◎貧血の原因
赤血球は、骨のなかにある骨髄でつくられますが、の寿命は120日間で、この期間を過ぎると肝臓や脾臓で破壊されます。
骨髄で赤血球が作られるためには、ビタミンB12と葉酸の助けが必要ですし、酸素と結合する赤血球中の血色素(ヘモグロビン)が作られるためには、鉄分が必要です。
骨髄でつくられる赤血球が少なくなったり、体内のビタミンB12、葉酸、鉄分が不足したり、肝臓や脾臓での赤血球の破壊が活発になりすぎたりすると貧血が起こってきますが、貧血は原因によっていくつかの種類に分けられます。