どんな病気か
副腎皮質から分泌されるハイドロコーチゾン(糖質ホルモン)と言うホルモンが、過剰に分泌されてくる病気です。
ハイドロコーチゾンが過剰に分泌されてくるのは、大部分が副腎皮質に悪性や良性の腫瘍ができたり、副腎皮質そのものが過剰に増殖してくるのが原因です。この副腎皮質の増殖は、下垂体に腫瘍があったり、間脳のホルモン中枢に障害があったりして、副腎皮質刺激ホルモンが過剰に分泌されてくるためにおこります。
そのほかに、副腎以外の部位にガンなどが発生し、副腎皮質ホルモンに似た作用のある物質が作られるためにこの病気がおこることもあります。