こどもは、骨端(骨の両端の成長軟骨層)が成長していくことによって体が大きくなっていきます。
どこかの骨の骨端に障害が生じると、関節の痛みなどが起こってきます。このような状態を、骨端症と総称しています。
骨端に障害を生じさせる病気としては、ペルテス病、オスグッド・シュラッテル病、第一、第二ケーラー病などがその代表ですが、これらの病気にかかると骨端への血流が止まり、骨端が壊死におちいって、骨端症が起こることが多いです。
骨端症は骨の病気ですが、関節が痛むので関節の病気と考えてもいいと思います。