症状
アルドステロンは、腎臓の尿細管に働きかけて、原尿の中のナトリウムの再吸収をうながして血液中に戻す一方、カリウムの排出を促して尿と一緒に捨てる作用があります。
このため、アルドステロンが過剰に分泌されてくると、血液中のナトリウムの量が増え、必ず高血圧が起こってきます。血圧は最高血圧の最低血圧も上昇しますが、特に最低血圧が上昇するのが特徴で、最低血圧が100を超えたときにはこの病気の可能性があります。
又、血液中のカリウムが減少するために、筋力が低下したり、四肢が麻痺して動かせなくなったりします。
そのほか、しきりにのどが渇いて飲料を多量に飲み、しばしば排尿すると言う症状になることもあります。