どんな病気か
筋肉に細菌が感染して、急性の炎症を起こす病気です。
外傷による化膿や皮膚のできものをこじらせたり、関節炎、骨髄炎が筋肉に及んで起こる場合と、体のどこかの感染の原因となっている化膿菌が血液に乗って流れてきて、筋肉に侵入して発病する場合とがあります。
原因菌としてはブドウ球菌が最も多く、次いで連鎖球菌、肺炎菌があります。
一般に大きな筋肉に起こることが多く、寒気、震えとともに高熱を発し、おかされた筋肉が硬く腫脹して痛みます。その部分を圧迫したり伸ばしたりすると、激しい痛みが起こります。
また、この病気の一つに腸腰筋炎というの病気があって、症状に特徴があります。
治療
抗生物質を使用し、安静にして患部を冷やします。患部に膿がたまった場合は、切開して膿をとります。