症状
血管の異常は、全身の皮膚、粘膜、臓器の血管に存在しています。
特に、唇、舌、結膜、耳、手のひら、足などに1〜3ミリメートルの鮮紅色または紫色の血管拡張が認められ、圧迫すると消えます。
また、鼻、くちびる、舌からしばしば出血を繰り返し、胃腸からの出血も見られ、出血に伴う貧血も起こってきます。
血管拡張の症状は、若いころははっきりしないのですが、年齢がかさむにつれてはっきりしてきて、40歳前後になると最盛期を迎えるといわれています。
このころになると、肺に動静脈ロウ、脳に動脈瘤が存在することがしばしばです。