どんな病気か
パソコンでのデスクワークにによる打ち込みの多い人など、いわゆる打鍵作業従事者に多い病気で、首、肩、腕に痛みやしびれ、コリを訴えるものです。
これらの作業に共通することは、腕を浮かし、手首や肘の関節を一定の角度に曲げ、首を前に傾けた姿勢で、手指を頻繁に動かすことです。このように同じ姿勢を長く続けるなかで、一部の筋肉のみを酷使すれば、当然ながらその筋肉は疲労します。筋肉の疲労が蓄積して、短時間の休息では回復しなくなった病的状態が、頸肩腕障害です。
症状
肩から背中にかけての肩甲部、上腕(肩から肘まで)や前腕(肘から手首まで)の筋肉痛が主なもので、肩や腕を動かすと痛みが強くなります。また、冷感やしびれ感を伴うこともあります。指のほうにも痺れを伴ったり、指ガス後か静らいといった症状を伴うこともあります。