全身の組織や臓器が、酸素と栄養素をエネルギー源として利用した後には、排気ガスともいうべき炭酸ガスが生じます。この炭酸ガスを静脈を介して肺にまで運んでくるのも赤血球と血色素です。
血液中のこの赤血球や血色素の量が減少した状態を貧血といいます。
貧血というと、脳貧血と同義語と考えている人もいるようですが、脳貧血は、脳血管が一時的に収縮する為に脳を流れる血液が減少し、下をが青白くなって冷や汗が出て、意識が薄れたりするもので、本当の貧血ではありません。ただし、貧血を起こすことはあります。
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