甲状腺ホルモンが過剰になる
甲状腺は、体内での色々な物質の代謝を促進する甲状腺ホルモンを分泌しています。
この甲状腺の働きが活発になりすぎて、甲状腺ホルモンを分泌が過剰になり、血液中の甲状腺ホルモンの濃度が上昇しすぎた状態を甲状腺機能亢進症といいます。
不必要に新陳代謝が高まるために、安静にしていても脈が速くなって動悸がしたり、食欲が旺盛になってたくさんたべているにもかかわらず、やせてきたりするといった症状がでてきます。
この甲状腺機能亢進症を起こす病気には、つぎのプランマー病、甲状腺刺激ホルモン(TSH)産生腫瘍、バセドウ病(グレーブス病)の三つがあります。