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末梢神経障害(絞扼性神経障害)


 絞扼性神経障害は、神経の走行している経路のうち骨や靭帯などにより周囲を囲まれた構造になっている部位で神経が絞扼される(締めつけられる)ことによって生じる神経障害のことで、別名トンネル症候群ともよばれます。絞扼部位からさきの末梢神経に症状がみられます。

◎手根管症候群

 手首よりやや末梢の手のひらにある手根管という管での正中神経が圧迫され、親指から薬指の指先がしびれたり、腕の痛みを生じる病気です。夜間から朝方に症状が強くなるのが特徴です。進行すると親指の付け根の筋が萎縮し、物がつまみにくくなります。中年以降のじょせいにおおくみられます。

◎肘部管症候群

 肘の変形性関節症・ガングリオンなどや、小児期の骨折による外反肘・内反肘変形により生じます。中・高年の人が多く、肘の痛みと薬指・小指と小指球(てのひらの小指側の膨らんだ部分)の痺れが出ます。進行すると手の中にある指を横に開閉する筋がやせて、指先で物がつまみにくい、小指が曲がって伸ばせないという症状が出ます。

◎尺骨神経管症候群(ギヨン管症候群)

 手関節部での尺骨神経の障害で肘部管症候群と同じあるいはその一部の症状が出ます。シビレは、手のひら側のみで甲側にはでないのが特徴です。原因としてはガングリオンなどの腫瘤による圧迫が多くみられます。

◎足根管症候群

 足の内側のくるぶしの下での脛骨神経の障害で、足底の知覚障害と母指外転筋などの足部の筋力低下が見られます。

2011年8月31日

各部位の症状ー皮膚の異常(色が変わる・かゆい)


◎皮膚の色が変わる

  紅班のできる病気で感染症以外にも各種の紅班症、赤あざ(血管腫)、酒さ(赤鼻)の場合があります。赤あざは生まれたときからある赤い斑点で、酒さは酒飲みに多く見られ、鼻のさき、ほおやあごにみられる赤い血管拡張です。
 赤い色のほかには、そばかす、しみのような色素沈着症、白班を生ずるしろなまずがあります。
 黒色になるアジソン病、ほくろなど、紫斑のできる紫斑病、黄色くなる胆石症や肝炎などによる黄疸があります。

◎皮膚がかゆくなる

 かゆみは皮膚病の特徴のように思われていますが、自覚症状としてあらわれるものはそう多くはありません。湿疹、薬や化学物質に触れてできるかぶれ、浮腫性で引っかくとはれるじんましん、皮膚掻痒症、神経皮膚炎、陰部や足の指間にできる湿疹様の白癬、他人から感染して皮膚の柔らかいところにできる疥癬、中心に水疱を持った赤い丘疹である小児ストロフルスなどがおもなものです。
 全身病によるかゆみとしては次のようなものがあります。
 糖尿病のときには、全身がかゆくなることがあります。そのほか皮膚のかゆみを強く訴える神経症があります。
 そのようなものでも、かき続けると慢性湿疹のような皮膚変化を帯びてくるものです。

2011年8月28日

各部位の症状ー皮膚の異常(発疹・かたさの変化)


◎発疹ができる

 皮膚や粘膜にできる斑点などの変化を発疹といいます。発疹にもいろいろあります。赤い斑点で皮膚から高まっていないのは紅班、皮膚面から少し高まったものを丘疹、その大きなものを結節、透明な液が皮膚にたまったものを水泡、黄色の膿を持つものをのう胞、水泡やのう胞が破れ、ない液が皮膚片やほこりとまみれて固まったものをか皮、皮膚面からはがれ降りる角質の破片を鱗せつまた落せつ、表皮が破れ鮮紅色のただれた皮膚面がむき出しになった状態をビラン、真皮、皮下組織にまで及ぶ皮膚の欠損が潰瘍です。
 高い熱とともに発疹の出る場合は伝染性の病気が多く考えられ、はしか(麻疹)、猩紅熱、発疹チフス、腸チフス、膠原病も考えられます。
 はしかの発疹は、いったん下がった熱が再び発熱するときに出ます。
 熱が軽いかでなくて発疹のできる場合は、水疱瘡、風疹、小児ストロフルス、湿疹、じんましん、薬疹、梅毒などが考えられます。水疱瘡では紅班が水泡となり、黒いか皮に変わります。風疹では全身に発疹ができます。じんましんは強いかゆみを伴います。
 水ぶくれのできるものに、水疱瘡、水泡症、ヘルペスがあります。

◎皮膚のかたさが変化する

 皮膚が厚くなるもの(角化)には、魚の目、たこ、とりはだ、さめはだ、乾癬、角化症などがあります。栄養障害では弾力がなくなります。手足から全身の皮膚が硬くなってツルツルした感じになるのは強皮症です。

2011年8月27日

各部位の症状ー毛・爪の異常


◎毛の異常

 脱毛症のうち、ホルモン(内分泌)の異状によって毛が薄くなったり、色が変わったり、切れたりすることがよくあります。
 バセドウ病や甲状腺機能低下症、シモンズ病、小人症、丹毒、急性の感染症の場合です。甲状腺機能低下症では、まゆのがいそく三分の一が脱毛し、他にむくみなどが特徴的です。出産のときに大量出血を起こしてなるシーハン症候群では無気力、低血圧が主症状ですが、わき毛や陰毛がなくなるのが特徴です。出産とは関係のない下垂体前葉機能低下症では脱毛が見られ、病変が下垂体から視床下部まで及ぶと、体がやせてきます。
 丹毒は連鎖球菌の感染によるもので、皮膚に傷があるところに起こってきます。発熱、倦怠感といった全身症状とともに、病変部の皮膚は赤く、かたくなり、圧痛があり、その境界は明瞭です。
 逆に、毛が多く、濃く、かたくなったりすることがあります。主として、副腎の病気でみられます。クッシング症候群では、顔は赤く満月様で、肩や腹は肥満し、ニキビが顔や背中にたくさん出ます。下腿や顔、背中が毛深くなり、腹部や上肢、下肢の付け根辺りに皮膚の裂けた線状ができ、下肢、上肢に皮下出血がよくおこります。
 副腎性器症候群は、子供に見られるまれな病気で、副腎で作られる男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌過剰のために、性徴異常、特に男性化の症状がみられます。男子では性早熟、女子では陰核の肥大や多毛症などが見られます。
 白髪は、高齢になると生理的にも増えてきますが、遺伝的にわか白髪になる人もあり、消耗性の大病や精神的労苦のあると急に増えることも有ります。

◎爪の異常

 貧血のとき、スプーン形に爪が反り返ることが有ります。
 チアノーゼのある心臓の病気、肺の病気のとき、爪が大きく逆に丸みをおびてきます。

2011年8月25日

各部位の症状ー手足の筋力の異常(知覚麻痺・筋力低下)


◎知覚麻痺
 
 知覚が全くないもの、多少悪いもの、触っただけなのにいたいと感じるようなもの、さわりもしないのに皮膚がピリピリしびれた感じになるものなど、さまざまな知覚麻痺があります。
 知覚麻痺は手足の先のほうに起こることもあり、片側のことも両側のこともあります。 
 脊髄の病気で、下半身が全く麻痺することがあります。脊髄ろう、髄膜炎、脊髄腫瘍、脊髄外傷、脊椎外傷などがそれです。脊髄空洞症では、左右非対称の筋萎縮や温度覚のみの障害(触覚や深部感覚は保たれている)、排尿障害、下肢のつっぱりなどがみられます。
 脳の病気として脳卒中、脳炎、脳腫瘍、末梢神経の病気として多発神経炎で知覚麻痺を起こします。

◎まひ以外の筋力低下

 脳神経の病気以外の多発性筋炎や進行性筋ジストロフィーなどの筋肉の病気や、重症筋無力症や肺がんの一部で見られる神経と筋の間の情報伝達の障害を起こす病気でも、筋力の低下がしばしば見られます。
 多発性筋炎では、左右非対称に全身各所の筋が痛くなったり、弱くなったり、筋萎縮が起こり、発熱や倦怠感がみられます。
 進行性筋ジストロフィーは遺伝性、進行性の筋肉の病気で、子供に多いですが、必ずしも子供だけの病気ではありません。おもな症状として、筋萎縮、筋力低下(脱力)、腱反射の衰弱・消失などが見られます。
 重症筋無力症は、朝方に比べ夕方に筋力低下が悪化するのが特徴です。周期性四肢まひは飲酒や糖分を多くとったあと、夜中や早朝に急に上下肢ともに筋力の低下をきたすものです。この筋力の低下は数時間から数日で回復するのが特徴です。
 テタニーは、一つの病気というよりは、ひとつの病的な状態で、血中のカルシウムが低下したときに起こります。精神的不安感がおこり、手足がしびれ、そのうち手足がかたくなってけいれんします。

2011年8月24日

各部位の症状ー手足の筋力の異常(運動まひ)


 筋力低下や感覚の異常を起こす病気は、脳神経や筋の病気によることが多く、急に起こるものと、気がつかないうちにだんだんおこるものとがあります。
 脳卒中などの血管障害は、脳・神経系の病気のなかで最も急に始まるものです。比較的急なものとしては、脳炎、髄膜炎などの急性の感染症・炎症の場合があります。ゆっくり始まる代表的なものは変形性疾患で、パーキンソン症候群などがあります。症状に波のある場合としては、血管障害の再発の繰り返しや脱髄疾患がその代表です。

◎運動まひ

 手足が完全にきかない、”完全麻痺”と、少しは聞くが十分ではない”不完全まひ”があります。また、つっぱっている”強直性まひ”と、だらりとしている”弛緩性まひ”とがあります。片方の手か足だけ麻痺してる場合、片方の手も足もすべてまひしている場合(片まひ)、両方の手、あるいは両方の足だけが麻痺している場合など、組み合わせは多様です。
 脳の病気で麻痺を起こすのは、高齢者では脳出血、脳梗塞(脳なんか)が多く、若い人では心臓弁膜症などの心臓病のある場合、心臓から血栓が流されて脳の動脈に引っかかり、脳塞栓となって片まひを起こすことがあります。
 脊髄の病気としてはポリオ、脊髄症、、脱髄疾患(多発性硬化症など)、髄膜炎、脊髄腫瘍、脊髄外傷、筋萎縮性側索硬化症などでまひが起こります。変形性頸椎症は骨粗しょう症の進んだ高齢者には多い病気です。


2011年8月22日

各部位の症状ー腹のしこり


◎上腹部のしこり

 上腹部に触れるものなら胃がん、膵がん、肝がんなどがあります。胃がんでこぶが触れる程度になると、だるさや貧血など、他の症状も出るのがふつうですが、肝がん、膵がんでは、初期症状があまり現れません。しこりの触れるようながんは、かなり進んだものです。

◎右上腹部のしこり

 右上腹部のこぶは肝臓、胆のう、結腸、腎臓などのがんである可能性が高く、胆嚢がはれてこぶとして触れるものは、痛みや黄疸があるのが普通です。
 高齢者では痛みもなく胆嚢が腫れることがあります。膵臓のこぶで、かつて受けた外傷がもとで大きく腫れるようなものがあります。

◎左上腹部のしこり

 左上腹部にこぶができるものに脾臓のはれものや、腎臓のこぶ、腎臓のがん、嚢胞腎があります。

◎中央部のしこり
 
 腹の中央部にかたいこぶが触れ、それが脈と一緒に拍動している場合もあります。大動脈の動脈瘤です。

◎下腹部のしこり

 下腹部にこぶの触れる病気として卵巣嚢腫や子宮筋腫があり、非常に大きくなることが有ります。また、妊娠した子宮をこぶだと思ってあわてる人もいます。

◎右下腹部のしこり

 右下腹部のこぶとしては、がんのほかに、虫垂炎の跡などのこぶがありますが、がんとの区別は難しいようです。
 右下腹部も左下腹部もがんができやすく、回盲部がん、直腸がんやS状結腸がんなどもあります。

◎部位不定のしこり

 遊走腎といって腎臓が非常に動きやすく、腹であちこち位置を変え、これをこぶとして触れることがあったリ、大便が腹にたまってこぶのように感じる場合など、全然心配のないものもあります。手術すべきものと、手術の必要のないものとが有ります。いずれにせよ、腹にしこりがあり、しかも痛みもないものには、がんなど悪性のものが多いのです。

2011年8月21日

各部位の症状ー腹がふくれる


◎嚢状にふくれる

 腹壁の一部から腹膜が嚢状にふくれだし、そのなかに腹腔内臓が出てくる腹壁ヘルニアでも、腹の一部が出てきます。この場合は、患者を寝かせると、腫れがひいてしまうのでわかります。立ったときに下腹部がふくれ、寝かせると小さくなるもの、内臓から発生する腫瘤があります。寝かせると、下腹部にこぶし様のかたまりが触れます。

◎腹水がたまる

 腹に水がたまると、腹が膨らんで見えます。腹水といいます。全身にむくみの起こる病気で、心臓の病気、肝臓の病気などにみられます。
 心臓の病気では、心臓のポンプ作用がおろとろえてきたとき、心不全になり、肝臓もはれ、腹に水もたまってきます。
 弁膜症、心筋疾患のある心臓病のときなどがそうです。また、心臓に血液が戻るのをさまたげられているような状態でも、肝臓・脾臓などがはれ、腹水がたまります。収縮性心膜炎などの場合もそれです。
 腎臓の病気では、ネフローゼ症候群のとき腹水が著しく出ます。この病気のときはむくみのわりに全身状態はよく、むくみが出てはじめてきずくというような場合も少なくありません。
 門脈系の圧の高いときにも腹水が生じます。肝硬変、脾臓の病気などでみられます。横向きに寝かせると、腹の中の水が下側に移動し、その部分がふくれて飛び出します。
 腹水が多くなると、横にしても水が移動できなくなりますので、あまりかたちが変わりません。

◎腸にガスがたまる

 腹が大きくなる原因の一つに、腸のガスが多くなる状態が上げられます。腹がはり、軽くたたくとポンポンと鼓のような音がします。
 急に起こって激しい腹痛を伴うときは、急性腹膜炎、イレウス(腸閉塞)や食中毒などが考えられます。
 習慣性便秘など、はっきりした病気がなく、腹がはって困るというような場合は、便通を整えてみて、よくなるようなら心配は要りません。

2011年8月20日

各部位の症状ー歯の異常


◎歯が痛む
 冷たい水や空気に触れたときだけに歯が痛む場合は、初期の虫歯や歯のすり減ったときが考えられます。このような初期に歯の治療をすれば、簡単に完全に治ります。
 ひとりでにズキズキ痛む場合は、急性の歯髄炎や歯根膜炎からあごの骨の炎症に移行する時の痛みで、激しくて夜も眠れないこともあり、ときに頭や耳までひびきます。
 歯髄膜炎では、歯を動かしたり、たたいたとき、かみ合わせたときにも痛みがあります。
 虫歯も歯根膜炎が進むとなかなか治りにくくなります。

◎歯が浮く、歯がゆるむ

 熱のある病気、腎臓病、糖尿病などでは、歯が浮いていて食事がとりにくくなることがあります。
 また、あまりすっぱいものを食べたときや、かたいものをかみすぎたときなども歯が浮きます。
 歯の周囲の骨や歯根膜に炎症のあるときや、歯槽膿漏やあごの腫瘍で、歯のまわりの骨が吸収・破壊されたとき、歯はゆるんできます。
 金属をかぶせた歯がゆるみ、にぶい痛みを感ずるのは慢性歯根膜炎です。

◎歯ぐきから血が出る

 歯を磨いたり、りんごをかじったときに血が出るのは歯肉炎が考えられます。奥歯の根のところが赤くただれてくずれ、歯が浮くようなときは、がんや肉腫、血液の病気の徴候のこともあるので注意が必要です。
 少量の歯ぐきの出血は、歯肉炎や歯槽膿漏のときに見られ、血が持続してとまりにくいときは、血液病(白血病、紫斑病、壊血病、血友病)の疑いも考えておかなければなりません。

◎歯ぎしり

 歯ぎしりは、精神の過度の緊張や無意識に力が入って咀嚼筋がけいれんを起こし、かみ合っている上下の歯が左右に運動するときに、すれておとをたてます。

 緊張の原因がなくなれば、自然に歯ぎしりは治ります。神経症に分類されます。

2011年8月18日

各部位の症状ー声がかれる・首の異常


◎声がかれる
 喉頭炎、喉頭ジフテリア、喉頭がんによるほか、声帯ポリープや反回神経まひなどによっても、こえがかれることがあります。もちろん、単なる声帯の使いすぎやかぜによってもおこります。
 また肺がんのときや、甲状腺機能低下症でも声がかれて、しゃべりにくくなるときがあります。

◎くちびるがはれる
 数日のうちに、首がはれて痛むものには、おでき、リンパ節炎、急性蜂巣炎があり、だんだんグリグリができて長く続くのはリンパ節の病気を考えてよいでしょう。
 甲状腺がはれるバセドウ病や甲状腺腫もくびの前がはれて見えます。バセドウ病は女性に多く、眼球突出、動悸や多汗が主症状ですが、甲状腺のはれは意外に気づきにくいものです。

◎首が痛い

 首が痛い場合には、手を使う仕事をしている人に見られる頸肩腕症候群、頸椎の骨折・脱臼、寝たあとの片側の首が痛む寝違え、肩こりと一緒に首から後頭部にかけて不快な痛みがくる緊張型頭痛などが考えられます。

◎首が曲がる

 首が曲がってくる斜頸や、首が回らない頸椎の脱臼、後縦靭帯骨化症もあります。後縦靭帯骨化症では手の知覚麻痺や歩行障害を伴います。
 首の筋肉が硬直し、発熱・頭痛・吐き気を伴うときには、脊髄の病気、髄膜炎、脳炎、くも膜下出血に注意しなければなりません。

2011年8月17日

各部位の症状ーのどの異常


◎のどが痛む

 最も多いのはいわゆるかぜです。咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎、扁桃周囲膿瘍では熱も高く、そのほか、咽頭ジフテリアなどが考えられます。
 咽頭・喉頭炎では、のどがかわいてヒリヒリし、発熱・頭痛を伴います。扁桃炎では、痛みが耳にひびき、つばを飲み込むのも痛く口をあけにくくなります。ジフテリアでは、扁桃に白い斑点か膜がつきます。

◎のどがかわく

 夏の暑い日に運動をしたり、入浴のあと汗をかくと、のどが渇くのは当然ですが、特に汗をかかなくても、乾燥したところにいるとのどがかわきます。これは健康な人でも当然おこる生理的な現象で、水分を取れば治ります。
 また、非常に緊張したり興奮したときにも、のどが渇いて水をどんどん飲むことがあります。この場合は一時的なものですから、当然尿が多くなり、心配は要りません。
 鼻がつまり、口だけあけて呼吸していると、のどがカラカラに渇きます。いっぽう、塩辛いものをたくさん食べたり、酒類を飲みすぎると、のどが渇いたように感じます。これらすべての現象は一時的なもので、一晩過ぎて原因がなくなれば治ってしまうようなものです。
 しかし、特に運動もしないのに一日中に何リットルも水を飲んだり、毎晩のように夜中に水を飲みに起きるような状態がおこることがあります。
 一般には尿の量も増えていきますが、尿崩症や糖尿病などがないか、奥調べてもらう必要があります。腎臓の病気、腎不全(尿毒症)でも、のどが渇きますし、顔や手足にむくみがあるときは、甲状腺の機能が低下している場合もあります。
 病気で熱の出ているときには、のどが渇くのは当然ですが、高血圧症や心臓病で利尿薬をたくさん飲んでいるために、のどが渇くことがあります。
 薬を飲んでいてこのような場合は、よく主治医に相談して、やたらに水を飲むような状態は避けるべきです。

2011年8月15日

各部位の症状ー舌の異常


 舌には健康の一つの指標になります。
 胃が悪いと食欲がなく、舌が白くなったりするほか、尿毒症や脳卒中では茶色く汚いコケがついたり、薬の内容によっては色がついたりします。

◎舌が荒れる、ただれる、斑点

 荒れて痛む、吐き気・下痢・食欲不振を伴うのは、胃腸病、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍です。
 さらに舌が渇き割れるというようなときには、重い全身病、特に肝がん、すい臓がん、直腸がんなどが考えられます。
 ただれて痛むのは舌炎、舌潰瘍など、舌がんでも舌のヘリに治りにくいただれができたり白くなったりします。薬の副作用で、口内炎を生じ、舌にも強い炎症を起こすことがあります。
 赤くはれて動かしにくくなるのは、ほうそう炎、舌炎・潰瘍の進んだもの。
 舌全体に異様な強い痛みを訴えることもあり、舌痛症といわれ、心因的な要因が考えられます。
 白い斑点ができるものには、アフタ性舌炎やガコウソウ、ベーチェット病が考えられます。ガコウソウは、新生児、乳幼児、高齢者にみられ、免疫が低下したり、口腔を清潔にしないと口腔内に常在するカンジダがふえて病変を生じます。口腔粘膜、歯肉、舌表面に扁平な白色膜が付着し、はがしにくいのを無理にはがすと、あとにびらんができたり出血したりします。ベーチェット病では、口腔粘膜に痛みを伴う潰瘍がはじめの症状としてみられ、脈絡膜炎、視力低下、四肢にくるみ大の痛みのある発疹や痛みのある外陰部潰瘍が見られます。
 赤い斑点ははしか(コプリック班)など、小児の急性の感染症に特異的なものがあり、特に川崎病の症状の一つでもあります。川崎病では、発熱後2〜3日で目が充血し、唇も赤くなります。全身の皮膚には赤い発疹が出て、口の中も赤くなり、したはいちごのように赤くブツブツになるのが特徴です。

◎舌のシビレ

 舌のシビレは、薬物中毒や糖尿病などで起こり、神経筋疾患で舌にしわがよって小さくなることがあります。

2011年8月14日

各部位の症状ーくちびると口の異常


◎くちびるの異常

 かぜのときのヘルペスなどのほか、くちびるがあれる場合には、急性胃炎、熱の出たときがあります。ただれる場合には性病も考えられます。
 貧血の人は色が薄く、紫がかっている(チアノーゼ)のは先天性の心臓病や弁膜症、タバコをたくさん吸う人などに多いのです。下唇がけいれんを起こすときは、脳・神経疾患の初期症状に気をつけなければなりません。
 くちびるの両端が割れるのは、胃腸の悪いときや、かぜ、ビタミンB2欠乏症に多く見られます。

◎口の異常
 
 ほおの内側や舌などに白いものができて痛いのはアフタ性口内炎、ベーチェット病、白板症、子供の場合には、はしかなどが考えられます。口腔カンジダ症では白いブツブツが広がるようになります。口の中がはれるものには口の粘膜の病気があります。
 破傷風やあごの病気のために、口が開きにくくなることがあります。

◎口が臭い

 歯槽膿漏や歯肉炎のほか、のどの病気、肺壊疽など呼吸器の病気、慢性胃炎、胃がんなど消化器の病気でも臭くなります。病気でなくても、歯をよく磨かない人やタバコをすう人の口は臭いです。

◎口が渇く

 精神的に緊張したとき、入れ歯をしたあと、高熱・下痢の場合などのほか、全身的には糖尿病、局所的には口内炎がある場合に口が渇きます。

2011年8月13日

各部位の症状ー鼻の異常



◎鼻汁が変わる

 急性鼻炎の場合が多いのですが、はじめ鼻の中が乾いて痛いような感じがし、水性の鼻汁が出て、だんだん濃い、膿のようなものになります。
 さむけや熱が伴います。急性副鼻腔炎では、多く片側の鼻づまりがひどく膿汁がでます。
 慢性鼻炎でも鼻づまり、膿汁を出します。慢性副鼻腔炎でも同様です。

◎鼻がつまる(鼻閉)

 扁桃肥大やかぜの初期によく起こる症状です。鼻のガンは見逃せない原因です。片側性の血が混じる鼻汁が続くようであれば、早めの診察がよいでしょう。

◎鼻血が出る

 鼻を打ったときや強くかみすぎたとき、何かで鼻内を傷つけたときにはだれでも出血します。出血しやすい場所がな鼻とのどの境にあります。
 高血圧や心臓の病気、肝臓の病気、白血病、紫斑病など出血を伴う病気のときも、しばしば出ます。
 鼻茸(はなたけ)(出血性)、悪性腫瘍、鼻ジフテリア、月経時のほか、交通事故の際の鼻血は頭蓋底骨折の場合があるので、注意しなければなりません。

◎臭覚の異常

 鼻の病気のために嗅覚神経がおかされて末梢神経に臭気が届きにくくなる関係から、臭覚がにぶくなることがあります。かぜや副鼻腔炎のときに起こります。
 臭覚が過敏になることもあり、ヒステリー、神経衰弱、妊娠、月経時などによく見られます。また実際には匂いがないのに、においを感じること

◎くしゃみ

 ある物質に対するアレルギーによるのがアレルギー性鼻炎で、多くは目のかゆみ、くしゃみ、鼻汁、鼻づまりの症状がみられます。有名なスギの花粉によるものは早春に、ブタクサによるものは夏から秋におこります。
 これに対し、血管運動性鼻炎では、特にアレルギーを起こすものが見当たらず、くしゃみや急な鼻汁がみられ、目の症状はすくないのがふつうです。

2011年8月11日

各部位の症状ー耳の異常


◎耳が痛い

 急性中耳炎、外耳の病気などが典型的なものです。中耳炎はかぜに続いておこり、頭痛を伴います。外耳の病気では食物をかんだり飲み下したりすることが困難なほど痛みます。耳管狭窄症(耳管炎)では耳の奥がキンキン痛みます。イヤホンや反響する室内で大きな音を聞いた後耳痛を訴える、音響外傷では、鼓膜が破れていないか注意します。

◎耳鳴りがする

 一般に外耳、中耳の悪いときには低い音、内耳が悪いときには高い音がします。耳の炎症や高熱を伴う病気のときなどにあり、メニエル病ではめまいといっしょにおこります。高血圧症、更年期障害、脳腫瘍などでも起こります。原因のわからないことが少なくありません。

◎耳だれが出る

 健康な人でも、耳あかが非常に柔らかく流れ出すことがあります。また、耳に入った水が耳垢を溶かして出る場合もあります。多くは慢性中耳炎、外耳道炎、外耳道のおできなどが原因です。

◎難聴

 難聴は耳の病気、ときに鼻の病気に伴って現れます。外耳道や中耳が故障したときは、聞こえにくくなっても大きな音は聞こえます(伝達難聴)。内耳から聴中枢の系統がおかされると、高い音が聞きにくくなります。(感音難聴)。
 耳あか、中耳炎、耳管狭窄症などで伝音系が故障する他、騒音性難聴や老人性難聴があります。内耳や聴神経がひどくおかされると、ついには全然聞こえなくなることもあります。

2011年8月10日

各部位の症状ー目の異常(見えにくい)


◎見えにくい
 視力が落ちる場合と視野が狭くなる場合とがあります。視力が落ちる場合、最も多いのは、近視、遠視、乱視、老眼です。いずれも目の水晶体の調節作用が弾性的におこなわれなくなったためにおこるもので眼鏡によって調節します。
 白内障は、高齢者に多く、糖尿病性、目の外傷後、生まれつきのものもあります。瞳の奥(水晶体)が白くにごって見えます。緑内障は瞳の奥が青く見えるもので、だんだん視力が落ちることが多いのが特徴です。角膜ヘルペス実質型、ぶどう膜炎のほか、ビタミンの欠乏によって起こるものがあります。
 ビタミンAが欠乏すると、とりめ(夜盲)がおこり、夜間や暗いところで物が見えなくなります。ビタミンB1の欠乏に視神経炎が有り、明るいところではまぶしく、見ようと思うところに影ができます。ビタミンB2の欠乏によるびまん性表層角膜症では、くろめに薄い濁りが無数にでき涙が出ます。
 目のぶどう膜と網膜に炎症を起こす膠原病の一つにベーチェット病があります。視力の落ちる網膜の病気としては、硝子体出血、中心性しょう液性網脈絡膜症、網膜はく離などです。いずれも全身の重大な病気と考えるべきです。視神経萎縮でも視力が落ち、脳腫瘍の場合には視野の欠損が起こります。

◎色の区別がつきにくい
 遺伝的に色の区別がつきにくい色覚異常(色盲)があります。前色盲はまれで、日本人は、赤系緑系の識別に少々困難を感ずる赤緑色弱が多いのが特徴です。

2011年8月 8日

各部位の症状ー目の異常(はれる・赤い)


◎目がはれる、痛む

 目にごみが入ったり、突いたりしたとき、目頭に粒腫ができたとき(外麦粒腫、内麦粒腫)のほか、炎症があります。目頭の皮膚が赤くはれて痛みが強く、ときに発熱があるのは涙嚢炎です。まぶたや結膜がはれて充血し、瞳の奥が黄色く見え、くろめが曇るのは全眼球炎で、失明状態に至ります。
 発熱や過労のあとに、角膜に小さな水泡ができたり、それが破れて潰瘍になるのは角膜ヘルペスです。涙がたくさん出て、再発を繰り返します。治療後も白斑が残ると、視力はすこぶる低下します。

◎目が赤い、目やにが出る

 急にしろめが真っ赤になったような場合、単に結膜下出血であるならば、何の心配も要りませんが、もし眼底出血ですと重大です。
 赤いうえに目やにが出れば、たいてい結膜炎です。もっともふつうに見られるのは細菌性結膜炎で、結膜は充血出血し、目ぼしができ、粘液膿性の目やにが出ます。目やにが黄色膿性で、固まらず絶え間なく分泌されるのは、淋菌性結膜炎です。目やには、少ないが、まぶしく涙が多く、まぶたの裏に白い幕がかかり、ブツブツができるようなときには、流行性角膜炎です。まぶたの裏側に白い膜がかかり、ブツブツができるようなときには、流行性角結膜炎です。まぶたの裏側の結膜面に灰白色の膜がかかり、この膜から出血しやすいような場合には、偽膜性結膜炎、春季カタルが考えられます。
 裏まぶたに透明な水泡状の粒ができて、一見トラコーマと疑われるものに濾胞性結膜炎があります。

2011年8月 7日

各部位の症状ー顔の形が変わる


◎顔の一部がふくれる、はれる

 顔の一部分の外傷や腫瘍のように外からみてすぐにわかる場合のほか、耳鼻咽喉うや歯・あごの病気のために腫れる場合、内臓の病気などによってむくむ場合、脳・神経の病気や精神の病気が原因で表情が変わる場合、などがあります。
 流行性耳下腺炎は子供に多いのですが、耳の下から一面にふくれて、俗におたふくかぜといわれています。
 押すと痛みがあり、腫れがひどくなると痛みのために口を大きく開けることができなくなり、かたいものを食べられなくなります。虫歯や歯槽膿漏からおこる急性化膿性の歯根膜炎や智歯周囲炎では、頬やあご、時には上くちびるが急に腫れます。
 三叉神経痛では、顔がぴりぴり痛んで形が変わり、夜も眠れないことがあります。

◎まひ

 顔面神経まひや脳卒中では、まひのために顔の片側の緊張がなくなって、よだれを垂らしたり、片方の目が閉じにくくなります。
 顔面神経まひは、神経が急につめたり温度にさらされるとき、例えば窓を開けて冷たい風にあったったまま眠ったときなどにおこります。

◎けいれん

 発作時に顔の筋肉の一部にけいれんを起こすのはチックで、てんかんや破傷風では、突然笑ったような顔つきになります。

◎無表情
 パーキンソン症候群のときには、無表情な顔つきとなるのが特徴です、そのほか、小刻み歩行、手足のふるえ、聞き取りにくい小さな声がパーキンソン症候群ではみられます。

◎むくみ

 顔がむくむのは、急性子球体腎炎、ネフローゼ症候群などです。腎不全に加え、心不全時にも全身のむくみの一環として顔面のむくみが出現します。

◎目がでたように大きい
 
 目が飛び出したようにギョロッと大きくなるのは、目の腫瘍やバセドウ病の特徴で、やせたり、動悸がしたりします。

2011年8月 6日

各部位の症状ー脳と神経の病気2


◎炎症による頭痛と発熱

 脳腫瘍は頭痛、嘔吐、視力障害などで始まります。感染症の代表は脳炎と髄膜炎で、発熱、頭痛、けいれん、頭の強直、意識混濁を起こす危険な病気です。このほか、中耳炎や先天性心疾患に合併する脳膿瘍などがあり、進行まひ、脊髄ろうなどの梅毒やポリオなどもあります。

◎脳・神経・筋の変性疾患

 パーキンソン症候群、脊髄小脳変性症が代表的な変性疾患で、発作性に血圧が下がり、意識消失がおこることもあります。脊髄小脳変性症は多くの病型の総称ですが、共通の症状は、体のバランスを失う、眼球が自動的周期的に一定方向へ動く、などが見られます。
 神経・筋疾患では、筋萎縮、筋力低下が手先や足先から始まることが多く、筋肉が小さく部分的にけいれんすることがあります。筋萎縮性側索硬化症、脊髄性進行性筋萎縮症、進行性ジストロフィー、多発性筋炎、中毒性の病気などであらわれます。
 重症筋無力症、周期性四肢まひでは、手足などの筋肉に力が入らなくなったり、またよくなったりします。

◎けいれんと意識障害

 発作的に意識喪失がおこり、同時に、けいれん(ひきつけ)があらわれます。気をうしなって倒れ、全身の筋肉を硬直化させ、次に十数秒間ガタガタとふるえ、泡を吹きます。脳の血管障害や腫瘍など、あらゆる脳の病気や傷でてんかんは起こりますが、これを症候性てんかんといい、脳の病気が証明できないものを真性てんかんといいます。

2011年8月 4日

各部位の症状ー脳と神経の病気1


 脳・神経の異常は、手足の麻痺や意識障害、言語障害などから気づかれます。経過として急に起こってくるものと、気がつかないうちにだんだんおこってくるものがあります。
 脳卒中などの血管障害は、脳・神経系の病気のなかでももっとも急に始まるものです。比較的急なものとしては、脳炎、髄膜炎などの急性の感染症・炎症の場合があります。ゆっくり始まる代表的なものは変性疾患で、パーキンソン症候群などがあります。内分泌・代謝異常、中毒、老化現象によるものもそうです。
 症状に波のある場合としては、血管障害の再発の繰り返しや脱髄疾患がその代表的なものです。その現れ方は、大脳から末梢までの運動神経のどこかに障害があると、原因に関係なく、そのいく先の筋肉が運動する力を失います。

◎知覚鈍ま
 知覚神経のどこかに病変・障害があると、それに応じて視力、聴力、知覚、嗅覚など感覚の障害が起こり、感度がにぶくなったり、しびれたり、痛んだりします(手足のまひ)。
 病気としては、知覚障害、視力障害、手足の麻痺などの症状を繰り返すことが特徴的な多発性硬化症、触った感じはわかるが温覚や痛覚や傷害される脊髄空洞症、バランス感覚や排尿障害を伴う脊髄ろうや梅毒があります。自律神経の障害では、腹痛、吐き気、下痢、脈拍異常、血圧変化その他の循環障害、発汗など全身の調節が悪くなります。脳の高度の障害では意識障害、発熱、失禁など、反射神経の故障ではけいれん、めまい、硬直化などの症状を現します。

◎脳・脊髄の血管障害によるまひと意識障害
 脳内に出血するため意識障害、こん睡状態、呼吸困難、けいれん、嘔吐、発熱、異常発汗などをともないます。
 高血圧の人が突然活動時に発症することが多い脳出血、高血圧など生活習慣病によっておこってくる脳動脈硬化症、半身麻痺や言語障害を伴う脳梗塞(脳血栓、脳塞栓)、激しい頭痛で発症するくも膜下出血、症状が二十四時間以内に消失する一過性脳虚血発作などがあります。

2011年8月 3日

各部位の症状ー精神の異常2


◎幻覚妄想
 外界に何もないのに見える(幻視)、聞こえる(幻聴)、あるいはなんでもないものを当人だけ特別な意味があると信じ込む(妄想)、特に他人から迫害されていると誤って確信する(被害妄想、強迫観念)など、ある特別なイメージ、観念が浮かんできて、追い払えずに苦しむ状態が多いのですが、逆にそれが愉快でたまらないという状態もあります。統合失調症(精神分裂病)にしばしばみられます。
 妄想は、出現様式によって妄想気分、妄想着想、妄想知覚に分けられます。妄想気分は、周囲が不気味に感じられ、何か大きな事件が起こりそうな不安を感じることであり、妄想着想は、突然原因や動悸なしに「自分は天皇の子孫だ」などと確信することです。
 妄想知覚は何かを知覚した後、了解不能な意味づけをし、それを確信します。躁病や統合失調症では、自己を過大評価する誇大妄想がみられます。また、うつ病では自己を過小評価する微小妄想がしばしば出現します。
 アルコール依存症や幻覚剤などの薬物、頭部外傷のため、脳のはたらきに化学的変化をおこし、幻覚妄想が生ずることがあります。

◎記憶減退・知能低下
 経験したことを思い出せなくなる状態には健忘や記憶力低下があります。全くでたらめの作り話をしたり、思い出せないことを勝手に補うのはコルサコフ症候群といいます。ノイローゼでもそういう徴候を示すことがあります。高齢者では一般に新しいことは忘れやすく、昔のことはよく覚えていて、思い出せます。
 生まれつき知能が低いのは精神発達遅滞、以前には正常だった知能が衰えるのは認知症(痴呆)といいます。知能低下に似た状態は統合失調症や、アルコール中毒、脳性小児麻痺、老化やアルツハイマー病でもあらわれます。

◎感情失禁
 脳血管性痴呆では感情が変わりやすく、少しのことで泣いたり、またすぐ笑ったりします。

2011年8月 1日


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