症状
体がだるい、息切れや動悸を強く感じるなどの貧血の一般症状のほかに、溶けた赤血球の成分が皮膚に沈着するために黄だんが出現してきます。
溶血の程度はまちまちで、徐々に貧血と黄だんが起こってくることもありますが、時に急激におこってくることもあります。また、溶血は、激しい運動や風邪がきっかけで起こる場合もあります。
溶血のために、ときに尿の色が濃くなり、ひどくなるといつも茶褐色の尿がでます。
溶血が急に起こってきたときには、腹痛、発熱も起こります。
そのほか、脾臓が腫れてくることもあります。合併症として、胆石ができることもあります。