◎甲状腺ホルモンが過剰になる
甲状腺は、体内での色々な物質の代謝を促進する甲状腺ホルモンを分泌しています。
この甲状腺のはたらきが活発になりすぎて、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になり、血液中の甲状腺ホルモンの濃度が上昇しすぎた状態を甲状腺機能亢進症といいます。
不必要に新陳代謝が高まるために、安静にしていても脈が速くなって動悸がしたり、食欲が旺盛になってたくさん食べているにもかかわらず、やせてきたりするといった症状が出てきます。
この甲状腺機能亢進症をおこす病気には、プランマー病、甲状腺刺激ホルモン産生腫瘍、バセドウ病の三つがあります。