どんな病気か
ホルモンの病気が原因で起こる筋肉の障害を、ない分泌性ミオパシーといいます。主に、次のような種類があります。
甲状腺中毒ミオパシー
バセドウ病に合併する筋肉の障害で、近位近の筋力が低下し、萎縮がみられます。
甲状腺中毒性周期性四肢まひ
バセドウ病に合併して現れる一時的な四肢まひで、日本人には比較的多いとされています。
眼球突出性眼筋まひ
バセドウ病の眼球突出に伴う筋障害で、眼球を動かす外眼筋が浮腫状になって痛みます。物が二重にみえる複視もおこります。
ステロイドミオパシー
副腎腫瘍が発生して副腎皮質ホルモンの分泌が過剰になったり、副腎皮質ホルモン剤を長期間使用したときにおこり、近位筋の筋力低下と萎縮をきたします。
治療
それぞれの原因となった病気を治療することにより、筋肉の障害も治ります。