2004年から一般市民にも除細動器(AED)の使用が認められました。これまでは医師・救急救命士・飛行機の客室乗務員にしか使用が認められていなかったものです。
突然、意識を失って倒れる人のうち、その原因として比率が高いのは心臓に何らかの異常がることです。なかでも「心室細動」と呼ばれるものは、早期に除細動を施すことで、もとの心臓の動きを取り戻すことができます。この除細動は一分遅れるごとに7〜10%ずつ救命率が下がるため、救急車の到着を待っていては間に合わないことがあります。
もし、身近にAEDがあれば、ただちに使用するようにしましょう。使い方は簡単ですが、一度講習会などを受講されておくとこをお勧めします。
・AEDの操作法
AEDによる除細動は救命の連鎖の三番目に当たります。
機種によって細かい操作は異なりますが、すべてAEDが指示を出してくれますので、その指示に従ってください。