骨盤矯正・O脚矯正の治療院(原発性アルドステロン症)
どんな病気か
副腎皮質に腫瘍ができたり、組織の増殖がおこったりして、アルドステロンと言うホルモンが過剰に分泌されてくる病気で、30〜40歳の女性が多くなっています。
2009年4月30日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(クッシング症候群)
治療
●下垂体の腫瘍などが原因の場合
腫瘍を摘出するのが原則ですが、最近は、副腎皮質ホルモンの分泌を抑える薬剤を使い、手術をせずに治療する方法もあります。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(クッシング症候群)
治療
●副腎皮質の腫瘍が原因の場合
良性腫瘍の副腎腺腫であれば腺腫を摘出します。摘出手術をおこなったあと、ハイドロコーチゾンの分泌機能が回復してくる1〜2ヶ月位の間、ハイドロコーチゾンを使用します。
ガンなどの悪性腫瘍も摘出が原則ですが、摘出が不可能なときは薬剤で治療します。
2009年4月29日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(クッシング症候群)
検査と診断
血液を採取して、そこに含まれるハイドロコーチゾンと副腎皮質刺激ホルモンの量を測定します。何が原因であっても、ハイドロコーチゾンの量は増加していますが、副腎皮質刺激ホルモンの量は、副腎皮質の腫瘍が原因のときは減少しでおり、下垂体の腫瘍や間脳の障害が原因のときには増加しています。採尿検査では、尿中に排泄される17−KSと17−OHCSと言う物質が増えてきます。
そのほか、CTスキャン、シンチグラフィー、X線撮影などをおこなって原因が副腎皮質そのものにあるのか、下垂体にあるのかを調べます。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(クッシング症候群)
糖尿病、高血圧が起こってくるほか、性欲の低下、筋力の低下、多毛、にきび、骨折などが起こることがあります。
女性では、無月経になったり、多毛のためにひげが濃くなったりします。
これらの症状は、膠原病やネフローゼ症候群などの病気の治療のために、大量の副腎皮質ホルモン剤を使用しているときにおこることがあります。
2009年4月28日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(クッシング症候群)
症状
満月様顔貌と言って、顔が満月のように丸くなってきます。これは顔面の皮下に脂肪が沈着するために起こってくる症状です。顔面の皮膚が赤みをおび、いわゆるあから顔にもなります。
中心性肥満と言って、胸、腹に脂肪が沈着して太ってきますが、手足はかえって細くなってきます。
皮膚が薄くなり、体に妊娠腺に似た線条ができ、ちょっとしたことで皮下出血を起こしやすくなります。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(クッシング症候群)
どんな病気か
副腎皮質から分泌されるハイドロコーチゾン(糖質ホルモン)と言うホルモンが、過剰に分泌されてくる病気です。
ハイドロコーチゾンが過剰に分泌されてくるのは、大部分が副腎皮質に悪性や良性の腫瘍ができたり、副腎皮質そのものが過剰に増殖してくるのが原因です。この副腎皮質の増殖は、下垂体に腫瘍があったり、間脳のホルモン中枢に障害があったりして、副腎皮質刺激ホルモンが過剰に分泌されてくるためにおこります。
そのほかに、副腎以外の部位にガンなどが発生し、副腎皮質ホルモンに似た作用のある物質が作られるためにこの病気がおこることもあります。
2009年4月27日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(テタニーと原因の色々)
テタニーとは、筋肉が断続的に緊張して収縮し、けいれんを起こすことを表す言葉です。
テタニーを起こす代表的な病気は副甲状腺機能低下症ですが、そのほかに、原発性アルドステロン症、大量のアルカリ摂取、過喚起症候群、頻回の嘔吐などでおこったアルカローシス(体内のアルカリ度が高くなった状態)、ビタミンD欠乏症でもおこってきます。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能低下症)
治療
活性型ビタミンDを内服します。場合によっては、カルシウム剤の一緒に内服することもあります。これを毎日続けることで血液中のカルシウム濃度が正常になり、普通の日常生活が送れます。
薬は、でなくなったホルモンの代わりとなるものですから、一生服用する必要があります。
2009年4月26日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能低下症)
検査と診断
上腕を圧迫して血流を低下させたときに、三分以内に手指のしびれやこわばりが出現してくれば副甲状腺機能低下症が疑われます。血液検査で、カルシウム濃度の低下とリンの濃度の上昇が見られれば診断が確定します。
血液中の副甲状腺ホルモンの値は、特発性副甲状腺機能低下症の場合は低下していて、偽性副甲状腺機能低下症の場合は上昇しています。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能低下症)
そのほか、白内障を合併して視力が低下したり、真菌が感染する皮膚モニリア症をおこしたり、つめ、毛髪、歯に異状がおこったりすることもあります。
偽性副甲状腺機能低下症の場合、低身長と肥満の傾向があって、顔が丸く、手足の指が短く、皮下や軟部組織に石灰化や骨化がおこるという特徴のある症状を示すこともあります。
2009年4月25日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能低下症)
症状
症状のほとんどは、血液中のカルシウム濃度の低下のための神経や筋肉の興奮によっておこります。
典型的なのはテタニー発作で、痛みをともなった強直性の筋肉のけいれんのために、両手指がこわばり、親指が内側に寄ったいわゆる助産婦手位になるほか、両足のこわばり、顔の引きつれ、手指や唇周囲のシビレが出現してきます。全身のけいれんを起こして、てんかんと間違われることもあります。又、情緒不安定、不機嫌、不安感、イライラなどの精神症状のともないます。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能低下症)
副甲状腺ホルモンの分泌が低下するのは、甲状腺の手術などで副甲状腺組織がなくなってしまった術後副甲状腺機能低下症のこともありますが、はっきりした原因もないのにホルモンの分泌が低下してくる特発性副甲状腺機能低下症のこともあります。
又、受容体の異状によっておこるものを偽性副甲状腺機能低下症と呼んでいますが、遺伝的な素因によって起こると考えられています。
2009年4月24日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能低下症)
どんな病気か
副甲状腺ホルモンの作用が低下している状態で、血液中のカルシウム濃度が低下、リンの濃度が上昇しています。
原因としては、副甲状腺ホルモンの分泌そのものが少ない場合と、副甲状腺ホルモンの分泌は正常でも、ホルモンが作用する骨や腎臓などの部位に異常があるために、ホルモンの作用が発揮できない場合とがあります。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能低下症)
どんな病気か
副甲状腺ホルモンの作用が低下している状態で、血液中のカルシウム濃度が低下、リンの濃度が上昇しています。
原因としては、副甲状腺ホルモンの分泌そのものが少ない場合と、副甲状腺ホルモンの分泌は正常でも、ホルモンが作用する骨や腎臓などの部位に異常があるために、ホルモンの作用が発揮できない場合とがあります。
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能亢進症)
治療
腫瘍があればその摘出、副甲状腺の過形成であれば部分切除と、いずれにしても治療には手術が必要です。
手術後、血液中のカルシウム濃度は、正常値よりも低くなりますが、たいていは、数ヶ月以内に正常値に戻ります。又、骨粗しょう症、胃・十二指腸潰瘍、膵炎などの合併症も、治ってきます。
普通の生活が送れますが、治療が遅れると腎機能が低下したり、骨折を繰り返したりして、日常生活に支障がおこってきます。
2009年4月23日
骨盤矯正・O脚矯正の治療院(副甲状腺機能亢進症)
検査と診断
前頸部に腫瘤が触れたり、はっきりした症状があれば、すぐに診断がつきやすいです。
はっきりした兆候がなくて、尿路結石、骨折、胃・十二指腸潰瘍、膵炎などの治療を受けているときや、健康診断での血液検査で、偶然発見されることが多いものです。
副甲状腺機能亢進症におちいっていれば、血液検査でカルシウム濃度の上昇、リン濃度の低下、副甲状腺ホルモン値の上昇が見られ、診断がつきます。診断が確定したら、CTスキャン、超音波検査などで病変の存在する部位を確定します。
O脚矯正と体(副甲状腺機能亢進症)
原因
ほとんどは、副甲状腺ホルモンの分泌過剰でおこります。
その原因は、副甲状腺に発生した線種と言う良性腫瘍や副甲状腺の増殖のことが多いのですが、まれに副甲状腺がんのこともあります。
極めてまれですが、脳下垂体、甲状腺、すい臓のランゲルハンス島、副腎などのホルモンを分泌する他の内分泌腺に腫瘍が発生する多発性内分泌線種症が原因のこともあります。これは遺伝性が濃厚で、同一家族におこることが多いものです。
2009年4月22日
O脚矯正と体(副甲状腺機能亢進症)
症状
血液中のカルシウム濃度が高くなると、血液中の水の比率が少なくなるために、のどが渇いて、多量の飲料を飲むようになり、排尿回数の一回の尿量も多くなるといった糖尿病と紛らわしい症状が現れてきます。
又、筋力の低下、集中力の低下、抑うつ状態、意識障害などの精神症状も現れてきます。
骨粗しょう症が進行すると、骨がもろくなってちょっとした事で骨折したり、骨や関節が変形したりします。
尿路結石ができると、腰痛や血尿などが見られますし、胃・十二指腸潰瘍や膵炎が発生すると、上腹部痛、吐き気などの色々な症状が起こってきます。
O脚矯正と体(副甲状腺機能亢進症)
どんな病気か
副甲状腺の働きが活発になりすぎて、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてくる状態をいいます。カルシウム代謝が必要以上に促進されるために、血液中のカルシウム濃度が高くなって、リンの濃度が低くなります。
血液中のカルシウム濃度が高くなると、腎臓の尿細管での再吸収能力が追いつかなくなって、多量のカルシウムが尿中に排出されてしまい、このカルシウムが尿路で固まって尿路結石になったり、カルシウムが腎臓の子宮体や尿細管に沈着して腎石灰沈着症をおこしたりします。
又、必要以上に骨からカルシウムが抜けてしまうために、骨がもろくなる骨粗しょう症がおこり、歯にも同じ現象が現れてきます。そのほか、カルシウムの刺激によって、胃・十二指腸潰瘍や膵炎がおこったりもします。
2009年4月21日
O脚矯正と体(副甲状腺、上皮小体とは)
この副甲状腺が分泌する副甲状腺(上皮小体)ホルモンは、体内のカルシウムの代謝を促進し、主に血液中のカルシウムの濃度を上昇させるように働いています。
例えば、小腸が植物中からカルシウムを吸収するのを助けて、血液中のカルシウムを増やすようにしていますし、血液が腎臓の糸球体でろ過された際に尿中に排出してしまったカルシウムを、尿細管と言う部分で再吸収し、血液中に戻すのを助けています。
又、骨や歯に貯蔵されていたカルシウムを、血液中に供給させるようにも働いています。
一方、副甲状腺ホルモンは、血液中のリンの濃度が増えすぎないように抑制する働きもしています。
O脚矯正と体(副甲状腺、上皮小体とは)
副甲状腺は、甲状腺の裏に存在するホルモンを分泌する腺で、上皮小体とも言います。大きさはほぼ米粒大で、4個存在しますが、全部あわせても100ミリグラムしかありません。
2009年4月20日
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
治療
治療を行わなくても、短い場合は一ヵ月半、長い場合でも半年で完全に治ります。
発病初期に副腎皮質ホルモンを使用すると、発熱、痛みなどの症状消失に劇的な効果がありますが、非ステロイド性抗炎症剤でも有効なことがあります。後遺症は残らないのが原則ですが、時に甲状腺機能低下症となることがあります。
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
検査と診断
発病初期に血液を採取した検査で、血沈の高度の亢進、CRP陽性などの炎症症状を示す結果がみられますが、白血球は増えていません。
又、血液中の甲状腺ホルモンの量を調べてみると、トリヨードサイロニン、サイロキシン、が上昇し、サイログロブリンも上昇しています。血液中の甲状腺刺激ホルモンの値は低下しています。甲状腺摂取率が極めて低いのが特徴です。
2009年4月19日
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
原因
甲状腺へのウィルス感染がもっとも有力視されています。血液を調べると、インフルエンザウィルス、ムンプスウィルス、アデノウィルス、エコーウィルス、コクサッキーウィルスなどの抗体の値が、病状の強いときは高くなり、病状が治まるにつれて低下すると言うように言われていますが、原因となるウィルスが特定できているわけではありません。
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
症状
劇症型では、38〜39度の高熱がでて、甲状腺の一部にしこり(硬結)ができて強い痛みをともない、痛みが耳の後部に放散することがしばしばです。中等症では、微熱が続き、全身倦怠感がおこりますが、甲状腺の痛みはそれほど強くはありません。軽症では、甲状腺に硬いしこりを触れるだけで熱も痛みもありませんが、甲状腺を指で触れると激しく痛みます。
いずれのしこりも、日数が経つうちに柔らかくなり、縮小してきてやがて消失します。
2009年4月18日
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
症状
劇症型では、38〜39度の高熱がでて、甲状腺の一部にしこり(硬結)ができて強い痛みをともない、痛みが耳の後部に放散することがしばしばです。中等症では、微熱が続き、全身倦怠感がおこりますが、甲状腺の痛みはそれほど強くはありません。軽症では、甲状腺に硬いしこりを触れるだけで熱も痛みもありませんが、甲状腺を指で触れると激しく痛みます。
いずれのしこりも、日数が経つうちに柔らかくなり、縮小してきてやがて消失します。
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
●病気になりやすい人
断然女性が多く、中でも30歳代以上の人が90パーセントを占め、中年の女性に起こりやすい病気と言えます。
どの季節でも発病がみられますが、夏の発病がやや多いようです。
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
どんな病気か
甲状腺の急性炎症による細胞の破壊のために、甲状腺の組織内に蓄えられていた甲状腺ホルモンが血中に多量にもれだし、一時的に甲状腺中毒症状を起こす病気です。
脈が速い、汗をかきやすい、手指が震えるなどの甲状腺中毒症状が見られるほか、甲状腺に痛みをともなう硬いしこりを触れ、発熱などの全身的な急性炎症症状がみられます。これらの症状が消失したあと数週間たつと血液中の甲状腺ホルモンの量は正常化し、2〜5ヶ月で自然に治ります。
2009年4月17日
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
どんな病気か
甲状腺の急性炎症による細胞の破壊のために、甲状腺の組織内に蓄えられていた甲状腺ホルモンが血中に多量にもれだし、一時的に甲状腺中毒症状を起こす病気です。
脈が速い、汗をかきやすい、手指が震えるなどの甲状腺中毒症状が見られるほか、甲状腺に痛みをともなう硬いしこりを触れ、発熱などの全身的な急性炎症症状がみられます。これらの症状が消失したあと数週間たつと血液中の甲状腺ホルモンの量は正常化し、2〜5ヶ月で自然に治ります。
O脚矯正と体(甲状腺の良性腫瘍)
●外科的療法
比較的大きな腺腫やのう胞の場合には、局所麻酔のもとに、皮膜をつけたまま腫瘍だけを摘出する核出術が行われます。
又、腫瘍が大きく、気管や食道を圧迫して苦痛となる症状がある場合は、腫瘍のできている部分の甲状腺を摘出する手術が行われます。
腫瘍が硬く、表面に凹凸があって、皮膚と癒着していたり、急速に大きくなってくる場合は悪性腫瘍の可能性が高いので、甲状腺全摘出術が行われます。
O脚矯正と体(甲状腺の良性腫瘍)
●外科的療法
比較的大きな腺腫やのう胞の場合には、局所麻酔のもとに、皮膜をつけたまま腫瘍だけを摘出する核出術が行われます。
又、腫瘍が大きく、気管や食道を圧迫して苦痛となる症状がある場合は、腫瘍のできている部分の甲状腺を摘出する手術が行われます。
腫瘍が硬く、表面に凹凸があって、皮膚と癒着していたり、急速に大きくなってくる場合は悪性腫瘍の可能性が高いので、甲状腺全摘出術が行われます。
O脚矯正と体(甲状腺の良性腫瘍)
●外科的療法
比較的大きな腺腫やのう胞の場合には、局所麻酔のもとに、皮膜をつけたまま腫瘍だけを摘出する核出術が行われます。
又、腫瘍が大きく、気管や食道を圧迫して苦痛となる症状がある場合は、腫瘍のできている部分の甲状腺を摘出する手術が行われます。
腫瘍が硬く、表面に凹凸があって、皮膚と癒着していたり、急速に大きくなってくる場合は悪性腫瘍の可能性が高いので、甲状腺全摘出術が行われます。
O脚矯正と体(亜急性甲状腺炎)
どんな病気か
甲状腺の急性炎症による細胞の破壊のために、甲状腺の組織内に蓄えられていた甲状腺ホルモンが血中に多量にもれだし、一時的に甲状腺中毒症状を起こす病気です。
脈が速い、汗をかきやすい、手指が震えるなどの甲状腺中毒症状が見られるほか、甲状腺に痛みをともなう硬いしこりを触れ、発熱などの全身的な急性炎症症状がみられます。これらの症状が消失したあと数週間たつと血液中の甲状腺ホルモンの量は正常化し、2〜5ヶ月で自然に治ります。
O脚矯正と体(甲状腺の良性腫瘍)
治療
年2〜3回程度定期てきに診察を受けるだけで、治療を必要としないこともあります。
●甲状腺ホルモン療法
腺腫や腺腫様甲状腺腫のなかには、甲状腺ホルモン(トリヨードサイロニンが良く用いられる)を内服すると縮小したり、消失したりするものがあります。効果は人によってまちまちですが、有効な場合は、服用し始めてから2〜3ヶ月たつと著明に腫瘍が縮小していきます。
2009年4月16日
O脚矯正と体(甲状腺の良性腫瘍)
検査と診断
甲状腺に腫瘍ができても、血液中の甲状腺ホルモンの量が異常値を示したり、白血球数、血沈など一般の血液検査に異常が現れたりすることはなく、前傾部に腫瘤が認められるのが唯一の所見です。
この腫瘤が悪性か良性かを調べるために、画像診断や血中腫瘍マーカーの測定が行われますが、もっとも確実な診断法は、甲状腺の生検です。
O脚矯正と体(甲状腺の良性腫瘍)
どんな病気か
甲状腺の良性腫瘍には、線種、のう胞、線種様甲状腺腫があります。これらの良性腫瘍と甲状腺ガンとをあわせて結節性甲状腺腫と総称しています。
甲状腺の良性腫瘍は、男性の3〜5倍と女性に多く、年齢をみると40歳代、30歳代、50歳代の順になっていて、発病は過半数が45歳以下です。
2009年4月15日
O脚矯正と体(甲状腺の良性腫瘍)
どんな病気か
甲状腺の良性腫瘍には、線種、のう胞、線種様甲状腺腫があります。これらの良性腫瘍と甲状腺ガンとをあわせて結節性甲状腺腫と総称しています。
甲状腺の良性腫瘍は、男性の3〜5倍と女性に多く、年齢をみると40歳代、30歳代、50歳代の順になっていて、発病は過半数が45歳以下です。
O脚矯正と体(結節性甲状腺腫とは)
甲状腺に、色々な良性腫瘍やガンが発生します。これらの腫瘍をまとめて結節性甲状腺腫と呼んでいます。
甲状腺の集団検診の結果によると、受信者の約1パーセントに結節性甲状腺腫が発見されたと言うことです。
又手術を受けた結節性甲状腺腫の内訳を見ると、その20パーセントが甲状腺ガンで、残りが良性腫瘍となっています。良性腫瘍の大部分は線種で、線種様甲状腺腫は日本では少ないと報告されています。
O脚矯正と体(単純性甲状腺腫)
治療
年1〜2回、定期的に検査をして経過を観察するだけで、治療の必要はありません。たいていは、年月が経つうちに甲状腺腫は縮小し、自然に消失します。
もちろん、甲状腺腫を起こす原因がはっきりすればその治療が必要ですし、甲状腺腫が大きいときには甲状腺ホルモン薬が使用されることもあります。
2009年4月14日
O脚矯正と体(単純性甲状腺腫)
原因
海草などのヨードを含む食品の取りかたが少ないなどのヨード摂取量の低下が原因の一つに上げられています。世界的にみても、ヨードの摂取不足になりやすい海岸から遠く離れた大陸内部や山岳地帯に多いと言われていますが、日本などのヨード不足がおこるとは考えにくい国々にも、症状は発生しています。逆にヨードの過剰摂取が原因でおこる単純性甲状腺腫もあります。
又、甲状腺の働きを低下させる抗甲状腺物質や甲状腺腫を誘発する物質を含む食物(キャベツ、からし菜など)の多食が原因のこともあります。
甲状腺ホルモンの需要を増大させるようなことも原因となります。この病気は思春期前後の女性に多いのですが、思春期の女性は、特に多量の甲状腺ホルモンを必要とするために、相対的にホルモンの量が不足するのが原因とする説もあります。
O脚矯正と体(単純性甲状腺腫)
症状
柔らかい甲状腺腫がみられるだけです。おそらく数年をかけて徐々に生じてきたと考えられます。
甲状腺腫が比較的小さいので、前頸部の圧迫症状や違和感もなく、自分では気づかずにいて、学校や職場などの健康診断で偶然発見されるものが大部分です。
2009年4月13日
O脚矯正と体(単純性甲状腺腫)
どんな病気か
炎症、腫瘍、酵素異常などの甲状腺を腫らす原因もないのに、甲状腺に腫れ(甲状腺腫)が生じ、しかも甲状腺機能亢進や甲状腺機能低下の状態を起こしていないものをいいます。この場合の甲状腺腫はびまん性(甲状腺が全体に腫れる)で、柔らかいのが特徴です。
男性の4〜9倍と女性が多く、しかも10〜30歳代の人に多くみられます。妊娠、授乳、月経などに一致して甲状腺腫は増強しますが、年齢が進むにつれて小さくなり、自然に消失してしまうことが多いです。
O脚矯正と体(慢性甲状腺炎、橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
●薬物療法
甲状腺の機能が低下してきたら、甲状腺ホルモンをない服する甲状腺ホルモン療法を行います。この療法は、毎日欠かさず生涯続けることが必要です。
慢性甲状腺炎の治療として免疫抑制のために、副腎皮質ホルモンの内服が行われることがありますが、強い副作用がありますので、急に病状が悪化下などの特別な場合に限って用いられています。
2009年4月12日
O脚矯正と体(慢性甲状腺炎、橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
◎機能が低下したらホルモン療法
治療
甲状腺の機能が正常であれば、年1〜2回定期的に検査を受けて経過を観察するだけで、治療の必要はありません。
甲状腺の機能が低下してくるまでに長い年月がかかりますし、たとえひどく機能が低下しても、甲状腺ホルモンを毎日服用すれば、健康な人と同じように生活することができます。
ただし、女性の場合は、出産後に一時的に甲状腺機能低下がひどくなることもあるので、妊娠がわかれば相談するようにしましょう。
O脚矯正と体(慢性甲状腺炎、橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
検査と診断
血液の血沈の亢進、血清総タンパク量の上昇、A/G比の低下が見られ、肝機能検査項目のうち硫酸亜鉛試験やチモール混濁試験などの血清膠質反応の上昇がみられます。これらは、血液中の血清ガンマグロブリン値が上昇しているときに見られる所見です。
血液中の甲状腺自己抗体を調べる検査では、抗サイログロブリン抗体と抗マイクロゾーム抗体が、多くの場合陽性に出ます。特に抗サイログロブリン抗体が、かなり高値を示すことが多いものです。
甲状腺の機能を調べると、約4分の3の人は正常で、機能低下を示す人は約2割です。また、頻度は低いのですが、機能の亢進を示す人もいます。甲状腺の機能低下を示す場合は、血液中のトリヨードサイロニン(T3)、サイロキシン(T4)といった甲状腺ホルモン、T3レジン摂取率、基礎代謝率、甲状腺放射性ヨード摂取率がそれぞれ低下し、血液中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)やコレステロール値が上昇しています。
そのほか、貧血や、胸部X線での心陰影の拡大、心電図検査での低電位差が見られる場合もあります。
甲状腺の組織を微量採取した生検、リンパ球の浸潤、リンパ濾胞の形成、間質の繊維化、甲状腺濾胞上皮細胞の変性と濾胞の崩壊といった特有の変化が見られるので、生検はこの病気の診断にかかせません。
2009年4月11日
O脚矯正と体(慢性甲状腺炎、橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
原因
血液中に、甲状腺に対する各種の自己抗体が産生され、工場せ院と結合して組織に障害を起こします。障害が高度になると、甲状腺の細胞は破壊され、甲状腺の機能が低下してくるのです。
また、家族の人の血液を調べてみると、甲状腺と反応を起こす自己抗体を持っている場合が多いことや、一卵性双生児のどちらかがこの病気になると、もう一方の人もこの病気になることの多いことから、発症しやすい遺伝的素因も関係していると考えられています。
O脚矯正と体(慢性甲状腺炎、橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
症状
約90パーセントの方に甲状腺の腫れ(甲状腺腫)がみられます。
このうち、甲状腺腫だけで何の症状も現れない人が約半数を占め、残りの半数の人には、かすれ声、前頸部の不快感、体がだるいなどの症状がみられます。このような人の甲状腺を調べると、たいていは正常です。
甲状腺の機能が低下してくると、気力がわかない、寒がりになる、便秘がちになる、ことががもつれるなどの症状が現れてきます。また、指で押してもへこみのできないむくみ、とうもろこし毛のようなつやのない頭髪、脱毛、皮膚の乾燥、体重の増加、女性では月経過多といった症状が現れ、知的な活動が低下したり、動作が緩慢になったりします。
2009年4月 9日
O脚矯正と体(慢性甲状腺炎、橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
●病気になりやすい人
病気の発生率は、人工10万人に対し約80人とされていますが、甲状腺が腫れれいるだけで何の症状も現れないために、診察を受けない人もかなりいると考えられ、こうした人も含めると、日本には10万人を超す患者が存在すると推定されます。
患者は、10歳代から70歳以上まで広い年代にわたってみられますが、そのうちの60パーセント異状は30〜50歳代の人です。
また、断然女性が多く、男性に比べると十数倍も多く、中には、患者の95パーセントは女性だという報告もあります。
O脚矯正と体(慢性甲状腺炎、橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
◎大部分は中年の女性に多い
どんな病気か
自己免疫が原因と考えられることから、自己免疫性甲状腺炎ともいいますが、九州大学の橋本博士が最初に症例の報告を行ったことから橋本病ともいいます。
橋本病の大部分は甲状腺機能は正常ですが、機能低下症もみられ、大人の甲状腺機能低下症の大部分はこの慢性甲状腺炎によるものです
2009年4月 8日
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症の種類)
■粘液水腫
原発性甲状腺機能低下症のうち、特に機能低下の程度がひどく、指で押しても凹みができないむくみなどの特有の皮膚症状が現れた場合をいいます。
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症の種類)
■クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)
生まれつき甲状腺ホルモンの合成が障害されていたり、甲状腺の無形成や低形成といった形態異常があったりしておこる甲状腺機能低下症をいいますが、頻度はきわめてまれです。
2009年4月 7日
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症の種類)
■治療後などに見られる甲状腺機能低下症
色々な甲状腺の病気の治療のために、甲状腺の外科的治療や放射性ヨード療法を受けたり、昆布などのヨードを含んだ食物を過剰に摂取したりして甲状腺機能低下症におちいることがあります。
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症の種類)
■慢性甲状腺炎(橋本病/自己免疫性甲状腺炎)
免疫異常の一つの自己免疫が原因でおこる甲状腺機能低下症で、大人におこる甲状腺機能低下症の大部分はこれです。
九州大学の橋本博士が、1912年に、甲状腺が硬くなって、全体に腫れた(びまん性甲状腺腫)中年女性の症例を報告したのが、この病気の最初の報告であることから、橋本病とも呼ばれます。
2009年4月 6日
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症とは)
◎原発性甲状腺機能低下症の種類
甲状腺機能低下症の中で、最も多いのが原発性機能低下症です。
慢性甲状腺炎(橋本病/自己免疫性甲状腺炎)免疫異常の一つの自己免疫が原因でおこる甲状腺機能低下症です。
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症とは)
治療
原発性甲状腺機能低下症、二次性甲状腺機能低下症、三次性甲状腺機能低下症のいずれも、治療には甲状腺ホルモンの内服が必要です。
2009年4月 5日
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症とは)
○三次性(視床下部性)甲状腺機能低下症
下垂体は、視床下部という部分から分泌されるTSH(甲状腺刺激ホルモン)放出ホルモン(TRH)の刺激を受けて、TSHを分泌しています。TRHの分泌が十分でないとTSHも分泌されず,結果的に甲状腺ホルモンも分泌されません。このような甲状腺機能低下症をいいます。
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症とは)
○二次性(下垂体性)甲状腺機能低下症
甲状腺は、脳の下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)の刺激を受けて甲状腺ホルモンを分泌しています。
下垂体に故障があって、TSHが十分に分泌されないためにおこる甲状腺機能低下症です。
2009年4月 4日
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症とは)
○原発性(甲状腺性)甲状腺機能低下症
甲状腺に原因があって機能が低下しているものを言います。
O脚矯正と体(甲状腺機能低下症とは)
◎甲状腺ホルモンの量が不足する
甲状腺ホルモンの合成、分泌などを行っている甲状腺の働きが低下するために、血液中の甲状腺ホルモンの濃度が低下した状態を甲状腺機能低下症といいます。
甲状腺ホルモンの血液中の濃度の低下がひどくなると、体内での色々な物質の代謝が円滑に行われなくなって、体がだるい、気力がわかない、動作が緩慢になるなどの症状が起こってきます。
この甲状腺機能低下症には、色々な種類があります。
2009年4月 3日
O脚矯正と体(バセドウ病)
外科的治療(手術療法)
甲状腺亜全摘出術
ごく一部を残して甲状腺を切除し、ホルモンの分泌を少なくする治療法で、妊娠・出産を予定している女性、甲状腺腫が大きく、機能亢進の程度が著しいひと、薬物療法を受けているが、経過からみて治る見込みのない人、社会的条件などから早く確実に直したいと希望する人、甲状腺に結節ができている人などに対して行われます。
これは、再発したり、甲状腺機能低下症を起こしたりすることが極めて少なく、やく90パーセントの人は完全に治るという治癒率の高い治療法です。
手術の前に、薬物療法を行って甲状腺の機能を正常にしておくことが必要で、抗甲状腺薬が良く用いられますが、無機ヨード薬、副腎皮質ホルモン剤や交感神経遮断剤が併用される場合もあります。
効果の高い治療法ですが、前頸部に手術の傷跡がのこ利増す。また心臓病などの重い慢性の病気を持っている人には、この治療は行えません。
O脚矯正と体(バセドウ病)
無機ヨード薬
甲状腺ホルモンの分泌を抑制する薬剤で、効果は即効的ですが、長くは続かないので、現在では、外科的治療を行う前や合併症のバセドウクリーゼの治療などに限って用いられています。
2009年4月 2日
O脚矯正と体(バセドウ病)
薬物療法
副作用
皮膚の発疹、肝機能障害、発熱などが時々みられる副作用で、これらの治療が必要になる場合もありますが、抗甲状腺薬の種類を変えるだけで治る場合もあります。
また、白血球減少症や無顆粒球症がまれにおこることもあります。全体の0.3パーセント程度と頻度は低いのですが、特に注意が必要なのは無顆粒球症です。内服を始めてから4〜8週間後に、高熱、激しい咽頭痛、全身倦怠感などが現れ、ときには生命にかかわることがありますから、直ちに抗甲状腺薬の内服を中止し、抗生物質、副腎皮質ホルモン薬などによる治療を開始します。
O脚矯正と体(バセドウ病)
薬物療法
抗甲状腺薬
甲状腺ホルモンの合成、分泌を抑制する薬剤で、日本では、プロピルチオウラシルとメチマゾールの二種類が使われています。
若年者で、甲状腺の腫れが小さく、発症後間もない軽症の場合に用いられます。
抗甲状腺薬は、胎盤を通過し、胎児に影響を与えるため、妊娠の場合は一日3〜4錠のない服にとどめます。
また、抗甲状腺薬は、乳汁にも含まれて出てくるため、授乳中の女性には使用しません。もし、ない服が必要な場合は、授乳を中止してミルクに切り替えてもらいます。
2009年4月 1日
O脚矯正と体(バセドウ病)
治療
バセドウ病らしいときは、ホルモン、特に甲状腺を専門とする医療機関を受診するようにしましょう(一般的な内科では、特殊な検査ができないため)。
現在良く行われている治療は、甲状腺ホルモンの合成、分泌を抑制する抗甲状腺薬を内服する薬物療法、甲状腺そのものを切除し、甲状腺ホルモンの分泌を抑制する外科的治療、放射性ヨードを用い、甲状腺を破壊する放射性ヨード療法の三つです。
これらの治療を行っても、血液中の甲状腺ホルモンの量が正常化するまで少し時間がかかるので、この間の色々な症状を抑える対症療法として、鎮静剤や交感神経遮断薬の使用が良く行われます。