筋肉の病気には、進行が極めて緩やかで日常生活には支障のないものや、進行が急
速で致命的なもの、また薬物療法で治せるものがあります。
一般に、筋肉の病気は先天性、遺伝性、進行性のものが多く、治療の可能性も限
られていることが多くなります。リハビリテーションの進歩によって、筋肉の萎縮
、関節が固まって延びなくなってしまう拘縮や変形をできるだけ少なくし、残され
た筋肉の機能をフルに活用して生活機能を最大に保てるようにする訓練ができるよ
うになってきました。
また、生活動作を助ける為の補助具も色々と考案されていて、電動義手の開発な
どエレクトロニクスの応用も期待されています。