立冬とは冬の始め、この日から立春の前日までが暦の上で冬ということになります。
俳句では11月は冬ですが、気象では12、1、2月が冬になります。
この立冬の頃は北国では初雪が降り、本州では「木枯らし」が吹き出す頃で、紅葉前線が下りて、落ち葉が目立つようになります。
時がたつのも早いもので、暦の上ではもう冬今年もあと2ヶ月をきりました。
受験生などはこれからが本番?自分の田舎、特に子供の頃は、この時期になると枯れ草や枯れ木を燃す煙の匂いの感覚がよみがえってきます。意外とぷ〜んとにおうのですが、枯れ草や、枯れ木を燃す匂いも情緒があっていいものです。
都心部では、そんな匂いは一切ない代わりに、前を歩く歩きタバコの臭いがするくらいでしょうか?
枯葉が散って落ち葉が風に飛ばされて、なんだか寂しい季節と言う方も多いのではないでしょうか。これも、春になって新たな葉をつけるための準備です。落ち葉が落ちると、成長が後退しているかのようですが、新たな葉をつけるための進歩(成長)です。
寒さがあるから、暑さがある。不幸があるから幸せがある。相対性のこの世の自然の法則です。本当は不幸も幸せと同じくらい楽しめるといいのでしょうね。