鉄剤の長期服用で治る
治療
痔、胃、十二指腸潰瘍、月経過多などの原因が存在すれば、まずその治療が必要です。
鉄欠乏性貧血そのものは、鉄剤の内服でよくなりますが、長期間のない服が必要となります。鉄剤の内服を始めるとまもなく血液中の鉄分不足の状態は解消されるのですが、体の鉄欠乏状態はまだ続いている事がしばしばあるので、血液の鉄不足が解消されたあとも、たいていは2〜3ヶ月は鉄剤を毎日服用し続けなければなりません。
貧血が強いときには、入院して静脈注射や点滴で鉄剤を使用しなければならないこともあります。