◎止血の方法
手や腕の出血では、その部位を圧迫し、心臓より高く上げることで出血が少なくなります。直接と関節の止血法があります。
・直接圧迫止血法(直接止血法)
出血部に当てたガーゼや布の上から、数分間、手やばんそうこうでしっかりおさえたり、包帯を少し強めにまくなどして直接圧迫する確実で簡単な止血法です。
・間接圧迫止血法(間接止血法)
出血部より心臓に近い動脈を圧迫し血の流れを止め、止血する方法です。血の流れを止めることは難しく、止血帯法のほうが確実です。
太い血管の付近での出血は、止血の応急手当をしたら、急いで病院を受診します。