どんな病気か
下垂体前葉から分泌される成長ホルモンの分泌が減少するために、骨端線が閉じていない思春期前に骨の成長が止まり、身長が伸びなくなるものをいいます。
身長がのびなくなくなるのは、体質のこともありますし、下垂体以外のホルモンを分泌する臓器の異常でも起こってきます。血液検査をすると、含まれている成長ホルモンが少なく、成長ホルモンの分泌を促進させる検査をしても、ホルモンの分泌が不十分であることで下垂体性小人症と診断されます。
下垂体性小人症の特徴は、身長が低いだけで、体や四肢の均整が取れていて、知能も正常なことです。