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鉄欠乏性貧血


◎鉄分の不足が原因の貧血
原因
 鉄欠乏性貧血の原因には次のようなものがあります。 つづき
●食品中の鉄分不足
 鉄分は、肉類、レバーなどに多く含まれていて、これらを適宜摂取していないと鉄不足におちいります。
 美容色として若い女性に人気のある生野菜を中心とした食事内容を続けているために、鉄欠乏性貧血を起こす女性も少なくありません。

2011年2月28日

鉄欠乏性貧血


◎鉄分の不足が原因の貧血
原因
 鉄欠乏性貧血の原因には次のようなものがあります。 つづき
●月経、妊娠、分娩、授乳 
 月経と分娩は体外への出血によって、妊娠中は赤ちゃんに鉄分を取られるために鉄不足になりやすいものです。また、母乳にも鉄分が含まれているため、授乳によっても鉄分不足になりやすいのです。
 女性は、このように鉄分不足になりやすい条件をもっているので、鉄欠乏性貧血は女性に多いのです。

鉄欠乏性貧血


◎鉄分の不足が原因の貧血
原因
 鉄欠乏性貧血の原因には次のようなものがあります。
●出血
 ケガなどで、体外へ出血すると血液中の鉄分が失われ、鉄欠乏性状態になります。
 ケガのような急激な出血ではなく、痔、胃・十二指腸潰瘍、など、女性では子宮筋腫などがあって、少量の出血が慢性的に続いている場合にも、鉄欠乏性状態になりやすいものです。
 10ミリリットルの血液が失われると5ミリグラムの鉄分が血液中から失われますが、体が一日に吸収できる鉄分は1ミリグラムなので、わずか10ミリリットルの出血で失われた鉄分の損失をとり返すのに5日もかかることになります。出血量はわずかでも、慢性的につづくと鉄欠乏性貧血を起こすわけです。

2011年2月27日

鉄欠乏性貧血


◎鉄分の不足が原因の貧血
症状
 急激におこってくることはなく、貧血は徐々に進行してくるので、体がだるい、息切れや動悸を強く感じるなどの貧血の一般症状が徐々に起こってきます。
 貧血の進行が極めてゆっくりだった場合には、血色素量が正常の半分ぐらいになっても、安静にしているとこれらの症状を感じないこともあります。
 強い貧血が長く続いた場合には、爪がスプーンのように反り返ってくることもあります。また、物が飲み込みにくくなる嚥下困難が起こることもあります。

鉄欠乏性貧血


◎鉄分の不足が原因の貧血
どんな病気か
 体内の鉄分が不足するために起こる貧血で、最も頻度が高いものです。
 鉄分は血色素の主成分で、体内の鉄分が不足すると血色素がうまく作れず、赤血球中の血色素の量が減少してきます(底色素性)。血色素は肺で酸素と結合し、全身に酸素を供給するはたらきをしているので、血色素が減少すると全身の組織や臓器が酸素不足におちいり、働きが低下してきます。また、赤血球の大きさも小さくなってきます。
 女性が圧倒的に多い病気です。

2011年2月26日

貧血とは


◎赤血球の寿命と骨髄の働き
 赤血球は骨髄で作られていて、寿命は120日です。この日数を経過したものは、肝臓で胆汁を作るさいの材料として利用されたり、脾臓で破壊されたりしています。
 骨髄では、寿命が尽きて消失した分だけ赤血球を作り出しています。したがって、健康体であれば、いつ調べてもその人の赤血球数は一定しています。
 また、赤血球を作り出す骨髄の予備能力は大きく、いざというときには、通常の6〜8倍の量の赤血球を作り出すことができます。したがって、出血などで赤血球が多少失われても、すぐに取り戻すことができます。
 消失する赤血球数が骨髄の能力をこえていたり、骨髄で必要なだけの赤血球が作られなかったりすると、貧血が起こってきます。

貧血とは


◎貧血の原因 つづき
■鉄欠乏性貧血
 体内の鉄分が不足するためにおこった貧血をいいます。

■巨赤芽球性貧血
 ビタミンB12や葉酸の欠乏でおこった貧血をいいます。

■溶血性貧血
 肝臓や脾臓で、赤血球の破壊が亢進するために生じた貧血をいいます。

■再生不良性貧血
 骨髄で赤血球などが十分に作られなくなっておこった貧血をいいます。

■続発性貧血(症候性貧血)
 他に病気があって、それにともなっておこる貧血をいいます。

2011年2月25日

貧血とは


◎貧血の原因
 赤血球は、骨のなかにある骨髄でつくられますが、の寿命は120日間で、この期間を過ぎると肝臓や脾臓で破壊されます。
 骨髄で赤血球が作られるためには、ビタミンB12と葉酸の助けが必要ですし、酸素と結合する赤血球中の血色素(ヘモグロビン)が作られるためには、鉄分が必要です。
 骨髄でつくられる赤血球が少なくなったり、体内のビタミンB12、葉酸、鉄分が不足したり、肝臓や脾臓での赤血球の破壊が活発になりすぎたりすると貧血が起こってきますが、貧血は原因によっていくつかの種類に分けられます。

貧血とは


●貧血の診断
 血色素量の正常値は、血液1デシリットル中、男性は14〜18グラム、女性は12〜16グラムです。これが、男性は14グラム以下、女性は12グラム以下になった場合に貧血と診断します。特に10グラム以下になった場合は、医師による治療が必要な貧血です。
 赤血球数の正常値は、血液一立法ミリメートル中、男性は450万〜550万、女性は400万〜450万です。これが、男性は400万以下、女性は350万以下になった場合は貧血とします。

2011年2月21日

貧血とは


◎貧血の検査と診断
 貧血かどうかは、血液の中の赤血球数と血色素量(ヘモグロビンの量)を調べることで簡単にわかります。
 血液の比重で判断する方法もありますが、この検査だけでは不十分です。赤血球と血色素、なかでも血色素量の測定が、貧血の診断には大切です。
 貧血の検査は、何処の医院や病院でも行えます、採血に当たっても特別な注意も必要ありません。

貧血とは


◎貧血の症状 つづき
 時には、食欲がなくなり、吐き気などを感じることもあります。
 このような症状は、原因にかかわりなく、どのような貧血にも現れてくるので、貧血の一般症状と呼ばれています。
 貧血と思われる症状があるときは、血液検査でわかります。
 しかし、貧血を起こしているひとのなかには、全く症状がなかったり、あっても自分ではそれとは気づかずにいて、健康診断や献血などのさいの血液検査で、偶然見つかるという人もかなりいます。

2011年2月20日

貧血とは


◎貧血の症状
 からだがだるく、寒さを人一倍感じるようになってきます。 
 心臓や肺に負担がかかるため、ふだんであればなんでもない運動、例えば登りなれている階段や坂でも動悸や息切れを感じるようになります。 
 貧血が進行すると、皮膚や粘膜の赤みがなくなり、多少黄色みをおびてきます。そのほか下肢が少しむくんだり、微熱が出ることもあります。周りの人から、顔色が悪い、とか、だるそうだなどといわれることもあります。
 

貧血とは


◎赤血球や血色素が減少した状態 つづき
 赤血球や血色素が減少して貧血になると、運ばれてくる酸素の量が減少するために、全身の組織や臓器は酸素不足におちいって働きが低下し、さまざまな症状が現れてくることが少なくありません。
 全身の組織や臓器は、酸素と栄養素を化合させてエネルギーをえているので、いくら栄養素があっても、送られてくる酸素が不足すると十分なエネルギーが得られなくなり、働きが低下するのです。
 また、血液が酸素不足の状態になると、これを補おうとして心臓や肺が余分に働かなければならず、負担が重くなってそのための症状が現れてくることもあります。

2011年2月19日

貧血とは


◎赤血球や血色素が減少した状態 つづき
 全身の組織や臓器が、酸素と栄養素をエネルギー源として利用した後は、排気ガスともいうべき炭酸ガスが生じます。この炭酸ガスを静脈を介して肺まで運んでくるものを赤血球と血色素です。
 血液中のこの赤血球や血色素の量が減少した状態を貧血といいます。
 貧血というと、脳貧血と同義語と考えている人もいるようですが、脳貧血は、脳血管が一時的に収縮するために脳を流れる血液が減少し、顔が青白くなって冷や汗が出て、意識が薄れたりするもので、本当の貧血ではありません。ただし、貧血の人が脳貧血をおこすことはあります。

貧血とは


◎赤血球や血色素が減少した状態
 血液は、肺の中を通過する間に、炭酸ガスが捨てられ、酸素が取り入れられて酸素の豊富なきれいな血液となります(ガス交換)。全身の組織は、動脈を介して送られてくるこの酸素の豊富な血液から、酸素と栄養素を受け取り、これを エネルギー源として働いているわけです。
 肺で血液中に酸素が取り入れられるのは、赤血球という血漿成分が血液中に存在するからです。血液が肺の中を通過する間に、赤血球が酸素を取り込みますが、赤血球中には、血色素(ヘモグロビン)というタンパク質色素が存在し、この血色素と酸素が結合することによって、酸素の豊富な血液になるのです。

2011年2月17日

リンパ系のしくみと働き


◎リンパ系のおもな病気
 リンパ節が腫れて痛むときは、細菌感染による急性リンパ節炎のことが多く、押しても痛まないときは結核などの病気が疑われることがあります。
 リンパ節の腫れがなかなかひかないのは慢性リンパ節炎ですが、まれにリンパ系のガンともいうべき悪性リンパ腫のことがあります。

リンパ系のしくみと働き


◎リンパ系のはたらき つづき
 また、腸管から吸収された栄養素は、肝臓へ行く門脈という静脈へ直接入るものもあるのですが、脂肪などは大部分が腸管近くのリンパ系にいったん入り、それから門脈系に入るしくみになっています。いったんリンパ系を経由することによって、腸で吸収された栄養素に含まれる毒性が取り除かれるのです。リンパは、一般に無色透明のさらさらした液体なのですが、腸管から吸収された脂肪を含むために、腸管近くのリンパは白くにごっていて乳びと呼ばれます。
 また、リンパ節は、体にとって有害な物質(抗原)と結びついて毒性を封じてしまう抗体(免疫グロブリンと呼ばれるタンパク質の一種)を作るなどの免疫に関与するはたらきも行っています。

2011年2月16日

リンパ系のしくみと働き


◎リンパ系のはたらき 
 体内に侵入してきた細菌は、リンパ系を流れる間にリンパ節でとらえられます。したがって、ここに細菌が感染し、炎症を起こしてリンパ節が腫れることが多いのですが、リンパ節はここで細菌を食い止めて、感染が全身に広がらないようにしています。子どものリンパ節の働きは特に活発で、細菌などがとらえられて炎症を起こし、リンパ節が腫れることが多いのです。

リンパ系のしくみと働き


◎リンパ系のしくみ
 動脈系、静脈系の血管が全身に張り巡らされているのと同様に、リンパ管が全身に張り巡らされていて、このなかをリンパという液体が流れます。このリンパは、組織と組織の間に存在する組織間液という液体から作られています。
 リンパ管のうち、もっとも細くなっている管を毛細リンパ管網といいますが、互いにつながって連絡しあいながら、網の目のように全身の組織のなかに張り巡らされています。
 毛細リンパ管網は、集合してより太いリンパ管になり、組織から出てきます。このリンパ管は、しだいに合流して最後は一本の管となり、首の下のところにある鎖骨下静脈につながっていて、リンパ液はここから静脈に流れ込むしくみになっています。
 リンパ管が合流している部位はふしのようになっていて、ここをリンパ節といいます。リンパ節は、全身に約800個存在しますが、最も数多く存在しているのは首とその周辺で、ここには約300個が集中しています。その次に多いのは、股のつけ根とその周辺です。

2011年2月14日

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●血液凝固因子
 血漿中には、血液を固めるいろいろな凝固因子が含まれていますが、これまでに12種類の物質の存在が確認されています。
 血管が破綻して出血が起こると、この血液凝固因子が血小板と協力して血液を固まらせ、出血を止めるのです。

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●免疫グロブリン
 生まれつき体内に持っていないものに対する抗体を含むタンパク質で、非自己が体内に入ってくるとそれを識別して抗体を作り、再び同じ非自己が体内に入ってくると、抗体がその非自己と結びついて、無害なものにします。一度はしかにかかると生涯かかることがないのは、この免疫グロブリンの働きです。

2011年2月13日

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●血漿のしくみ
 血漿は、血液中の淡黄色をした液体成分で、その約90パーセントは水分で、残りの大部分はタンパク質です。
 このタンパク質の60パーセントは、血液の浸透圧を保ったり、色々な物質の輸送に関係しているアルブミンというタンパク質で、残りの主成分は免疫に関与している免疫グロブリンというタンパク質です。
 このほかに、血漿中には血小板と協力して出血を自然に止める血液凝固因子という物質も含まれています。

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●血小板 
 細胞の小片のように見える小さな血球で、血液1立方メートル中15万から35万個含まれています。
 この血小板は、血管が破綻して出血が起こると、固まって血栓を作り、破綻した部位をふさいで出血を自然に止める働きをしています。
 この働きは、血液凝固因子との協力でおこなわれています。

2011年2月12日

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●白血球 つづき
 リンパ球が、体内に入ってきたものを非自己と識別すると、リンパ球や形質細胞から抗体が作られ、同じ非自己が二度目に体内に入ってくると抗体が結びついて無毒化します。このように、白血球は全体としてからだの健康を守る働きをしているのです。

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●白血球 つづき
 体内に侵入した細菌が多量で炎症が起こると、作られる白血球が増加して血液中の数が増えますが、ウイルスやリケッチアなどの感染が原因の炎症の場合は、血液中の白血球数がかえって減少するという傾向があります。このため、色々な病気の診断に、白血球の検査が行われます。
 リンパ球以外の白血球は骨髄で作られますが、リンパ球はおもにリンパ節や脾臓で作られています。
 このリンパ球は、体内に入ってきたものが、生まれつき体内にもっていたものか、そうでないものかを識別する働きをしています。

2011年2月10日

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●白血球
 白血球には、好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球等の種類があって、好中球、好酸球、好塩基球の三つを合わせて顆粒球とも言います。健康な人の血液中に含まれる白血球は血液1立方メートル中に4000から9000個です。
 細菌などの病原微生物や異物が体内に侵入してくると、好中球と単球がその部位に集まってきて、病原微生物や異物を取り囲んで飲み込んでしまい、毒性を封じます。このことから好中球や単球を貪食(どんしょく)細胞ともいいます。

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●赤血球 つづき
 また、全身の細胞の新陳代謝の結果生じた炭酸ガスを運んでくるのも血色素で、肺の中の毛細血管を血液が通る間に炭酸ガスが捨てられ、代わりに酸素が取り込まれるのです。
 なお、血液が赤く見えるのは、この血色素の色です。
 白血球の寿命は120日で、これ以上たって古くなった赤血球は、肝臓で胆汁を作る材料に使われたり、脾臓で破壊されたりします。このようにして消耗した分だけ、骨髄で赤血球が作られ、血液中に毎日供給されています。

2011年2月 9日

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●赤血球
 直径7ミクロンぐらいの大きさで、血液1立方メートルのなかに、男性は450万から550万個、女性は400万から450万個も含まれていて、血球成分の大部分は赤血球といっても過言ではありません。
 赤血球は、表面を薄い膜で包まれていて、そのなかに血色素(ヘモグロビン)という成分が含まれています。血液が肺の中の毛細血管を通るうちに、呼吸によって体内に取り込まれた酸素と血色素が結合し、血液中に酸素が取り込まれるのです。

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
●血球のしくみ
 血球には、種類があって、それぞれに働きが違っています。
 これらの血球には寿命があり、古くなったものは、肝臓や脾臓で破壊されています。脾臓の働きが異常になって、血球の破壊が亢進し、色々な血球の病気がおこった場合、脾臓を摘出する手術がありますが、肝臓がその代わりに働くので、血液に古い血球がたまってしまうようなことはありません。
 また、肝臓や脾臓で破壊された分だけ、胸骨や背骨の中にある骨髄と言う組織で新しい血球が作られて、血液中に補給されています。この骨髄は、血液中の主要成分である血球を作る組織であるため造血器ともいいます。

2011年2月 7日

血液・造血器のしくみと働き


◎血液・造血器のしくみ
 血液は、血球と呼ばれる有形成分と血漿と呼ばれる液体成分から成り立っていて、血液の容積の約60パーセントが血漿で、約40パーセントが血球です。

血液・造血器のしくみと働き


◎血液の働き つづき
 一方、細胞が酸素と栄養素をエネルギー源として利用した後には、炭酸ガス(二酸化炭素)、尿素窒素といった老廃物が生じます。この老廃物を集めてきて、炭酸ガスは肺へ、尿素窒素は腎臓へというようにそれぞれの排泄器官へ運び、老廃物を体外へ排泄させるのも血液の役目です。
 この血液が絶えず全身をめぐっているために全身の細胞は生きていることができ、全体としての生命が維持できるのです。
 全身をめぐっている血液の量は、その人の体重の約7.5パーセントです。

2011年2月 5日

血液・造血器のしくみと働き


◎血液の働き
 全身の細胞は、酸素と栄養素をエネルギー源として、その生命を維持しています。
 このエネルギー源である酸素と栄養素を全身の細胞に送り届ける役目をしているのが血液です。
 酸素は、血液が肺の中を通過する間に提供され、栄養素は、肝臓の中を通る間に提供されます。この酸素と栄養素が豊富になった血液が、動脈血として心臓から送り出されます。全身の細胞は、血液からこの栄養と酸素を受け取り、化合させることによってエネルギー源としています。

歯(口腔)・あごの外傷


■あごの外傷

●上顎骨骨折の場合 つづき
 特に、骨折部や歯のかみ合わせを整復しないうちに骨が癒着してしまった場合、咀嚼が十分にできない、口の開閉がうまくできない、はっきり発音できない、などのさまざまな障害や顔に変形などが生じます。そのため、手術でもう一度人工的に骨折を起こし、整復しなおすことになりかねません。
 上顎骨を含む顔面骨折の治療は、まず救命が第一の目的ですが、同時に、目、鼻、口の各種機能を元通りに回復させること、および顔の変形を修復することも重要です。そのため、脳神経外科、整形外科、口腔外科などそれぞれの専門医が協力して治療に当たることが大切です。したがって、顔面骨折をしたら、救急設備があって、しかも各科のそろっている大きな病院へ行くことが大切です。

2011年2月 4日

歯(口腔)・あごの外傷


■あごの外傷

●上顎骨骨折の場合
 上顎骨だけを骨折することはあまりなく、たいていは下顎骨や頬骨、鼻の骨など、しゅうへんの骨折にともなっておこります。したがって、上顎骨骨折そのものに対しては、下顎骨の場合と同じ様に顎間固定を行いますが、同時に、しゅうへんの顔面骨骨折に対する手術も必要になります。
 顎間固定は、骨折部の急性炎症が治まる時期、すなわち受傷後10日以内、遅くとも2週間以内に行います。頭部外傷などを合併している場合は、どうしても顔面の治療が遅れがちですが、顎骨を含む顔面の骨折は、治療が遅れると後が面倒になります。

歯(口腔)・あごの外傷


■あごの外傷

●下顎骨骨折の場合 つづき
 呼吸困難になるのは、多くは下顎中央の骨が内側に折れ、舌をおくに押し込んで気道をふさぐからです。また、口の中の出血による大きな血のかたまりや、ケガの衝撃ではずれた義歯が気道をふさいでいることもあります。
 こういったときは、まず口を開かせ、ハンカチやガーゼで折れた下顎骨と舌を引っ張り出し、さらに血液のかたまりや義歯などの異物があれば取り除きます。口腔や顔面には血管が多いため出血量が多く、特に口の中の出血は唾液と混じって驚くほど多量に見えますが、落ち着いて処置することが大切です。

2011年2月 3日

歯(口腔)・あごの外傷


■あごの外傷

●下顎骨骨折の場合 つづき
 入浴は医師の指示に従います。ただ、ふつうは、顎間固定をすることで、骨折による顔の腫れや痛みなどはかえってやわらぐものですから、固定をはじめてしばらくすると、医師から入浴を許可されることが多いようです。心配なら最初シャワーだけにしてみて、発熱や骨折部の痛みがひどくなるようなことがなければ、入浴に切り替えるとになります。
 交通事故などで上顎骨を含む顔面骨の骨折や、頭部、頸部のそんしょうをともなっているときは、受傷直後に気道がふさがって呼吸困難におちいることがあり、救命措置が必要になります。

歯(口腔)・あごの外傷


■あごの外傷

●下顎骨骨折の場合 つづき
 そのためには、顎間固定といって、ワイヤーなどで上下の歯と顎を約4〜6週間固定します。
 固定期間中は、物をかむことができないので、ストローで流動食を流し込むことになり、かなりの不自由を覚悟しなければなりません。会話や身の回りのことはさほど支障なくできますが、流動食しか取れないため、体重が減り、激しい運動も無理となります。このため、固定期間中から消化に良い高カロリー食品をとるなどの食事療法を行い、体力の維持をはかる必要があります。

2011年2月 2日

歯(口腔)・あごの外傷


■あごの外傷
 顔面の骨折のうちで最も多いのか、あごの骨折です。とくに、下顎骨屋、さらに頭部、頸部の損傷をともなう怪我が多くなっています。
●下顎骨骨折の場合
 下顎骨は、顎関節によって頭蓋骨の側頭骨と連結しており、複雑な動きをして咀嚼や発声に重要な働きをしています。したがって下顎骨を骨折すると、物をかんだり話したりが直接障害されることになります。
 こっせつは、あごの中央や奥歯付近、さらに後方の隅角部に起こりやすく、たいていは歯の損傷や歯槽骨骨折を同時に起こしています。

歯(口腔)・あごの外傷


●歯槽骨骨折の場合 つづき
 唇の腫れは、数日後にはひき始めます。はじめの1〜2日はしっかりと冷やすようにすると、腫れがひくのが早くなります。
 また、唇の皮膚や裏側の粘膜に、内出血のため暗紫色の斑点ができることがありますが、時間がたつにつれて黄色に変わり、数週間後には消えます。この黄色の班ができるのは、赤血球の鉄分が組織中に遊出したためで、お茶を飲むと早く消えるといわれています。
 歯槽骨の骨折部と、脱臼やかん入した歯を元の正しいか見合わせ位置に戻してワイヤーで約4〜6週間固定します。
とくに子供の場合、歯並びが悪いとか、ちょうど乳歯から永久歯に生え変わる時期にあたることが多いために、かみ合わせ位置を決めにくいことがあります。

2011年2月 1日

歯(口腔)・あごの外傷


●歯槽骨骨折の場合 つづき
 歯槽骨を骨折すると、まわりの歯肉(歯ぐき)も当然損傷され、歯肉が裂けたり、歯肉の中が挫傷をおこしたりします。前歯部の歯槽骨骨折では、さらにくちびるの打撲も加わるため、受傷後まもなく、そこがひどく腫れあがってきます。
 ときには、くちびるが裂けて多量に出血することもあります。唇の小動脈が切れた場合は、鮮紅色の血がどくどくと噴出し、小動脈が切れれば黒ずんだ色の血が流れます。
 このような時は、直接出血している箇所を清潔なガーゼなどで圧迫しできるだけ出血を防ぐようにして病院にいきます。



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