大腿の上部、外側に原因のはっきりしない痛みがあり、特に夜間に強く、シビレや感覚の異常がある場合にはこの部分の皮膚の感覚を伝える神経(大腿外側皮神経)の障害の可能性があります。また特に思い当たる原因がないのに大腿に痛みや腫れがあらわれ、時間とともに徐々に悪化するような場合は主要などの可能性もありますので、そういった場合は専門の診察が必要です。
大腿部の痛みは股関節や腰部の病気でも生じることがあり、特に子供では股関節の病気で大腿の痛みを訴えることが良くあります。またときどき鼠径ヘルニアでも大腿の痛みを感じることがあります。