風邪の予防といえば、マスクやうがいだが。空気中に漂う風邪ウイルスが入ってこないようにマスクをし、家に帰ったらうがいをする。この方法を正しいと思ってやってる方も多いのでは。でも、そうではないのです。
風邪を引いた人と健康な人たちをともに生活させ、どの位の確率で風邪がうつるかを調べたアメリカの実験結果があります。
同じ部屋で過ごしただけでは0%。つまり風邪はうつらず、一緒に歌っておしゃべりした人でも8%だけ。しかし以外にも、風邪を引いた人が触ったコップに触れた人は、50%の確率で風邪がうつったのです。
実は風邪は、空気感染ではうつりません、むしろ、手を経由した空気幹線が主な原因なのです。
風邪の菌は、口だけではなく、鼻や目などの粘膜からも入り込みます。ちょっとかゆいなと鼻や目をこすったりして、以下いなほどしょっちゅう触っています。何かの理由で手に付いた菌が、手から目や鼻の粘膜を経由して、体の中に入り込み感染していたというわけなのです。
手を洗うより、ガラガラとうがいをするほうが、なんとなく効果的に感じますが、それは実は思い込み。風邪予防には、こまめに手を洗うことが大切だったのです。
ただし、冬場のインフルエンザは、空気感染や飛沫感染なのでマスクや、うがいが効果的です。