病気の経過続き
これらに加えて、太い血管の動脈硬化現象も、年齢不相応に早く出現し、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、下肢の壊疽の原因となります。
細菌などの病原体の感染に対するからだの抵抗力も低下し、肺炎、肺結核、腎盂炎などの感染症のしばしば合併するようになります。
老化現象の一つとしておこる白内障も、早くから起こります。
糖尿病そのものを根本的に治すことはまだできませんが、正しい治療を続けることによって、これらの合併症の進行は予防でき、健康な人とほとんど変わらない生活を送ることができます。