O脚矯正と体で今回は筋肉について。
筋肉の繊維で横紋があるかないかで、平滑筋と横紋筋に分けられます。
平滑筋は内臓筋とも言われ、消火器、血管、尿管、卵管などの管状の、あるいは膀胱、子宮などの袋状の内臓の壁を作ります。立毛筋(まさに毛を立たせる筋肉)、眼の中にある瞳孔括約筋(目に入る光の量を少なく調節する筋肉)、毛様体筋(眼のピントを調節する筋肉)も平滑筋です。
骨格筋は全身の骨に付着して、脳脊髄神経の支配を受けて随意的(意識的に動かせる)な収縮を行ないます。筋原繊維には、暗く見えるA帯と、明るく見えるI帯とが交互に並び横紋を認めます。
心筋は、心臓の筋層を構成する筋で、骨格筋と同様の横紋がありますが、不随意筋です。以上のように、筋組織には、筋原繊維の横紋の有り無しにより平滑筋と横紋筋が分けられ、横紋筋のうち骨格につくものを骨格筋、心臓を構成するものを心筋と区別します。