■肋骨骨折 つづき
肋骨が折れたときは、必ずその部分に痛みがおこり、特に深呼吸をすると痛みが強くなります。少しでも肋骨骨折が疑われるのでしたら、早めに受診をしましょう。
また、肋骨骨折により肺が損傷され、気胸や血胸を合併することがあります。こうなると呼吸困難におちいり、生命にもかかわりますので、呼吸の仕方に多少でも以上がみられたら、早めの検査が必要です。
胸に簡単なサポーターを巻いて固定し、安静にしていれば、ふつうは2週間から3週間で骨折部が癒合して治りますが、胸痛は3〜4ヶ月を過ぎても残ることがあります。