◎顔の一部がふくれる、はれる
顔の一部分の外傷や腫瘍のように外からみてすぐにわかる場合のほか、耳鼻咽喉うや歯・あごの病気のために腫れる場合、内臓の病気などによってむくむ場合、脳・神経の病気や精神の病気が原因で表情が変わる場合、などがあります。
流行性耳下腺炎は子供に多いのですが、耳の下から一面にふくれて、俗におたふくかぜといわれています。
押すと痛みがあり、腫れがひどくなると痛みのために口を大きく開けることができなくなり、かたいものを食べられなくなります。虫歯や歯槽膿漏からおこる急性化膿性の歯根膜炎や智歯周囲炎では、頬やあご、時には上くちびるが急に腫れます。
三叉神経痛では、顔がぴりぴり痛んで形が変わり、夜も眠れないことがあります。
◎まひ
顔面神経まひや脳卒中では、まひのために顔の片側の緊張がなくなって、よだれを垂らしたり、片方の目が閉じにくくなります。
顔面神経まひは、神経が急につめたり温度にさらされるとき、例えば窓を開けて冷たい風にあったったまま眠ったときなどにおこります。
◎けいれん
発作時に顔の筋肉の一部にけいれんを起こすのはチックで、てんかんや破傷風では、突然笑ったような顔つきになります。
◎無表情
パーキンソン症候群のときには、無表情な顔つきとなるのが特徴です、そのほか、小刻み歩行、手足のふるえ、聞き取りにくい小さな声がパーキンソン症候群ではみられます。
◎むくみ
顔がむくむのは、急性子球体腎炎、ネフローゼ症候群などです。腎不全に加え、心不全時にも全身のむくみの一環として顔面のむくみが出現します。
◎目がでたように大きい
目が飛び出したようにギョロッと大きくなるのは、目の腫瘍やバセドウ病の特徴で、やせたり、動悸がしたりします。
