どんな病気か
血小板数を減少させる病気があっておこった血小板減少性紫斑病です。
原因となる病気は色々ありますが、骨髄での血小板の産生を傷害する病気、肝臓や脾臓での血小板の破壊を亢進させる病気、血小板の分布を異常にする病気の三つに分類することができます。
このうちでも、原因として比較的頻度が高い病気として、白血病、再生不良性貧血、全身性エリテマトーデスなどが上げられます。
症候性血小板減少性紫斑病かどうかは、それぞれの病気を特徴付ける症状や検査結果から診断されます。
原因となった病気の治療が先決ですが、血小板数の減少が著しいときは、平行して副腎皮質ホルモンのしよう、血小板の輸血などの止血措置が行われます。