検査と診断 甲状腺に腫瘍ができても、血液中の甲状腺ホルモンの量が異常値を示したり、白血球数、血沈など一般の血液検査に異常が現れたりすることはなく、前傾部に腫瘤が認められるのが唯一の所見です。 この腫瘤が悪性か良性かを調べるために、画像診断や血中腫瘍マーカーの測定が行われますが、もっとも確実な診断法は、甲状腺の生検です。