どのような病気か?
二十歳前後の若い女性(事務系職員や主婦)に多く、腰背部の痛みを訴え、背骨の真中を叩くとつおい痛みがあります。レントゲンなどの異常は見られません。脊椎カリエスと違って,体を反ったりおじぎをしたりする事が出来なくなるような事もありません。
どうして病気が起こるのか
原因は分かっていませんが、過労や不良姿勢、心因性の要素などが関係していると考えられています。
病気を治す
ほとんどの場合、数ヶ月から数年で自然に治ります。
あまり痛みが強い場合は鎮痛剤を使うこともありますが、効果は一時的なもので根本的な治療にはなりません。日常生活において姿勢を良くするように心がけるとともに、むしろ適度な運動を行う事が効果的です。背中の筋肉が硬くなって血行不良になると、過敏気味な痛みが出やすい場合もあります。その場合は、マッサージや整体により、背中のバランスや、腰の硬さを緩める事により、症状が改善する事も多くあります。