■あごの外傷
●下顎骨骨折の場合 つづき
入浴は医師の指示に従います。ただ、ふつうは、顎間固定をすることで、骨折による顔の腫れや痛みなどはかえってやわらぐものですから、固定をはじめてしばらくすると、医師から入浴を許可されることが多いようです。心配なら最初シャワーだけにしてみて、発熱や骨折部の痛みがひどくなるようなことがなければ、入浴に切り替えるとになります。
交通事故などで上顎骨を含む顔面骨の骨折や、頭部、頸部のそんしょうをともなっているときは、受傷直後に気道がふさがって呼吸困難におちいることがあり、救命措置が必要になります。