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一般的な症状(出血傾向)


 特別、何かにぶつかった覚えもないのに、皮膚に内出血の起こることや、繰り返し鼻出血がおこったり、歯が悪くないのに朝歯を磨くとき血が出ること、女性で生理出血が止まらないことがあります。
 このように出血しやすく血が止まりにくい状態を、出血性素因と呼び、しばしば全身に出血のための大小さまざまの赤または赤紫色の出血班ができます。このような症状があったら、診察と詳しい検査を受けなければなりません。
 出血傾向は大きく分けて、血管の壁が弱くなったり、アレルギーをおこしたりするなど、血管に何らかの問題がある場合、血小板に問題がある場合、肝臓で作られる凝固因子に問題がある場合にみられます。

◎血管に変化のおこった場合
 多いのは老人性紫斑病で、高齢者の手の甲、前腕および下腿に出血班が見られます。この場合は心配いりません。
 鼻出血だけの場合は、ふつう鼻の粘膜の細い血管がきれたものが多く、耳鼻科で治療してもらいます。また、中年あるいは高齢者の場合は高血圧の人に、鼻出血がみられます。
 子供では、ビタミンCの欠乏による壊血病があります。特に人工栄養児では気をつけてください。アレルギー性の病気の場合に出血班がみられることがあります。

◎血液凝固が不十分な場合
 血液の凝固が不十分で出血しやすくなっている場合には、特に血小板の減る血小板減少性紫斑病や、先天的に血が固まりにくい血友病があります。
 また薬物中毒、肝臓の病気、白血病などの血液の病気、放射線障害などでも起こります。
 また血のつながった家族の中に同様の症状を持つ人がいないか調べましょう。

日時:2011年7月16日 09:38|高田馬場/整体・腰痛 | 新宿区/整体

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