検査と診断
血液を採取して、そこに含まれるハイドロコーチゾンと副腎皮質刺激ホルモンの量を測定します。何が原因であっても、ハイドロコーチゾンの量は増加していますが、副腎皮質刺激ホルモンの量は、副腎皮質の腫瘍が原因のときは減少しでおり、下垂体の腫瘍や間脳の障害が原因のときには増加しています。採尿検査では、尿中に排泄される17−KSと17−OHCSと言う物質が増えてきます。
そのほか、CTスキャン、シンチグラフィー、X線撮影などをおこなって原因が副腎皮質そのものにあるのか、下垂体にあるのかを調べます。