O脚矯正と体(リンパ系の仕組みと働き)
毛細リンパ管網は、集合してより太いリンパ管になり、組織から出てきます。このリンパ管は、しだいに合流して最後は一本の管となり、首の下のところにある鎖骨下静脈につながっていて、リンパ液はここから静脈に流れ込む仕組みになっています。
リンパ管が合流している部位はふしのようになっていて、ここをリンパ節といいます。リンパ節は、全身に約800個存在しますが、最も数多く存在しているのは首とその周囲で、ここには約300個が集中しています。
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2009年1月31日
O脚矯正と体(リンパ系の仕組みと働き)
リンパ系の仕組み
動脈系、静脈系の血管が全身に張りめぐらされているのと同様に、リンパ管が全身に張りめぐらされていて、このなかをリンパという液体が流れています。このリンパは、組織と組織の間に存在する組織間液という液体から作られています。
リンパ管のうち、もっとも細くなっている管を毛細リンパ管網といいますが、互いにつながって連絡しあいながら、網の目のように全身の組織のなかに張りめぐらされています。
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
血液凝固因子の主な病気
血液凝固因子が欠乏すると、血液の凝固がおこりにくくなり、いったん出血すると止まりにくくなります。
その代表が血友病で、第8因子が欠乏しているもの血友病A、第9因子が欠乏しているものを血友病Bといいます。
2009年1月30日
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
血液凝固因子
血漿中には、血液を固める色々な凝固因子が含まれていますが、これまでに12種類の物質の存在が確認されていて、1〜8までのローマ数字の番号が付されています(ただし、6は欠番)。
血管が破綻して出血がおこると、この血液凝固因子が血小板と協力して血液を固まらせ、出血を止めるのです。
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
免疫グロブリン
生まれつき体内にもっていないものに対する抗体を含むタンパク質で、非自己が体内に入ってくるとそれを識別して抗体を作り、再び同じ非自己が体内に入ってくると、抗体がその非自己(抗原)と結びついて(抗原抗体反応)、無害なものにします。一度はしかにかかると生涯かかることがないのは、この免疫グロブリンの働きです。
2009年1月29日
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
血漿のしくみ
血漿は、血液中の淡黄色をした液体成分で、その約90パーセントは水分で、残りの大部分はタンパク質です。
このタンパク質の60パーセントは、血液の浸透圧を保ったり、色々な物質の輸送に関係しているアルブミンというタンパク質で、残りの主成分は免疫に関与している免疫グロブリンというタンパク質です。
このほかに、血漿中には血小板と協力して出血を自然に止める血液凝固因子という物質も含まれています。
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
血小板の主な病気
血小板が減少すると、鼻出血や歯肉出血が起こりやすくなって、しかも止まりにくくなったり、皮膚に紫斑ができやすくなったりします。
このような状態を出血傾向といいますが、その代表が血小板減少症性紫斑病で、色々な種類があります。
2009年1月28日
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
血小板
顕微鏡で見ると、細胞の小片のように見える小さな血球で、血液一万立方ミリメートル中15万〜35万個含まれています。
この血小板は、血管が破綻して出血が起こると固まって血栓を作り、破綻した部位をふさいで出血を止める働きをしています。
この働きは血液凝固因子との強力で行われています。
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
白血球の主な病気
その代表は、血液がんともいうべき白血病です。
そのほか、顆粒球全体が減少する無顆粒球症や、好中球だけが減少する好中球減少症がさまざまな原因で起こり、病原性微生物の感染に対する抵抗力が低下します。
2009年1月27日
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
このリンパ球は、体内に入ってきたものが、生まれつき体内にもっていたものか、そうでないものかを識別する働きをしています。
リンパ球が、体内に入ってきたものを非自己と識別すると、リンパ球や形質細胞から抗体が作られ、同じ非自己が二度目に体内に入ってくると抗体が結びついて(抗原抗体反応、免疫反応)、無毒化します。このように、白血球は全体として体の健康を守る働きをしています。
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
体内に侵入した細菌が多量で炎症が起こると、作られる白血球がぞうかして血液中の数が増えますが、ウィルスやリッケチアなどの感染が原因の炎症の場合は、血液中の白血球数がかえって減少するという傾向があります。このため、色々な病気の診断に、白血球の検査が行われます。
リンパ球以外の白血球は骨髄で作られますが、リンパ球は主にリンパ節や脾臓で作られます。
2009年1月26日
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
白血球
白血球には、好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球などの種類があって、好中球、好酸球、好塩基球の三つを合わせて顆粒球ともいいます。健康な人の血液中に含まれる白血球数は、血液一万立方ミリメートル中に4000〜9000個です。
細菌などの病原性微生物や異物が体内に侵入してくると、好中球と単球がその部位に集まってきて、病原性微生物や異物を取り囲んで飲み込んでしまい(ドン食作用)、毒性を封じます。このことから好中球や単球をドン食細胞ともいいます。
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O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
なお、血液が赤く見えるのは、この血色素の色です。
赤血球の寿命は120日で、古くなった赤血球は、肝臓で胆汁を作る材料に使われたり、脾臓で破壊されたりします。このようにして消耗した分だけ、骨髄で赤血球が作られ、血液中に毎日供給されています。
赤血球の主な病気
この赤血球が正常値より少なくなるのが貧血で、色々な種類があります。
逆に赤血球数が正常値よりも多くなることがあります。これを多血症といいます。
2009年1月25日
O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
赤血球
直径七ミクロン(一ミクロンは千分の一ミリメートル)ぐらいの大きさで、血液一万立方メートルのなかに、男性は450万〜550万個、女性は400万〜450万個も含まれていて、血球成分の大部分は赤血球といっても過言ではありません。
赤血球は、表面を薄い膜で包まれていて、そのなかに血色素(ヘモグロビン)という成分が含まれています。血液が肺の中の毛細血管を通るうちに、呼吸によって体内に取り込まれた酸素と血色素が結合し、血液中に酸素が取り込まれるのです。
また、全身の細胞の新陳代謝の結果生じた炭酸ガスを運んでくるのも血色素で、肺の中の毛細血管を血液が通る間に炭酸ガスが捨てられ、代わりに酸素が取り込まれるのです。
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O脚矯正と体(血液、造血器のしくみ)
血液は、血球と呼ばれる有形成分と血漿と呼ばれる液体成分から成り立っていて、血液の容積の約60パーセントが血漿で、約40パーセントが血球です。
血液のしくみ
血液には、種類があってそれぞれに働きが違っています。
これらの血球には寿命があり、古くなったものは、肝臓や脾臓で破壊されています。脾臓の働きが異常になって、血球の破壊が亢進し、色々な血液の病気が起こった場合、脾臓を摘出することがありますが、肝臓がその代わりにはたらくので、血液に古い血球がたまってしまうようなことはありません。
また、肝臓や脾臓で破壊された分だけ、胸骨(胸の中央に縦に長く触れる骨)や背骨の中にある骨髄という組織で新しい血球が作られて、血液中に補給されています。この骨髄は、血液中の主成分である血球を作る組織である為造血器ともいいます。
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2009年1月24日
O脚矯正と体(血液の働き)
一方、細胞が酸素と栄養素をエネルギー源として利用したあとは、炭酸ガス(二酸化炭素)、尿素窒素といった老廃物が生じます。この老廃物を集めてきて、炭酸ガスは肺へ、尿素窒素は腎臓へというようにそれぞれの排泄器官へ運び、老廃物を体外へ排出させるのも血液の役目です。
この血液が、絶えず全身をかけめぐっているために全身の細胞は生きていることができ、全体としての生命が維持できるのです。
全身をめぐっている血液の量は、その人の体重の約7.5パーセントです。
O脚矯正と体(血液の働き)
全身の細胞は、酸素と栄養素をエネルギー源として、その生命を維持しています。
このエネルギー源である酸素と栄養素を全身の細胞に送り届ける役目をしているのが血液です。
酸素は、血液が灰の中を通過する間に供給され、栄養素は、肝臓の中をとおる間に供給されます。この酸素と栄養素が豊富になった血液が動脈血として心臓から送り出されます。全身の細胞は、血液からこの酸素と栄養素を受け取り、化合させることによってエネルギー源としているのです。
2009年1月23日
O脚矯正と体(重症筋無力症)
日常生活の注意
症状は一人ひとり違いますので、活動の範囲、薬の飲み方など、指示を守ります。健康の自己管理も十分留意し、不眠や精神的ストレスなど、症状悪化の誘引となるものは、できるだけ避けるようにします。
食事が困難な場合は体力の消耗がひどくなりますので、栄養分の豊富な食事を選び、調理法も工夫します。したがって、家族の理解と、協力が必要となります。
O脚矯正と体(重症筋無力症)
症状悪化の誘引を避ける
治療
治りにくい病気ですが、最近では各種の治療法が進歩していますし、薬剤の開発
も進んでいますので、あまり心配せずに、治療を続けることが大切です。
初期には、入院しての治療が必要ですが、自宅療養になる人も多くいます。
薬物療法
抗コリンエステラーゼ剤の使用が中心です。この薬はいくつかの種類があり、効
果と副作用の関係がありますので、症状に応じて慎重に処方されます。
その他の治療
そのほか胸腺を摘出する手術や最近では、特別重症な場合に血漿交換法という治
療法が行われることもあります。
2009年1月22日
O脚矯正と体(重症筋無力症)
症状
まぶたが自然に下がってきて目を開けていられなくなる眼けん下垂、逆に目をし
っかりと閉じることができないと眼、眼球が動かなくなり、特に左右の目の視点が
合わなくなって物が二重に見える複視などがおこります。
首、肩、上腕の筋肉に脱力が起こり、腰から下肢へと広がります。顔やのどの筋
肉に障害が起こると、物をかんだり、飲み込んだり、声を出すことが難しくなりま
す。時には呼吸筋がまひして、生命に危険が及ぶこともあり、このような重症な状
態をクリーゼといいます。
ふつう、一日のなかでも症状の変化があり、午前中は良いのですが、午後から悪
くなってきます。また、不眠や精神的ストレスがあったり、天候不順のときに調子
が悪く、抗生物質や筋弛緩剤などの薬剤の服用、感染症、月経、妊娠、出産などが
誘引となって症状が悪化します。
長引くと、休息しても筋力は回復せず、常に筋力が低下し、筋肉が萎縮すること
もあります。
検査と診断
筋力を増す即効性の抗コリンエステラーゼ剤を使用して筋力の回復を確かめたり
、筋電図による検査、また、甲状腺や胸腺の検査、免疫学的検査などが行われます
。
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O脚矯正と体(重症筋無力症)
原因
筋肉を動かすときは、脳からの指令を運動神経が電気的刺激として筋肉に伝えますが、このとき、神経の末端からアセチルコリンという物質が分泌され,筋肉の終板という点に作用して、筋肉の収縮運動を起こします。その間約一万分の一秒という短い時間で、不要になったアセチルコリンはコリンエステラーゼという酵素によって分解され、これで一回の伝達が終了します。
筋無力症は、このアセチルコリンとコリンエステラーゼの量的バランスが崩れたり、アセチルコリンの刺激に対して筋終板の感受性が鈍くなることにより、神経から筋肉への伝達が円滑に行われないためにおこります。
このような異常の原因は、胸腺やリンパ球の異常による自己免疫疾患ではないかと考えられています。
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2009年1月21日
O脚矯正と体(重症筋無力症)
若い女性に多い
どんな病気か
にんにくの疲労が異常に著しく、どんなに努力しても日常の動作が続けられなくなり、まひ状態におちいりますが、しばらく休息すると力が回復するという特異な病気です。
重症筋無力症の発生率は10万人に約三人で、厚生省の特定疾患(難病)に指定されています。10〜30歳代の女性に発病することが多く、高齢の男性におこることもあります。
O脚矯正と体(ガン性ミオパシー)
どんな病気か
各種のがんに合併して起こる筋障害ですが、原因はよくわかっていません。
肺がんの人の一部に、筋肉の脱力、疲れやすいといった筋無力症の症状が起こりますが、最初は力が出ないのに、同じ動作を続けているうちにしだいに力がでてくるという特有な症状がみられます。筋肉が硬くなって動かしにくい多発性筋炎の症状が、色々ながん患者におこることもあります。
2009年1月20日
O脚矯正と体(内分泌性ミオパシー)
どんな病気か
ホルモンの病気が原因で起こる筋肉の障害を、ない分泌性ミオパシーといいます。主に、次のような種類があります。
甲状腺中毒ミオパシー
バセドウ病に合併する筋肉の障害で、近位近の筋力が低下し、萎縮がみられます。
甲状腺中毒性周期性四肢まひ
バセドウ病に合併して現れる一時的な四肢まひで、日本人には比較的多いとされています。
眼球突出性眼筋まひ
バセドウ病の眼球突出に伴う筋障害で、眼球を動かす外眼筋が浮腫状になって痛みます。物が二重にみえる複視もおこります。
ステロイドミオパシー
副腎腫瘍が発生して副腎皮質ホルモンの分泌が過剰になったり、副腎皮質ホルモン剤を長期間使用したときにおこり、近位筋の筋力低下と萎縮をきたします。
治療
それぞれの原因となった病気を治療することにより、筋肉の障害も治ります。
O脚矯正と体(腸腰筋炎)
どんな病気か
腸部におこった急性化膿性筋炎で日本人に多いとされています。
皮膚の化膿症などの体の他の部位の感染症の原因となっているブドウ球菌が、血液の流れとともに腰部に流れてきて、感染を起こします。
高熱とともに、そけい部から腰部にかけて激しい痛みがあって、足を伸ばそうとすると痛みが増し、足を折り曲げると痛みが和らぐのが特徴です。
治療は、急性化膿性筋炎と同じです。
2009年1月19日
O脚矯正と体(急性化膿性筋炎)
どんな病気か
筋肉に細菌が感染して、急性の炎症を起こす病気です。
外傷による化膿や皮膚のできものをこじらせたり、関節炎、骨髄炎が筋肉に及んで起こる場合と、体のどこかの感染の原因となっている化膿菌が血液に乗って流れてきて、筋肉に侵入して発病する場合とがあります。
原因菌としてはブドウ球菌が最も多く、次いで連鎖球菌、肺炎菌があります。
一般に大きな筋肉に起こることが多く、寒気、震えとともに高熱を発し、おかされた筋肉が硬く腫脹して痛みます。その部分を圧迫したり伸ばしたりすると、激しい痛みが起こります。
また、この病気の一つに腸腰筋炎というの病気があって、症状に特徴があります。
治療
抗生物質を使用し、安静にして患部を冷やします。患部に膿がたまった場合は、切開して膿をとります。
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O脚矯正と体(糖原病)
はっきりした筋萎縮はなく、筋力もふだんは正常ですが、長時間運動を続けると筋力がなくなり、筋肉は硬く腫脹し、痛みを生じます。
また、手足を圧迫して血液の流れを止めると、筋肉の脱力と痛みが起こり、その部分の静脈を調べると、グリコーゲンの代謝によって当然産生され増加しているはずの乳酸が、増加していません。
治療
この病気に対する根本的な原因療法はなく、日常生活を工夫することと、鎮痛剤の使用で痛みを抑えることなどの対症療法が行われます。
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2009年1月18日
O脚矯正と体(糖原病)
どんな病気か
筋収縮のエネルギー源となるグリコーゲンの合成分解に関与する酵素が先天的に欠如している為に、筋肉が収縮するときに分解されるべきはずの糖質が分解されず、筋肉に蓄積する病気です。
糖原病にはいくつかの種類がありますが、中でもマッカーデル病が代表的で、筋ホスホリラーゼという酵素の欠損が原因で起こります。常染色体性劣性遺伝です。
O脚矯正と体(周期性四肢まひ)
治療
血中カリウム濃度の測定などで、どのタイプか診断されます。
低カリウム血性のときは、心電図により心臓への影響を注意しながら、血液中のカリウム濃度を高める薬剤などが使用されます。特に甘いものやアルコールの摂取を控え、カリウムを多く含む野菜や果物、水分を十分に取るようにします。
高カリウム血性や正カリウム血性のときも、病態に応じて、生活上の注意を正しく守りましょう。
いずれも場合も、過食や急激な運動を避け、心身のストレスを解消することが発作を予防します。
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2009年1月17日
O脚矯正と体(周期性四肢まひ)
正カリウム血性周期性四肢まひ
きわめてまれにしか見られないタイプで、カリウム濃度は正常です。
寒冷や長時間の安静によって発作が誘発され、麻痺の程度は重症です。
O脚矯正と体(周期性四肢まひ)
高カリウム血性周期性四肢まひ
きわめてまれで、血液中のカリウム濃度が高すぎて四肢麻痺が起こります。幼児期に発病し、運動後の休息時に発作を起こすことが多く、空腹、ストレス、寒冷なども誘引となります。
発作時間は一般的に短く、麻痺の程度も軽いことが多いようですが、筋緊張現象を伴うことが知られています。
2009年1月16日
O脚矯正と体(周期性四肢まひ)
低カリウム血性周期性四肢まひ
最も多い型で、男性に多く、年齢的には20〜40歳代によくみられます。日本では、甲状腺機能亢進症に伴って起こる場合が多いようです。運動のあと安静にしているときや、睡眠中、明け方に発作を起こすことが多く、腕と足の脱力がひどくて動けなくなり、全身に麻痺が広がります。血液中のカリウムが減りすぎると、心臓にも影響して不整脈や心停止をおこしたりするので、注意が必要です。
発作の誘引としては、前日の過食、特に糖質のとりすぎが考えられ、酒の飲みすぎ、激しい運動、精神的ストレスなども誘引になるとされています。
なお、副腎や腎臓の病気で、血中のカリウムが減少するために一時的に四肢麻痺をきたすことがありますが、これは症候性周期性四肢まひとよばれています。
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O脚矯正と体(周期性四肢まひ)
どんな病気か
急激に手足の力がぬけて、だらんと弛緩してしまう発作を特徴とする病気です。
多くの場合、数時間で発作がおさまりますが、数日間続くこともあります。筋肉の麻痺が長引くと、だるい感じや痛みが加わり、不安も強くなってきます。まひは手足から全身に広がりますが、一般に顔の筋肉や呼吸筋が麻痺することはありません。
この病気の原因や、麻痺が起こる仕組みについては、まだよくわかっていません。しかし、遺伝性の病気であり、血液中のカリウム濃度の変動に密接な関係のあることがわかっています。
発作中の血中カリウムの高低によって、次の三つの型に分けられます。
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2009年1月15日
O脚矯正と体(くびさがり病、ジェルリエ病)
頭痛、頸部痛、視力障害、めまい、眼けん下垂などが起こり、首の筋肉が麻痺して前へさがり、手足の筋肉も麻痺して動かせなくなりますが、しばらくすると自然に回復する病気です。
かつて、スイスで多発して有名になった病気で、日本では、青森県、岩手県、福島県の農村部での発病が知られています。
原因は不明で、過労や含水炭素(米飯など)の過食でおこることがあります。
治療法はないのですが、自然に回復し、後遺症が残ることもない心配のない病気です。
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O脚矯正と体(筋緊張症)
先天性筋緊張症(トムゼン病)
常染色体優性遺伝のものが多く、幼児期に発病します。全身性に筋緊張現象と筋力の低下が見られ、筋肉が肥大することも特徴とされています。
筋緊張と筋力の低下で運動機能が制限され、日常生活にも支障をきたすことが少なくありませんが、生命にかかわることは少ないとされています。
筋緊張性ジストロフィー症
常染色体優性遺伝で、発病は遅く、ふつう中年以降に症状が現れます。
筋緊張現象以外に、顔、首、手足の筋肉に萎縮が起こり、さらに前頭部の脱毛、白内障、インポテンツなどのホルモン異常や代謝異常を伴います。また、心臓壁を構成する心筋の障害や、知能低下が起こります。生命にかかわることはありません。
治療
この病気に対する根本的な治療法はありませんが、筋肉の緊張を和らげる為に筋弛緩剤やキニーネ剤が用いられるほか、痛みには鎮痛剤が使用されるなど、対症療法が行われます。
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2009年1月14日
O脚矯正と体(筋緊張症)
どんな病気か
一度筋肉を強く収縮させると、緩めるのに時間が掛かる現象を筋緊張現象といい、たとえば、強く握り締めた手を開こうと思ってもなかなか開かない、といった症状を示します。
また、この病気にかかっている人の筋肉をたたくと、筋肉に収縮が起こります。
この現象を特徴とする代表的な病気には、つぎのようなものがあります。
O脚矯正と体(先天性ミオパシー)
先天性ミオパシーは、筋線維の構造の変化によって、次のように分かれます。
ネマリンミオパシー
ネマリンとは糸くずの意味で、筋線維内に、ちょうど糸くずのようなネマリン小体というものが認められます。
セントラルコア病
筋線維の横断面の中心部に、ちょうどコアのような丸い形をした変性部が証明されます。
ミオチュブラール、ミオパシー
筋線維の中心部に核があり、これが胎児の筋線維にあるミオチューブに似ていることから、このような名前で呼ばれています。
治療
遺伝性、先天性に筋肉がおかされる病気であり、治療法は確立されていません。進行性筋ジストロフィーの場合と同じく、リハビリテーションが主体となります。
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2009年1月13日
O脚矯正と体(先天性ミオパシー)
どんな病気か
ミオパシーとは筋肉の障害のことです。先天性ミオパシーは全身の筋肉が萎縮する先天性のまれな病気で、遺伝します。乳幼児期に発病しますが、予後は必ずしも悪いものではありません。
この病気は、筋肉組織を構成する筋線維の、細かい構造上の変化が特徴で巣。したがって、筋肉組織の一部を採取して精密に検査することによってはじめて確定診断ができます。
今日は成人の日
今日成人式を迎えた人も多いのでは?
良い天気でよかったかも。自分は数十年前に迎えて、いつまでたっても大人?になりきれていない。
これから色々な人生、自分もまだこれから、精進精進!!
いろいろな事や色々な人に感謝して生きて生きたいと思った今日でした。
2009年1月12日
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
リハビリテーションが大切
治療
確実な治療法は今のところありませんが、筋肉を使わないと進行が早くなるので、日常生活はできるだけ自分でするなどの、体を良く動かすことが大切です。
特にリハビリテーションは重要で、残された機能をフルに活用して運動機能を最大限に保つ訓練や、筋肉の硬化や関節の拘縮、変形を防ぐ運動を続ける必要があります。
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
福山型先天性筋ジストロフィー症
常染色体性劣性遺伝でおこり、筋肉の萎縮は、生まれたときから始まることもあります。
進行は比較的遅いとされますが、顔を含む全身の筋肉が萎縮し、関節の拘縮もおこしやすいものです。また、この型では知能障害やけいれんを伴うのが特徴とされています。
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
眼筋型ミオパシー
まれなタイプで、常染色体性優性遺伝で成人期に発病します。
眼球を動かす外眼筋がおかされて麻痺し、眼球の運動障害、まぶたの下垂などがおこます。顔、首、咽頭、腕の筋肉が萎縮し、しゃべったり食べ物を飲み込むことがうまくできないなどの症状を伴う場合も少なくありません。
生命にかかわることは少ないものです。
2009年1月11日
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
遠位型ミオパシー
ミオパシーとは筋肉の障害をいいますが、これは遠位筋、すなわち手足の筋肉から萎縮が始まるタイプです。きわめてまれにしか見られず、遺伝形式や発病年齢も一定していません。
進行は緩やかで、予後も比較的良好とされています。
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
肢帯型
常染色体劣性遺伝で、男女いずれにもおこります。思春期(十歳代)ごろから発病し、遅い人では四十歳第に発病することもあります。はじめに腰の周りに筋力の低下、筋肉の萎縮が起こり、次いで肩や腕の筋肉がおかされます。
進行は遅く障害の度合いも比較的軽いので、運動機能はあまりそこなわれないですむ場合も少なくありません。
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2009年1月10日
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
顔面肩甲上腕型
常染色体優性遺伝で、男女ともにおこります。十歳から二十歳前後に発病し、顔の筋肉が萎縮する為に、表情が乏しくなり、目や口をしっかりと閉じることができない、口笛がふけないなどの症状が加わり、はなし方も不自然になります(ミオパシー顔貌)。
同時に、肩や腕の筋肉が萎縮して肩甲骨が突き出し、腕が細くなります。
筋肉の萎縮はさらに腰や足にもおよび、筋力がしだいに低下していきます。
進行は極めて緩やかなので、日常の行動には支障なく生活を送る人もすくなくありません。
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O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
ベッカー型良性筋ジストロフィー
遺伝形式や症状はデュシェンヌ型とほぼ同じで、症状も良く似ていますが、予後の良いタイプです。
発症が五〜二十五歳と遅く、病気の進行も極めて緩やかなので、天寿を全うすることができます。
2009年1月 9日
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
多くの場合、発症後約十年でたって歩くことができなくなり、手を突いて膝で歩くようになり、やがて車椅子の生活となります。
このころには関節の拘縮が進み、肩、肘、股、膝、足の関節などが曲がったまま動かなくなって、骨の変形もだんだんと強まり、脊柱の湾曲も目立ってきます。
やがて、座ることもできず、寝たきりになります。この型は予後がもっとも不良で、多くは二十歳前後で栄養障害や肺炎、心不全などを併発し、生命の維持が困難になります。
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O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
立ち上がりが困難になると、いったん手足をとこについてから膝を伸ばし、重心を後ろに移しながら、床についていた両手を足元から膝へと徐々に上へ移動させながら、ちょうど自分の体をよじ登るように、状態を起こしていきます。これを登坂性起立といいます。
ふくらはぎの筋肉が萎縮する為、歩くときは爪先立ちになって状態を少し後ろへそらし、腰を大きく揺らすようにして歩きます。また、仮性肥大の為に、ふくらはぎが太くなります。
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2009年1月 8日
O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)
筋肉が萎縮する遺伝性の病気
どんな病気か
筋肉が徐々に萎縮する難病で、厚生省の特定疾患に指定されています。遺伝性の病気であり、有病率は人口十万人に対し四〜八人といわれます。
この病気は遺伝形式、発病部位、進行の度合いなどから、一般に次のような形に分類されます。
デュシェンヌ形(仮性肥大型,悪性全身型)
最も多いのがこの型で、伴性劣性遺伝により男子のみに発病します。
二〜五歳の幼児期に発病し、はじめは歩き方が不自然で、転びやすいことから異常が目立ちます。また、立ったりしゃがんだりがうまくいかず、階段が上れなくなります。
続きを読む”O脚矯正と体(進行性筋ジストロフィー)”
O脚矯正と体(顎の役割)
ものを食べる時のもうひとつの重要な口腔内の役割に、舌を中心とした味覚があります。味覚の種類による刺激が唾液や胃液などの消化液の分泌に、深く関係しています。更に、大脳の食欲中枢を刺激して、食べたいという気持ちを起こしたり、ことに美味しいと感じるものを食べた場合には、気持ちを和ませることも確認されています。
尚,まだ歯が生え揃わない新生児や乳児の場合は、歯による咀嚼が出来ないので、母乳などの流動性のあるものを摂取する事になるわけです。
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2009年1月 7日
O脚矯正と体(顎の役割)
口や顎の重要な役割のひとつに、咀嚼(そしゃく)というものがあります。ものを食べる時に、上顎にたいして下顎を上下、あるいは左右に動かして、口の中に入れた食べ物を歯で噛み砕く運動の事を指して、咀嚼といいますが、食べ物を栄養として体内に吸収するための消化活動最初にあたります。
また、この咀嚼運動に伴って、口腔内にある耳下腺、舌下腺、顎下腺の三つの唾液腺が働いて、食物に唾液が混ぜられて、より咀嚼しやすい状態を作り出したり、飲み下す行為がしやすい状態に作られるのです。
この咀嚼運動では、顎の運動だけではく、舌から喉にかけての筋の緻密な動きや、両ほおの筋の微妙な働きが、それぞれ相互に連携しあって、食べたものを咀嚼しやすい形や位置に持っていく働きをしているのです。
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O脚矯正と体(顎骨腫瘍)
どんな現れ方か
はじめは歯肉やその近くの粘膜に小さな潰瘍、肉芽様の変化が生じ、次第に拡大します。しこりとして自覚されるようになる頃には顎下部や頚部のリンパ節に転移を起こし、硬く腫れていきます。
病気を治す
癌の一般的な治療を行ないます。手術は顎骨の切除、リンパ節の切除をします。
病気にきずいたら
口内炎などで潰瘍が出来る事もありますが、これらは1〜2週間で治ります。それ以上長く口内の潰瘍が治らない場合は、癌の疑いがありますので、専門医に見てもらうようにします。また、虫歯や合わない義歯などは、早めに治療したり、適合の良いものと交換したりする事が大切です。
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2009年1月 6日
O脚矯正と体(顎骨腫瘍)
顎骨がん(悪性)
どのような病気か
稀ですが、歯肉や顎骨のまわりの粘膜に潰瘍として発生し、顎骨を侵して行きます。発症はがんねんれいに多く見られますが、若年者にも発生することがあります。自然治癒はありませんから、放置すると増大し、転移を起こして死亡することもあります。
どうして病気がおこるのか
不明ですが、誘因として不適合な義歯を長年使用している場合が多いみたいです。その他として、虫歯の放置、口内不潔、喫煙なども上げられます。
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O脚矯正と体(筋肉の病気の治療の基本)
筋肉の病気には、進行が極めて緩やかで日常生活には支障のないものや、進行が急
速で致命的なもの、また薬物療法で治せるものがあります。
一般に、筋肉の病気は先天性、遺伝性、進行性のものが多く、治療の可能性も限
られていることが多くなります。リハビリテーションの進歩によって、筋肉の萎縮
、関節が固まって延びなくなってしまう拘縮や変形をできるだけ少なくし、残され
た筋肉の機能をフルに活用して生活機能を最大に保てるようにする訓練ができるよ
うになってきました。
また、生活動作を助ける為の補助具も色々と考案されていて、電動義手の開発な
どエレクトロニクスの応用も期待されています。
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2009年1月 5日
O脚矯正と体(筋肉の病気)
身体各部のうち、特に手足の付け根に当たる肩と腰には骨格筋が集中し、大型に
筋肉が幾重にも重なって、強力な運動が随意に行えるようになっています。これら
胴体に近い部分の筋肉を近位筋と呼び胴体から遠い部分すなわち手足の末端のほう
の筋肉を遠位筋と呼んでいます。
このうち、筋疾患は近位筋に起こりやすく、たったりしゃがんだりすることや、
重いものを持ち上げることがまず困難になってきます。
また、萎縮が進行して筋肉がやせ、自然な盛り上がりが失われます。そのため、
皮膚をとうして直接骨の輪郭が見えるようになります。時には仮性肥大といって、
萎縮した筋組織のの代わりに脂肪や繊維組織が充満してきて外見上は筋肉が肥大し
たように見えることもあります。筋肉に痛みがおこってくることもあります。
筋肉の病気には遺伝性のものも多く、家族歴や発症年齢、性別などが、重要な手
がかりとなります。
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O脚矯正と体(顎骨腫瘍)
どんな現れ方か
小さいうちは全く症状がありません。長年かかって顎骨を徐々に吸収して大きくなるもので、顎骨のう胞との鑑別が必要です。
病気を治す
手術して摘出したり、大きいものは額骨を切断して摘出し、その後に骨移植します。
病気にきずいたらどうする
顎骨切断、骨移植の手術の後は、食事傷害、顔の変形を起こす事もあるので、腫瘍が小さいうちに処置を受ける方が無難です。
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2009年1月 4日
O脚矯正と体(顎骨腫瘍)
良性と悪性に分けられます。良性は無痛性で顎骨中に徐々に拡大します。予後は良好です。悪性は顎骨癌が主で、粘膜の治りにくい潰瘍から始まります。大きくなると治療が困難になります。
エナメル上皮腫(良性)
どのような病気か
歯を作る細胞のひとつが腫瘍化して顎骨中に徐々に拡大していくもので、原因は不明です。下顎の臼歯部から後方に出来やすい傾向があります。
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O脚矯正と体(顎関節症)
どんな現れ方か
耳の前の痛みが多く、口を開く時に感じます。痛みの強い場合は、食事に支障をきたします。また口を開く時や閉じる時に、カックン、ポッキンなどの音を生じます。これは顎関節円板や軟骨などの異状によっておこるもので、痛みなどがなくても顎関節の病気を示すサインでスから、注意する必要があります。また、首や肩の凝りは、色々な原因によっても生じますが、顎関節の病気が関連している事もあります。
病気を治す
治療は歯科、口腔外科で、詳しい専門的な診査とその診断にもとづいておこないます。顎関節の病気ごとに、治療方法は多少異なりますが、非ステロイド系消炎剤の内服、あごへの負担を取るスプリントの使用,歯科的処置など共通した基本的な処置です、関節円板がずれているような場合は、特殊なスプリントを用いて整復しますが、整復の出来ない場合やキズの出来ている場合は、手術を行う事もあります。
病気に気付いたらどうする
予防法は、まだ確立されていませんが、健康なあごの状態を常に保っておく事が大切です。虫歯、歯槽膿漏、歯の欠損、不適合な歯科補綴物(金属、インレー義歯)などは、あごを損ねる原因になりますから、日頃からよく治療しておくことが大切です。上下の歯とそのかみ合わせが、正常の状態にあれば、顎関節は働きやすく、ずれたり負担が少なくてすみます。
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2009年1月 3日
O脚矯正と体(顎関節症)
どのような病気か
顎関節症とは、顎関節を構成する組織の異常によって生ずる様々な顎関節の病気を総称したものです。したがって顎関節の特定の病気を示す病名ではありません。慢性の顎関節炎、顎関節内症、変形性顎関節症などの症状が、お互いに良く似ているので、詳しく調べて鑑別できるまで、とりあえず顎関節症としての総称です。あごの筋や靭帯の病気を含む場合もあります。
どうして病気がおこるのか
原因はまだよく分かっていない点も多いのですが、かみ合わせの異常や一方に偏った咀嚼は、関節に異常をきたすものとして知られています。かみ合わせの異常については、かみ合わせに高低のある金属冠やインレーなどの装着、乱杭歯、あごに良くあっていない義歯、歯槽膿漏でぐらぐらしているは、はの欠損などがあります。歯ぎしリも原因の一つになる事があるので注意したいものです。
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あけましておめでとうございます
あけまして おめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
一月の営業は、4日日曜日からの営業となります。
2009年1月 2日
O脚矯正と体(筋肉の病気)
肩と腰の筋肉がおかされやすい
筋肉には、内臓諸器官の内空壁を構成する平滑筋と、骨に付着して運動機能を果たす骨格筋とがありますが、ここでは骨格筋の障害です。
人間の体には四百数十のの骨格筋があるといわれ、骨格筋の重量は、成人男性の場合、体重の約五十パーセントを占めます。それぞれの骨格筋は、顕微鏡で見える程度の細い線維(筋線維)からなり、その数は、骨格筋全体ではおよそ二億五千万にもなります。
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O脚矯正と体(好酸球性肉芽腫)
どんな病気か
骨内に、単発性または多発性に骨破壊が起こる病気で、組織を採取した病理検査では、組織球と呼ばれる細胞や白血球、特に好酸球が出現しています。原因は不明です。
10歳未満の学童に多い病気で、頭蓋骨、大腿骨、肋骨、鎖骨などのほか、脊椎に発生することもあります。
痛みを持って発病することが多く、時に腫れやねっかんを伴うこともあります。
治療
骨破壊を起こした部位の切除、副腎皮質ホルモンの使用、放射線療法などを行いますが、時に単発性だったものが多発性になることもあります。
この病気自体は良性で生命に危険はないのですが、この病気と類似した病気であるレッテラー、ジーベ病は死亡率が高く、ハンド、シュラー、クリスチャン病も治りにくい病気です。
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