治療
痛む腱を使わないようにして、安静を保つことが一番です。簡単な関節固定具をつけ、関節の安静を保ちます。
同時に、消炎鎮痛剤の内服や痛む腱への副腎皮質ホルモン剤の注射も効果的です。
手術
安静や薬物療法で効果が少なければ手術をします。局所麻酔をして、止血をした上で、狭くなっている腱鞘に切開を加え、腱のすべりを良くします。
手術は三十分ほどで終わり、入院の必要はありません。
手術後4〜5日は、手術をした腱鞘を使わないようにして安静を保つことが大切ですが、手であれば、その手を使って食事をすることはかまいません。手術に伴う後遺症の心配もありません。