多いようです。また、湿気が多いと痛みが強くなる傾向にあります。
 やがて、何年もたつうちに常に痛むようになります。人によっては痛みがなくなる方もいらっしゃいます。
・関節に水がたまる
 関節液が増えて、いわゆる水がたまるといった、症状が現れることがあります。
 たいていは、ちょっと転んだり、くじいたりといった、関節に何らかの刺激が加わった後で、急に水がたまりだすことが多いようです。
 水がたまると関節は腫れ、突っ張って思うように曲げることができず、とても不快です。
・関節の外見が変形してくる
 適切な治療を受けず、無理を重ねているうちに、関節の軸が狂ってきて、見た目にもわかるほどの関節の変形が起こってきます。さらに症状がひどくなると、関節が動かせなくなって、身の回りのことも自分でできなくなってしまいます。
 たとえば、膝関節の場合、いつの間にか膝が曲がってがにまたとなることが多く、膝の内側が痛んで歩けなくなることさえあります。

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O脚矯正と体(骨端症)


 こどもは、骨端(骨の両端の成長軟骨層)が成長していくことによって体が大きくなっていきます。
 どこかの骨の骨端に障害が生じると、関節の痛みなどが起こってきます。このような状態を、骨端症と総称しています。

 骨端に障害を生じさせる病気としては、ペルテス病、オスグッド・シュラッテル病、第一、第二ケーラー病などがその代表ですが、これらの病気にかかると骨端への血流が止まり、骨端が壊死におちいって、骨端症が起こることが多いです。
 骨端症は骨の病気ですが、関節が痛むので関節の病気と考えてもいいと思います。

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2008年11月17日

O脚矯正と体(変形性関節症とは)


関節の中が変化する病気
 私たちは、一日に10万回も関節を動かしているといわれています。ただ動かしているだけでなく、股関節や膝関節を例にとれば、たったときに、上半身をしっかりと支えなければならず、跳んだり、走ったりしたときに関節にかかる衝撃を受け止めなければなりません。

 このようなさまざまな酷使にも耐えられるように、関節はたいへん緻密な構造をしています。
 まず、関節の上下の骨が前後左右にずれてしまわないように、靭帯という組織が関節を囲んでしっかりと支えています。
 さらに、関節の上下の骨の先端は、弾力性に富んだ軟骨におおわれていて、骨と骨がぶつかるさいの衝撃を和らげています。
 また、関節の中は、関節液で満たされていて、上下の骨がこすれあう際に生じる摩擦を少なくしています。関節液は機械にたとえると、潤滑油のような役目をしているのです。
 このように、よくできた構造をしている関節も老化には勝てず、年をとるにしたがって老化による変化が起こってきます。
 まず、軟骨へ十分な栄養がいきわたらなくなる為に、弾力性がなくなってきます。表面がかさかさして不透明な色になってきます。
 さらに老化が進むと、軟骨全体が水気のないさばさばした感じとなり、弾力性がいっそうなくなるだけではなく、こすられてしだいに磨耗してきます。
 軟骨の一部が擦り切れると、上下の骨が直接ぶつかるようになり、関節を動かしたときに痛むようになります。
 骨と骨とが擦れ合うのですから、骨はすり減るのですが、逆に増殖もしょうじてきます。
 クッションの役目を果たしている軟骨がすり減ってくると、受ける衝撃をやわらげるために面積を広げて、かかる負担を軽くしようとするはたらきがおこってきます。この結果、骨が増殖してくるのです。
 骨が増殖してきても、外見からはわからないのですが、X線で撮影すると、ちょうど使い古した金づちのへりがさらさらになっているのと似たような骨の増殖による変形がうつります。
 関節に、このような変形が起こるところから、変形性関節症という病名がついたのです。

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O脚矯正と体


先輩治療師
今日私の治療院に、先輩の治療師の方が治療を受けにこられた。

今回も色々と、お話をしながらの治療となってしまったが、最後に、肩周りの最近の緩め方を、教えてもらった。

以前から胸郭をどういう風に緩めたらいいのかとずっと思っていたところ、新しいやり方を教えてもらったところ。

これはいいというやり方だったので、肩周り、特に胸郭が硬い方にはもってこいのやり方だ。

早速明日から使ぉ〜。。

2008年11月16日

O脚矯正と膝(膝関節の仕組み)


 股関節や足関節は、一方の骨が深いくぼみになっていて、もう一方の骨がしっかりとはまった安定した構造をしています。
 膝関節はこれとは違い、平らな骨どうしが向かい合っていて、一方の丸い骨の面の周囲を、もう一方のややくぼんだ骨が滑って動く特殊な構造をしています。

 この膝関節を安定させ、スムーズに動かす為に、靭帯、軟骨、筋肉、腱などの周囲の組織が強力に、しかも互いが微妙なバランスを保って働いています。
 これらの組織のどれかが傷ついたりして、バランスがくずれて膝関節がいたむのが膝内障です。

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O脚矯正と体(特発性骨壊死)


どんな病気か?
 成長期の子どもではペルテス病のように骨端が壊死する病気が知られていますが、成人にも股関節の大腿骨の骨頭が壊死におちいる病気が少し増えてきました。原因がまったくわからないことから、特発性骨壊死と呼ばれています。

 この病気は、他の病気の治療のために副腎皮質ホルモン剤を大量にもちいた人によくみられるもので、たとえば膠原病である全身性エリテマトーデスとか腎臓移植で大量に副腎皮質ホルモン剤を使用した人が、治療して社会復帰するころになって、特発性骨壊死が現れます。
 また、アルコールの愛好家にも多く、副腎皮質ホルモン剤やアルコールとの因果関係が推定されていますが、はっきりとしていません。
 大腿骨頭に壊死が起こると、死んだ骨の周りには繊維組織ができ、球形だった骨頭は次第につぶれて関節の面が合わなくなります。
 その結果、股関節はゆるんで体重を支えることができず、痛みが増してきます。
治療
 どうしても、手術が必要になります。
 体重がかかる大腿骨頭の面を変えて、現在の程度以上につぶれないようにしたり、破壊された部分に支持骨柱を移植して骨頭が臼蓋にぴったりはまるようにします。
 骨頭の破壊がひどければ、人工骨頭などを用いる意外によい方法がありません。

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今日は七五三です


O脚矯正と体

 現代では乳児の生存率はとても高くなっていますが、昔は3歳まで子どもが生き延びるのはとても大変でした。5歳、7歳までとなるとさらに大変で、7歳になるとそのお祝いで神社へお参りし、ようやく子どもは神様から預かっていた「神の子」から一人前の人格として認められました。

男女とも3歳のお祝いを「髪置(かみおき)のお祝い」といいます。昔は頭髪から病気が入ると考えられていたため、3歳までは男女とも髪を剃り、3歳を節目に髪の毛を伸ばしていきました。次に5歳は「袴着(はかまぎ)のお祝い」といいます。これは5歳の男の子が初めて袴を着るお祝いです。 最後に7歳は「帯解(おびとき)のお祝い」といいます。これは7歳になった女の子が、それまで紐で着ていた着物を、この時から帯を締めるようになるお祝いです。 七五三は、元々公家や武家の文化だったものが江戸時代に大衆化し、その節目に神社へお参りするようになりました。

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2008年11月15日

O脚矯正と体(膝内障)


どんな病気か?
 膝の関節は、靭帯、軟骨、筋肉などの組織がバランスよく働いて動くようになっています。この膝関節の中が傷ついて、周囲の組織のどれかに異常が起こると、周囲の組織の働きのバランスが崩れ、膝が痛くなります。この状態を膝内障と呼んでいます。
 サッカー、バスケットなどのように、急激に方向を転換する運動をしたときにおこりやすいものです。

症状
 階段を上り下りするときに痛む、ある角度に曲げると痛むなど、特定の膝の運動をしたときに痛むのが特徴です。膝ががくがくして不安定になるという症状が伴うこともあります。
検査と診断
 診断には、関節の中にX線にうつる造影剤を注入して撮影する関節造影や、関節の中を直接見ることができる関節鏡を体の外から刺して調べる関節鏡検査が必要なことが多いものです。
治療
 周辺の組織が傷ついた程度であれば、サポーターをあて、走るなどの激しい運動は避け、安静にしているだけで治りますが、切れたりしているときは、縫合する手術が必要です。傷ついた組織や程度によって治療法が違い、治るまでの期間も異なりますが、治るまでにたいていは一ヶ月以上かかります。
 早く傷ついた部分をはっきりさせて、修復し、バランスを回復させないと慢性化して治りにくくなります。

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O脚矯正と体(関節ねずみ)


どんな病気か?
 関節麺からはがれ落ちた骨・軟骨などの小片が、ちょうどねずみのようにちょろちょろと関節内を動く状態を関節ねずみ又は関節遊離体といい、次のような原因でおこってきます。

離断性骨軟骨炎
 関節麺の一部が、軟骨とその下の骨と一緒に人るのかたまりとなって関節内にはがれ落ちるものを言います。膝関節におこることが最も多く、ついでに肘関節で、その他の関節にはまれです。
 知らず知らずのうちに受ける関節内の損傷が原因と考えられていて、テニス、野球、サッカーなどの膝や肘を酷使するスポーツ活動をしている成長期の子どもに多く起こります。
 関節内は関節液で満たされていますから、はがれて落ちても関節液から栄養を受けている軟骨は死にませんが、血液から栄養の供給を受けている骨は壊死します。
骨軟骨腫瘍
 関節を覆っている滑膜に変化が生じ、軟骨や骨を作り出してしまう病気です。この骨化したものがはがれて関節ねずみになります。
外傷その他
 外傷によってはがれた骨片が関節ねずみになることがあります。また、関節は運動器なので、動かしているうちに自然に骨や軟骨がはがれ落ちて関節ねずみになることもあります。
症状
 ふだんから軽い痛みがある場合もありますが、痛まない場合もあります。
 はがれ落ちた骨や軟骨が、関節の骨と骨の間にはさまると、激しい傷みがおこり、関節を動かせなくなります。関節を引っ張ったり、振ったりすると治るのですが、これを繰り返しているうちに、ある角度以上に関節を曲げることも、伸ばすこともできなくなります。
治療
 関節をX線撮影すると、はがれ落ちた骨片や軟骨片がうつることで診断できます。
 はがれ落ちた部分が関節にとって必要でないのもであれば、関節の袋を切開して取り除きます。これは簡単な手術で、10日間ぐらいの入院ですみます。また、関節にとって必要な部分であれば、元の位置に戻し生き返らせる手術をします。その場合、7週間ぐらいの入院が必要になるでしょう。

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O脚矯正と体(痛風)


どのような病気か?
 痛風は、紀元前五世紀にヒポクラテスによって,腎臓結石との合併を認めたと記載され、エジプトの太古の墓地で、痛風にかかった骨が発見されてます。痛風はラテン語のしずくと言う意味です。当時は毒素が一滴一滴関節の中に落ちて起こると考えられていました。日本語の痛風とは、痛みの強い事の表現で,関節炎のあるうえを風が吹くだけで痛みが激しくなるところから命名されています。

この病気は、関節の痛みを起こす、尿酸代謝異常により起こる全身性の病気です。
 日本における痛風の患者数は、人口の0.4パーセントを占め、発症率は圧倒的に男性に多く、女子と子供に起こることは少ないとされ、また、同一家計内に多く発症します。
どうして病気が起こるのか?
 尿酸は、体の細胞の新陳代謝による老廃物で、腎臓から十分な速度で尿の中に排泄されますが、体の中で尿酸が沢山作られすぎたり、肝臓の障害で排泄が不十分な場合、血液中に余分な尿酸がたまって高尿酸血しょうのじょうたいになります。この尿酸が関節やその周辺に尿酸結晶として沈着すると、痛風発作といわれる激しい痛みが起こります。
どんな現れ方か?
 痛風発作の一回目は、足の親指の付け根に起こることが最も多く、手の指、足、膝の関節、その他色々な関節に起こることもあります。2〜3時間後が痛み、腫れ、発赤がきわめてつよく、1〜2週間で完全におさまりますが、間隔を置いてまた起こります。
病気を治す
 痛風治療薬には、痛風発作を一時的におさえる薬と高尿酸血しょうを治療する薬があります。後者は更に、体内で尿酸が出来るのを適度に抑える薬と、血液中の尿酸を尿中より多く排泄させる薬があります。尿酸を排泄させる薬では、血液中の尿酸量は減り、尿中の尿酸量は増加します。
 治療上もっとも大切な事は患者の心構えです。痛風発作が静まっても、高尿酸血しょうのあることを忘れないように、定期的に通院し、医師の指示を良く守り、根気よく治療を続けなければなりません。

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2008年11月14日

O脚矯正と体(結核性関節炎)


どんな病気か?
 肺結核の原因となっている結核菌が、血流とともに関節に流れてきておこる関節炎です。
 肺結核が多かったころは、頻度が高く、脊椎カリエスとともに治りにくい面倒な病気だったのですが、肺結核の激減とともに大変少なくなりました。しかし、完全になくなったわけではなく、ときにみられ、患者は大人より子どもが多いそうです。

症状 
 関節の腫れと痛みが主な症状ですが、化膿性関節炎とは違って、あまり患部に熱感はありません。
 股関節や膝関節に起こった場合、始めはちょっとはこうになるといった軽い症状のこともあります。
 化膿性関節炎に比べると、腫れや痛みなどの症状は軽いのですが、治りにくい結核性の炎症肉芽が発生し、ゆっくりとですが、関節の中を破壊し続けていくので、徐々に関節の動きが悪くなっていきます。
検査と診断 
 筋肉がやせて細くなるという症状や、関節のX線撮影で検討はつくらしいですが、確実な診断は、穿刺して採取して関節液の中に結核菌が証明されるか、関節鏡を用いて採取した関節の組織を顕微鏡で見たときに、結核腫という特殊な組織像が見えることが必要です。
治療
 入院して、ストレプトマイシンなどの抗結核剤を使用する一方で、手術をして関節を切り開き、炎症性肉芽を取り除いて関節が動くように処置をほどこします。
 しかし、発見が遅れると、関節の中がほとんど破壊し尽くされて、関節が動かせなくなることもあります。
 再発しやすいので、指示された定期健診は受けるようにしましょう

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2008年11月13日

O脚矯正と体(化膿性関節炎)


どんな病気か?
 ブドウ球菌、連鎖球菌などの化膿菌の感染で、関節の中が化膿する病気です。
 細菌の感染は、関節のなかに達する深い大きな傷から直接入ったり、敗血症や猩紅熱などの感染の原因となっている細菌が、血流とともに関節内に流れてきたりしておこります。
 また、化膿性の骨髄炎は、関節に近い部位に起こることが多く、この膿が入る為に関節が化膿することもあります。時には、病気の治療の為に、関節内に薬を注射したり、針を刺して関節内にたまった液を抜いたりした際に感染することもあります。

症状
 関節がはれて激しく痛み、熱感を持ったり、赤くなったりしますが、股関節などの体の深いところにある関節の場合は、腫れなどの炎症症状が外見からはわかりにくいこともあります。 
 体温が上がることは少なく、患部に熱を持つことのほうが多いようです。
 動かすと痛みが強くなるため、関節を動かすことができにくくなります。
 化膿性菌や化膿に伴って出現する多核白血球、炎症性肉芽といった病変の破壊力は大きく急速で、関節軟骨をはじめとする関節の重要な部分が破壊され、このためにも関節の動きやその他の機能が失われます。
検査と診断 
 関節液を採取し、化膿性菌が検出できれば診断がつきますが、化膿菌が証明できないこともあって、この場合にはX線検査で関節の破壊証明できるまで断定できないことがあります。
治療 
 治療には入院が必要です。検査で化膿菌が検出できなかったときは、添え木や牽引などで関節を固定して全身の安静を保ち、点滴で静脈に抗生物質を注入します。
 化膿菌が検出できたときは、少しでも早く化膿菌を殺し、関節内の破壊を最小限にとどめるために、関節を切開してチューブを挿入し、洗浄液を常に注入して関節内を洗うとともに、関節内に抗生物質を注入します、この治療は子どもの場合もおこなわれます。
 治療の開始が遅れたときは、手術をして関節のなかを大きく開いて、炎症性肉芽組織などをできるだけ除去したあと、洗浄液で関節内を洗い続けます。
 手術で関節炎は治っても、関節の動きなどが小さくなってしまうことが多く、関節を動かせるようにする手術もありますが、化膿が再発する危険があるので、手術まで何年も待たなければなりません。

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O脚矯正と体(筋肉の仕組みと働き)


関節を動かすのが筋肉の役目です。骨についている筋肉の一方が縮み(収縮)、反対側が緩む(弛緩)ことによって関節が動きます。
 この筋肉の収縮や弛緩は、脳にある運動中枢という細胞から出された指令が、運動神経を介して筋肉に伝えられておこなわれます。
 したがって、運動神経系に故障が起こった場合、筋肉の動きを見ると、運動神経のどの部位が故障したかがわかります。筋電図検査をおこなえば、故障の程度など、より詳しいことがわかります。

筋肉の主な病気
 原因不明で、年月がたつうちに次第に筋肉がやせ衰え、筋肉を動かしづらくなってくる進行性筋ジストロフィー、運動神経と筋肉の接合部に故障があって、全身に力が入らなくなる重症筋無力症などが代表的な病気です。 
 また、ホルモンの分泌以上やがんのときにも、筋肉に色々な障害が起こることがあります。
 胸鎖乳突筋という首の筋肉にしこりができて、首が片側に傾いてしまう筋性斜頸が赤ちゃんにおこることがあります。
 そのほか、筋肉に細菌が感染する急性化膿性筋炎や筋肉の一部が変性して硬くなる外傷性骨化性筋炎などが起こることもあります。
筋肉が関与する主な病気
 筋肉そのものの病気ではなく、筋肉などが知覚神経や血管を圧迫したりする為に、首、肩、腕などにまひや、しびれを起こす病気がいくつかあります。まとめてこうやく性障害といいますが、頚肩腕症候群や手の指だけがまひする神経こうやく症候群もこの仲間です。

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2008年11月12日

O脚矯正と体(脊椎の仕組みと働き)


背骨(脊柱)は、七個の頚椎、十二個の胸椎、五個の腰椎、五個の仙椎、二から三個の尾椎で構成されていて、中心を脊髄が貫通しています。
 脊柱を構成している一個一個の骨を椎体(脊椎)といい、椎体と椎体の間には椎間板という軟骨がはさまっていて、クッションの働きをしているのと同時に、上下の椎体を連結させるのりのような役割もしています。
 椎体には、羽のような形をした椎弓という骨がついていて、上下の椎体の椎弓は組み合わされていて、椎体と椎体をつなぎとめる鍵のような役目をしています。
 この椎弓の間に椎間孔という孔があって、脊髄から枝分かれした神経がここから出て、体の末端のほうへ伸びています。

脊椎の主な病気
 椎間板が老化などで変性し、クッションとしての役目を果たせなくなると、上下の椎体がぶつかって変性し、痛みが起こります。これを変形性脊椎症といい、頚椎と腰椎におこりやすいです。
 上下の椎体に圧迫され、椎間板のなかの髄核がはみ出して、椎間孔から出ている神経を圧迫して痛みを出すものが椎間板ヘルニアで、腰椎に多くおこります。
 椎弓の一部が離れたものを脊椎分離症、その結果椎体の位置にずれが生じたものを脊椎すべり症といい、やはり腰椎におこります。
 腰痛症の大半は、これらの腰椎の異常によっておこりますが、肋間神経痛や坐骨神経痛のこれらの脊椎の異常が原因で起こるものがかなりあります。
 円背(猫背)は、姿勢が悪かったりして、背中が前後に曲がってくるものですが、原因不明で、左右に曲がってくることがあります。脊柱側湾症といい、思春期前後の女子に多い病気です。
 脊柱に何の異常のないのに痛みを訴える場合、脊椎過敏症といいます。二十歳前後の若い女性に多く、神経の一種の過敏状態と考えられています。

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O脚矯正と体(先天性股関節脱臼)


どのような病気か?
 股関節には、骨盤の側に寛骨臼という臼があり、そこに大腿骨の球形の骨頭が入っています。
 ところが、生まれつき寛骨臼がちいさかったり、浅かったり、また向かい合っているべき大腿骨頭がそっぽを向いていたりすると、生まれたときにあるいは生後満三ヶ月頃までに、大腿骨頭が寛骨臼から抜け出てしまいます。
 これがいわゆる先天性股関節脱臼で、そのままの状態で歩き始めると、将来必ずビッコを引くようになってしまいます。 
 日本人に多く、女児は男児の約五倍の発生し、同胞内に多発したり,寒冷期生まれ,異常分娩で産まれた子供に多発する傾向があります。 また、この病気には、抜けかっかている状態(亜脱臼)、寛骨臼がただ小さかったり、浅かったりしているだけの状態(臼蓋形成不全)なども含まれます。
 どうして病気が起こるのか?

先天性と名づけられていますが、生まれつき脱臼しているものはむしろ少ないものです。多くの例では分娩時から満三ヶ月頃までに脱臼が成立します。 
 同胞内多発の傾向があるため、確かに先天的な要因のからんでいますが、生まれてからの環境因子も、かなり関与しています。
 つまり、もともと脱臼しやすい構造で生まれた子が、オムツや衣服などで、足の自由な動きが奪われたり、無理やり股関節を伸ばされたりした場合に、股関節が脱臼してしまう事があるのです。
 どのような時に病気を疑うか
 次に挙げる項目に当てはまる場合は注意が必要です。
新生児期・脱臼側の足がいるの膝を立てているような格好で、あまり股間を開かず、健康な側に比べて動きが少ない。
乳幼児期・股間の開きが悪く、足の付け根のしわや大腿部の皮膚のしわの数、深さに左右差がある。お尻の大きさが違っていたり、歩行開始後では、ビッコを引く。血縁関係にある人の中に、先天性股関節脱臼になった人がいる。正常分娩ではなかった。寒い時期に生まれた。女児である。
 病気を治す
 現在、最も一般的な治療法は、満三から四ヶ月頃より、リーメンビゥーゲルという吊りバンドで整復する方法です。この方法でも性f句出来ない場合は、入院したうえで、足の牽引を行い、整復しやすい状態にしてから、徒手整復を行ないます。それも成功しない場合はやむを得ず手術によって整復します。
 病気の予防法 
 前述のような、生まれたから脱臼を誘発させるような因子を、取り除く事です。
 オムツは股おむつとし、おむつあカバーは横のバンドの細いものを使い、衣服は足の自由な動きを、出来るだけ妨げないようなものを着せます。また、満三ヶ月頃までには、子供の足を自由にばたばたさせながら育ててください。
 病気に気付いたらどうする
 この病気は子供のうちに治療しておかないと、将来、変形性股関節症を起こす心配があります。この病気にかかると、股関節は動かなくなり、かつ頑固な痛みで悩まされる事になるため、発見した時はすぐの治療が必要です。

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2008年11月11日

O脚矯正と体(関節の痛み)


整形外科の外来で手足の関節の痛みや腫れ(腫脹)、動いた時の関節、筋肉の痛みによがるものが多いそうです。これらの方の多くは、リウマチ、神経痛ではないかと心配されます。神経痛とは、一般的には病名ではなく、症状であり、どんな病気によって起こったのかを調べる必要があります。
 医学的には手足(四肢)など、運動する時に使われる骨、関節、軟骨、それに附属している骨膜、すじ(靭帯)、筋、腱、などを運動器と呼びます。

広い意味のリウマチとは、これら運動器に炎症、代謝異常、(例えば痛風)、変性、位置の異常、腫瘍などが起こった病気の総称です。リウマチは、アレルギー性と推定される炎症が運動器に起こった場合を意味し、関節リウマチ、リウマチ熱、強直性脊椎炎など比較的限定された病気を指しています。
関節が硬くなって、動きが悪くなった場合、関節自体の病気で動かなくなったものを強直、関節周囲の柔らかい部分(筋、腱、すじ、皮膚など)が何らかの原因で硬くなったものを拘縮(こうしゅく)と呼んでいます。したがって、拘縮と呼ばれるものには、先天性筋性斜頸、内反足、強皮症(膠原病の一つ)、神経系の異常によって反射性に筋が硬くなる様々な病気などがあります。関節リウマチで関節が動かなくなったものは強直です。
 病気によっては関節が不安定性(支える組織、軟骨、骨が破壊して支持力が弱くなり、正常の運動範囲よりも大きく動く)になります。例えば、関節リウマチのムチナンス型、神経病性関節症(梅毒によって起こる脊髄ろう、糖尿病性神経症など)などが上げられ、後者では、壊れた軟骨、骨の残骸が遊離して関節の中に存在します。この関節をシャルコー関節と呼び、この場合は関節の痛みはありません。

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O脚矯正と体(関節の主な病気)


関節の主な病気について。
 巧妙な構造をしている滑膜関節も、生まれつきのちょっとした関節のできの悪さや、それに加わる老化や長年の酷使の結果、内部が痛んできて炎症を起こし、動かすと痛むことがあります。これが変形性関節症で、体重を支えている膝関節や股関節に起こりやすいのです。無理な肘の使い方をしたためにおこる野球肘やテニス肘の同じ仲間に入ると思います。
 異常な免疫反応の結果、あちこちの関節に炎症が起こり、次第に変形してくるのが関節リウマチで、大部分は手指の関節から始まります。

 組み合わさってる関節の骨がずれたり、はずれたりするのが脱臼で、乳幼児に多い先天性股関節脱臼は、生まれつき骨と骨との組み合わせが悪い為に起こります。
関節の中に細菌が感染するのが化膿性関節炎ですが、結核菌の感染が原因の場合には、特に結核性関節炎といいます。
 関節軟骨の一部分がはがれ、関節を構成している骨と骨の間にはさまって、関節が激しくい痛むのを関節ねずみといいます。離断性骨軟骨炎もその一つでわりあい多い病気です。

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2008年11月10日

O脚矯正と体(関節の仕組みと働き)


 骨と骨との連結部分を、かんせつといいます。たいていの関節は、一方の骨の頭が丸く出っ張り、片方の骨が深い凹みみになっていて、両者ががっちりと組み合わさった形をしています。そのため、簡単には、ずれたり、外れたりしませんが、膝や指の関節は、割合に平らな骨どうしが向き合っていて、ずれたり外れたりしやすいので、靭帯、半月版、筋肉といった支持組織が、周囲からバランスよく支え、安定を保っています。

 膝、肘、手首、肩などの体の中でも特によく動く関節を、滑膜関節といいます。この関節の外側は、関節包という丈夫な袋で包まれています。この関節包の内側には、滑膜というやわらかい膜があって、ここからは関節液(滑液)が作られ、関節内に供給されています。
 関節を構成している骨の先端は関節軟骨という軟骨で覆われています。
 骨には血管が来ていて、血液から栄養を得られますが、関節軟骨には血管が来ていないので、血液から栄養を得ることができません。その代わりに、関節液から栄養の提供を受けています。
 骨と骨の間には関節空という隙間があり、いつも関節液で満たされています。関節が動くときには両方の骨の軟骨が擦れ合うかっこうになりますが、関節液が潤滑油の働きをしているため、摩擦の度合いが少ないのです。
 また、軟骨と軟骨の間には半月板がはさまっていてクッションの働きをしているため、長年にわたって関節を動かしていても、関節軟骨がすり減ったり、傷ついたりはしないのです。

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O脚矯正と体


骨の働き。
骨の役割は、骨格を形成したり、頭蓋骨や肋骨のように内臓を取り囲んで保護することですが、代謝にも一役買っています。

 骨の主成分はカルシウムとリン酸塩で、体内のカルシウムの九十九パーセントは骨に存在するといわれるほどの大きな貯蔵庫です。カルシウムは筋肉の収縮、神経の刺激伝達、血液凝固などに、リン酸塩は糖質や拡散の代謝に必要な物質です。
 血液中のカルシウムやリン酸塩の量が少なくなると、骨に蓄えられていたものが供給される仕組みになっています。骨からのカルシウムやリン酸塩の出し入れは、副甲状腺ホルモン、カルチトニン、ビタミンDなどが関与しておこなわれます。
骨の主な病気
 年をとってくると、骨煮に蓄えられるカルシウム量が少なくなり、骨の質がもろくなってきます。この状態が骨粗しょう症です、骨軟化症や副甲状腺機能亢進症でも似たような状態がおこってきます。
 骨に細菌が感染しておこる病気が急性化膿性骨髄炎で、治療を受ける時期がおくれると慢性化して治りにくくなります。
 こったんに障害が起こる病気を、まとめて骨端症といいます。大たい骨におこるペルテス病とオスグッド・シュラッテル病がその代表で、いずれも子どもに起こります。
 骨に発生する腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があり、両者とも色々な種類があります。

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2008年11月 9日

O脚矯正と体


関節という名称の意味。
関は、人体の要所という意味で、節は、竹のふしなどという場合のふしという意味です。
かんせつは、文字どおり、体を動かすときの要所となるふしなのでかんせつという文字をもちいたものです。
なお、英語では、関節のことをジョイント(joint)といいますが、この言葉は、つなぎ目、接合部という意味を持っています。

O脚矯正専門の治療院


今日の朝日う新聞の記事
厚生労働省は6日、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度で、6月に政府・与党がとりまとめた低所得者への軽減策を反映した保険料額を明らかにした。全国平均では1人あたり約7万2千円から約6万5千円になった。

年金収入のみで暮らしている高齢者にとっては、健康保険料を払うのも大変である。ただ払わないとその分のお金を、消費税や、所得税や、他の税金を高くしないとお金が足りないということなんであろうが。
誰でも、歳はとっていくものであるから、高齢になっても、派手な暮らしをしなくてもあまり切り詰めた生活をせずに、生活できるような日本になってもらいたいと思う。
そうなると、ダダでさえ赤字国債を発行しているくらいだから、将来消費税を上げていかなければ、大勢の人が暮らしやすい国にはなっていかないのだろうか?
当然、年金だって払っていなければ、もらえないわけだし、払いもしないのに、もらうことはできない。
正規雇用も減っているこのご時勢、将来のことを考えると、日本にとってはあまり明るい展望はないのか?
ある本に書かれていた、自分がしてもらいたいように人にする。そういうことを実践していけば(大勢の人が)、もっと世の中がよくなっていくのか?

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2008年11月 8日

O脚矯正と体


O脚矯正と体、コラーゲンについて。
健康食品や化粧品のコマーシャルでよく聞くコラーゲン配合。いかにも肌によさそうです。
コラーゲンは、皮膚や内臓、骨などに含まれるタンパク質の一種で、細胞と細胞をくっつける働きがあります。若いときは、肌にびっしり詰まっていますが、歳をとるにつれて減り、しわやたるみなどの原因になります。

そう聞くと、コラーゲンをお肌に塗ったり、食べたりして補わなければと思ってしまいます。でも本当に効果があるのでしょうか?
じつは、肌にコラーゲンを塗っても、そのままでは分子が大きすぎて皮膚に浸透することはありません。保湿効果はありますが、塗ったからといってすぐプルプルというのは期待しすぎです。
では食べた場合はどうでしょう?コラーゲンを食べても、胃でばらばらに分解されてしまい、コラーゲンとしては吸収されません。じゃあ、まったく効果がないのでしょうか?
最近、コラーゲンから分解されたペプチドが、コラーゲンを合成する細胞を活性化することがわかってきました。分解されたコラーゲンも、そうして再びコラーゲンに合成されて、全身の骨や内臓、筋肉を作る材料となります。骨密度を高めることにも使われ、残ったごく一部が肌のために使われるのです。つまり、食べたらすぐにつやつやというのは期待しすぎです。なおコラーゲンを取る際、ビタミンCを加えれば効果が上がるそうです。

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O脚矯正 立冬


立冬とは冬の始め、この日から立春の前日までが暦の上で冬ということになります。
俳句では11月は冬ですが、気象では12、1、2月が冬になります。
この立冬の頃は北国では初雪が降り、本州では「木枯らし」が吹き出す頃で、紅葉前線が下りて、落ち葉が目立つようになります。

時がたつのも早いもので、暦の上ではもう冬今年もあと2ヶ月をきりました。
受験生などはこれからが本番?自分の田舎、特に子供の頃は、この時期になると枯れ草や枯れ木を燃す煙の匂いの感覚がよみがえってきます。意外とぷ〜んとにおうのですが、枯れ草や、枯れ木を燃す匂いも情緒があっていいものです。
都心部では、そんな匂いは一切ない代わりに、前を歩く歩きタバコの臭いがするくらいでしょうか?
枯葉が散って落ち葉が風に飛ばされて、なんだか寂しい季節と言う方も多いのではないでしょうか。これも、春になって新たな葉をつけるための準備です。落ち葉が落ちると、成長が後退しているかのようですが、新たな葉をつけるための進歩(成長)です。
寒さがあるから、暑さがある。不幸があるから幸せがある。相対性のこの世の自然の法則です。本当は不幸も幸せと同じくらい楽しめるといいのでしょうね。

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2008年11月 7日

O脚(膝内反)、X脚(膝外反)


膝頭と膝頭の間が広く開いている状態をO脚といい、これとは逆に両方の膝頭が内側によっている状態をX脚といいます。
赤ちゃんはたいていはO脚で、二歳ぐらいになると治りますが、三歳ぐらいになると逆にX脚となり、四歳から五歳ぐらいでかなり目立つようになったあと、しだいに治って行くのが普通です。
こうした時期を過ぎても、O脚やX脚が治らない場合は一度整形外科で相談しましょう。
まれに、くる病などの病気が原因のことがあります。くる病とは。

カルシウムが骨に沈着せず、柔らかい骨様組織が全身の骨にたくさんできて、骨が硬くならない病気を骨軟化症といいますが、これが骨の発育期のおこった場合をくる病といいます。
症状・精神の不安定や不機嫌といった精神症状が起こっ足り、粘膜が弱くなる為に鼻炎、気管支炎、下痢などが起こりやすくなります。けいれんを起こすこともありますが、これは血液中のカルシウムが著しく減少したときです。
頭蓋骨が柔らかくなり、骨と骨のつなぎめの泉門がなかなか閉じません。胸郭は、肋骨前方の軟骨が肥大し、鳩胸になっていきます。
背骨は後方に突出したり、横に曲がったり(側湾症)します。
もっと目に付きやすいのは、関節端の肥大や下肢のO脚、X脚で、歩き始めたあとにO脚になることが多いようです。
原因・かつては、食事に含まれるビタミンDの不足や日光に当たる時間が短いことなどが原因で起こることが多かったのですが、現在ではこのような原因で起こるくる病は非常に少なくなりました。
現在では、ビタミンDは十分に取っていても、生まれつき体内でビタミンDを有効に利用できない体質のこどもにおこるくる病があって、注目されています。
そのほか、慢性の腎臓病、胃腸での消化不良、てんかん治療薬の長期間内服によっておこるくる病のあります。
このように一口にくる病といっても、原因は色々で、治療法も違ってくるので、それらしい症状にきずいたときは、小児科か、整形外科を受診し、よく相談することが大切です。くる病は、X線検査や血液検査で容易に診断できますが、原因の診断が何よりも大切なのです。
くる病でおこった、骨の変形、特にO脚は、適切な治療で治ることが多いのですが、治り方が不十分な場合でも、手術によって変形を矯正できるのです。

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2008年11月 6日

膝の痛みは安静が一番?


O脚矯正と体今日は膝についてです。
高齢者で膝に痛みを抱えている人はかなりいます。その痛みは、まるで体に電気が走ったようなものだという方もいます。ひどくなると歩くことも満足に出来なくなります。何とか治したいものですが、としだから、もう治らないとあきらめている人も多いようです。しかし最近、膝の痛みは治らないというのは、間違いであることがわかってきました。

そもそも、膝痛はどうしておきるのでしょうか?
高齢者の膝痛の原因を調べてみると、その多くは太ももとすねの骨の表面にある軟骨が削れて、関節を覆っている滑膜を刺激し、炎症が起きて痛みを感じる変形性膝関節症です。
軟骨が削れると聞くと、年とともに磨り減っていくものとか、運動すればさらに削れるだろうとおもってしまいがちです。
ところが、加齢や運動が第一の原因ではなかったのです。その証拠に80歳代の現役陸上選手の膝の関節をレントゲンで調べたところ、軟骨の量は大学生とほとんど変わらなかったということです。
では、どうして軟骨は削れるのいでしょうか?じつは磨り減るのではなく、軟骨を作り出す軟骨細胞が死んでしまうことで削れていたのです。軟骨細胞が死ぬのは、酸素が得られないとき。加齢などで、ひざを動かさなくなることも、軟骨の酸素不足の原因です。
常識的に考えれば、膝の治療をしているときには、できるだけ安静にしていたほうが良いと思いがち。ところが、それでは治らないケースが多いようです。しかも、炎症によって発生したサイトカインが軟骨細胞を殺してしまうことで、更なる悪循環を生むことも。専門家の間でさえ、長い間常識とされていた安静が帰って治療を長引かせていたのです。
これがわかったことで、画期的な治療法も明らかになってきました。なんと簡単な体操をするだけで痛み止めの薬以上の効果を得ることもあるのです。
もともと軟骨には血管が通っていないので、軟骨細胞は自力で酸素を得ることは出来ません。どんな治療を施しても、安静にしていては酸素供給が行われないのです。そこで、発想を転換させて、軽い運動をすると、血液の循環がよくなり、膝周りに酸素が運ばれてくるようになります。そして、関節液を通じて軟骨細胞へ酸素を届けることが出来るのです。
また、運動の刺激によって、軟骨細胞が活性化し、軟骨の材料プロテオグリガンの合成力がおよそ2倍に増えたという報告もあります。痛みで膝を曲げられない人でも大丈夫。伸ばしたままの足上げ体操を続ければ、痛みを起こす原因物質、軟骨の欠損が血液中にきゅうしゅうされて除かれ、炎症がひいていきます。痛みがなくなれば、歩くなどの運動ができるようになる為、さらによくなっていくのです。

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2008年11月 5日

O脚矯正と体


 人の骨の数?
人の骨格は約200個の骨から構成されています。
体幹と体肢に分けて、体幹では頭蓋(とうがい)23個、脊柱(せきちゅう)26個、胸郭(きょうかく)25個、体肢では上し64個、下肢62個の計200個となる。

以上は、成人の骨に関してだが、小児では仙骨は3〜5個の仙椎(せんつい)に、寛骨は腸骨・恥骨・坐骨に分離しているので、その数はもっと多くなる。また、耳にある耳小骨、体肢にある種子骨は加算されていない。
骨の形状は特徴から長骨・短骨・扁平骨・に分類され、単一の骨で、その部位により2種類以上の違った形態を示すものも少なくない。
長骨:長く伸びた管状の骨で、上肢や下肢の骨の大部分は長骨である。すらっと伸びた中央の骨幹と、両端の膨れた骨端とに分けられる。管状の骨幹の壁は緻密質(ちみつしつ)で出来ており、中に骨髄を入れる。骨端の表面も緻密質で作られるが ,内部は骨髄のなかを骨梁(こつりょう)が網目状に伸びる海面質で占められる。
短骨:手根骨や足根骨のようにサイコロ状の骨で、突出した長いじくをもたない・。
扁平骨:頭蓋骨、胸骨、肋骨のように、板状の扁平な形をした骨である。扁平骨には腸骨のような広い髄空がなく、内外2枚の緻密質の間に板間(ばんかん)層と呼ばれる海綿質がサンドイッチ状にはさまる。

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2008年11月 4日

手足の冷えには?


女性に多い悩み、手足のひえ。くつしたや手袋は必需アイテムですが、手足のひえを根本から解消してはくれません。くつしたや手袋が温めるのは、皮膚の表面だけ。手足に流れる血管の8割は、皮下から1mmちょっと内側にあり、その血流を促進しなければ、冷えは改善しないのです。

効果的な方法は、寒さに一番敏感な場所、首周りを温めること。でもなぜ手足から離れた首なのでしょうか?
体は寒さを感じると、体温を奪われないようにすばやく反応して、手足などの末端部分の血管を閉じて、血液が冷やされるのを防ぎます。くびはそのセンサーがあるところなのです。
手足の血管には動静脈吻合という部分があります。動脈と静脈を結ぶパイプライン的な役割を果たす部分で、体が冷えているときは、この動静脈吻合が収縮して血流が悪くなっています。
マフラーをするなどして首を温めると、体は体温を奪われる心配が少なくなります。すると動静脈吻合が10倍にも拡大し、動脈や静脈に温かい血流が流れるため、手足が温かくなるのです。
動静脈吻合はいったん閉じると、開くのに時間がかかるため、外出時には室内でマフラーを巻いてから外に出れば、手足は温かいまま。冷え性の人は部屋でもマフラーをして、寝るときも首周りを温かくして布団に入るとよいでしょう。

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2008年11月 3日

焼酎は体によいお酒?


焼酎の人気も少しは下火なのでしょうか?
テレビや雑誌などで、焼酎に血液さらさら効果があると報道され、体によいというイメージをもっているかたもおおいと思います。
確かに焼酎を飲むと血管の内側が刺激され、血栓を溶かす酵素が出ます。しかし、これは体質・体調によって非常に個人差が大きいのです。

実験では、人工血栓がはっきりと解けたのは6人中たったの2人でした。焼酎の血液さらさら効果は、他の酒に比べれば多少は効果があるかもという程度らしいです。しかも、飲みすぎるとアルコールの作用で、血液は逆にドロドロになってしまいます。
健康ブームの中、焼酎のダイエット効果をいう記事も見かけます。残念ながら、焼酎の成分には脂肪を燃やす働きは見つかっていません。
同やら日本酒に比べて低カロリーだという情報がすり替わっただけのようです。しかも、低カロリーといっても、酒を5合も飲んだ場合に、ようやくご飯1杯分の差が出るという程度なのです。
さらにもう一つ大事な情報を。実はどのお酒であろうとも、アルコールを分解する際に、肝臓で中性脂肪がたくさん作られてしまうのです。
また、焼酎は二日酔いしにくいという説もありますが、これも日本酒よりごくわずかに早く酔いがさめるだけのようです。

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2008年11月 2日

今日から11月


早いもので、今日から11月。今年の残りも後2ヶ月です。
紅葉もあちらこちらで、行楽に行かれる方も多いのではないでしょうか?
先週日光に行かれた方も戦場ヶ原よりも、華厳の滝から、いろは坂あたりが丁度見ごろだったようです。

この季節は、空気が乾燥し始めます。敏感な方は、風邪を引きやすくなります。風邪の予防には、マスクをつけることよりも、手洗いが効果的です。また、これからの季節、特に12月以降はインフルエンザがはやり始めます。今はインフルエンザに効くいい薬が出ていますが、それも、早い段階で飲まないと効果を発揮しにくいです。インフルエンザの予防は、うがいが効果的ですが、それよりも最も効果的なのは、何よりも予防接種ではないでしょうか?色々な病院によって多少の金額の差はありますが、なんといってもインフルエンザにかかる前に予防できるわけですから。一度インフルエンザにかかることを考えると、今のうちに予防接種を受けたほうが、相当効果的でしょう。予防接種をしても抗体が出来るまでに1っヶ月くらいかかるそうです。また、抗体ができてもその効果は、2〜3ヶ月らしいです。人によっては、早い時期に一回、後でもう一回となさる方もいらっしゃいます。予防接種を二回することによって、さらに抗体を強くするという効果もあるらしいです。一回の摂取でもインフルエンザにかかる人もいますが、予防接種をしていない場合と比べて、症状がひどくなりにくいなどの効果もあるそうです。
風邪の菌を殺す薬はないそうですが、その代わり、風邪の症状を軽くする薬は多くの種類あります。
インフルエンザウィルスを殺す薬はあります。医学の進歩もだんだんすごくなっていますね。

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2008年11月 1日


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