症状
皮膚の上から骨性の硬い腫瘤を触れます。まれに、痛んだり、腫瘤画で来ている近くの関節の動かせる範囲が制限されたりすることもあります。
多発性の場合には、四肢が変形することもあります。
たいていの場合、X線検査で簡単に診断がつきます。
治療
腫瘤が小さく、痛まなければ治療をせずに様子を見てもかまいません。
ただ、痛みがあったり、関節の動かせる範囲が制限されたときは、手術をして腫瘤を切除します。ほとんどの場合、これで完全に治りますが、切除範囲が小さいと、ごくまれに再発することがあります。手術は、全身麻酔か腰椎麻酔で行うので、入院が必要です。
なお、若いころからあった腫瘤が、50〜60歳代になって急激に大きくなり、痛みを伴うようになって急速に大きくなり、痛みを伴うようになったときには、悪性腫瘍である軟骨肉腫に変化したと考えられるので、一刻も早く受診することが必要です。