■胸の打撲・挫傷
いわゆる打ち身のことで、胸部に鈍い外力が加わって皮下組織が損傷され、その部分がはれ上がった程度のものを指します。
打ち身だけなら、特に心配は要りませんが、肋骨骨折や肺の損傷を伴っている場合もあるので、注意が必要です。
また、呼吸器に異常があったり、息を吸ったとき胸の上がり方が右と左とで違うようなときは危険な状態であり、急いで専門医の受診をおすすめします。ただし、軽い打撲でも、ケガの直後は痛みのために呼吸がひどく苦しくなることもあるので、打った場所や痛みの程度、呼吸の状態を良く確かめることが大切です。