◎鉄剤の長期服用で治る
治療
痔、胃・十二指腸潰瘍、月経過多などの原因が存在すれば、まずその治療が必要です。
鉄欠乏性貧血そのものは、鉄剤の服用で治りますが、長期間の服用が必要なので、勝手な判断で途中で内服を中止してしまわないことが大切です。鉄剤の内服を始めると間もなく血液中の鉄不足の状態は解消されるのですが、体の鉄欠乏状態はまだ続いていることがしばしばあるので、血液の鉄不足が解消されたあとも、たいていは2〜3ヶ月は鉄剤を毎日服用し続けなければなりません。
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