3皮膚病ではかゆみがでてきて、苦しめます。かゆみは皮膚病の特徴のひとつといってよいかもしれません。このかゆみをうまくコントロールすることが、皮膚病治療のひとつのポイントとなります。
4皮膚病には、体質(遺伝的要因)と関係があって、治りにくいものがあります。アトピー性皮膚炎、小児フトロフルスなどがこれに相当します。このときは、適当な対処療法(病気の治療というより病気の症状の軽減のための治療」を続けて、自然に治る時期を待つことも大切になってきます。また、ホルモンの影響で皮膚病変が生じ、一定年齢までは治りにくいものもあります。ニキビがその良い例です。また遺伝性疾患の多くは根本的治療は困難です。対処療法を根気よく続ける必要があります。
5皮膚病は自分の目で病変を見ることができるため、素人療法、をしがちです。しかし、安易な、素人療法、は間違いのもとであり、病気を長引かせたり、悪化させたりすることがしばしば起こりますので注意しましょう。