○鼻血の手当て
意識がある場合、寝かせずに木や壁に寄りかからせ、鼻に綿やティッシュをつめ、鼻先の柔らかい部分を4〜5分間強くつまむと、止血することができます。
意識がなく、上半身を起こせない場合は、血がのどに流れ込み窒息する恐れがあります。鼻に綿やティッシュをつめたあと、口を開け、血やつばを取り除きます。
○首のけが
首に傷がつくことはほとんどありません。首の後ろは深い傷でなければ心配要りませんが、首の横やのどは皮膚の下に気管や脳にいく太い血管があり、大量出血や空気が漏れることがあります。急いで大きな病院にいきます。大きな衝撃力で首の筋肉や靭帯などが伸びると、捻挫や首の骨がずれることがあります。手足の動きを確かめ、動かない場合は急いで救急車を呼び、首と頭を固定し大きな病院に運びます。